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カルチャー

「カジュアル系」古着入門(男性編)

2年前閲覧 1,009

皆さんは古着に対してどんなイメージをお持ちですか?

古着には安さや個性的な物、更にジャンルを問わずたくさんの洋服と出会う事のできる良さがあります。

おしゃれさんがよく古着を活用しているイメージもありますが、この記事では初心者の方向けに古着着の魅力や購入する際の注意点・おすすめアイテムなど、カジュアル系の古着入門を解説していきます。

古着の魅力とは?

今日に至るまで様々なファッションがトレンドになっていたり、ファストファッションではコラボ商品などが多数販売されています。

物が溢れている現代において、古着の魅力とはどのようなものがあるのでしょうか。

それぞれ解説していきます。

流行に関係ない為、ファッションに個性が出る

ファッションには年代によって流行りのデザインやスタイルがあり、それぞれ特徴が表れているものです。しかし古着は過去に流行った物などがラインナップされるので、流行に関係なく好きなデザインが選ぶことが可能になるんです。

流行に流されないファッションコーディネートをすることで、おしゃれをする楽しみがより深みが出てくるのです。

1点モノなので他人と被らない

流行に関係ない商品が陳列されるのが古着の特徴なので、トレンドを推したショップでは無いアイテムがたくさんあります。

ファッションビルに入っているショップでは、その年のトレンドを加味した商品構成になっているので、ブランドは違えどなんとなく似たデザインの商品が店頭に並び、購入してみたら友達が似た商品を持っていてファッションが被ってしまうという経験をした方もいるのではないでしょうか。

そういった点がほとんどないのが古着の魅力のひとつです。

レア物アイテムが手に入る

ファッションは人気商品であったとしても素材やパターンなどの変更によってデザインが変更することがよくあります。それにより、過去に販売していたものが手に入れることができなくなる為、商品の価値が上がり値段が高騰したりします。限定生産の商品なども同じことです。

古着と言っても商品の状態が良い物も中にはあるので、それを見つけるのも醍醐味と言えるでしょう。

古着購入の際に注意するポイント3つ

古着の魅力がわかってきたところで、実際に古着を購入する際の注意点を解説していきます。これらを知っておく事で良い古着を購入する判断が出来ます。

シミ・汚れ

古着は新品と違い、元々は誰かが着用していたものなので状態によっては「シミ・汚れ」が付着していることがあります。店頭に並ぶ前にクリーニングはしていますが、落ちきれていないこともあります。

ほとんどのショップではタグに商品の状態が記載されていますが、購入するまで気がつかなかったという事が無いようにしっかりとチェックしておきましょう。

キズ・ほつれ

「シミ・汚れ」と同様にチェックしておくべきポイントになります。ダメージ加工のようにあえてキズやほつれを施してある商品もありますので、物によっては味が出てよりおしゃれに見えたりもします。

キズがあったとしてもあまり目立たないようであれば納得の上で購入しても問題はないでしょう。ほつれの場合、状態によっては洗濯のたびにほつれがひどくなるケースもあるので自分で縫製ができれば処置しておきましょう。

毛玉

古着の中でもトレーナーやニット素材は毛玉が付いてしまっている事がよくあります。毛玉は洗濯や着用時に繊維同士の摩擦によって絡まってしまった時に出来る状態を指します。

そのままにしてしまうと見た目がチープな印象になってしまいますが、毛玉取りで処理をすれば綺麗になりますので気に入ったアイテムであれば自分で毛玉取りをしてみましょう。

サイズの確認

古着は国産の物から海外の物まで多数ラインナップされており、国やブランドによってサイズ表記が同じでも寸法が全く違います。

着丈や身幅などの寸法は各ブランドのサイズ設定によって決まっているので同じMサイズでもバラつきがあるのを頭に入れておきましょう。

ちなみに「S・M・L」のアルファベット一文字のサイズ表記は日本しかありません。アメリカでは「small・medium・large」、ヨーロッパでは「46・48・50」といった数字表記もありますので、気になった商品があったら試着しておくのが良いでしょう。

ニオイ

古着はいわばリサイクル品なので、古着屋さんで販売されるまでに一度クリーニングを施している事がほとんど。しかし古着の独特の臭いが苦手という方もいると思います。その臭いの原因は石油系溶剤のドライクリーニング臭になります。

気になる方は自宅で洗濯をすれば基本的に臭いは無くなるので実践してみましょう。また重曹でつけ置きをすると消臭効果もあるので試してみてください。

新品で買うより安くておしゃれな物がある

せっかく気に入ったアイテムでも他人と被ったらテンションが下がってしまいます。その点古着の場合は個性的な自分好みのコーディネートもしやすく、流行に流されない事がとてもポイントになります。

最近注目されているオーバーサイズ系のアイテムなんかも古着屋に行けば販売されていたりします。トレンドは何年かの周期で回ってくるものなので、意外と古着屋で探せば目当てのものがあったりしますし、デザインもおしゃれな物があるので是非チェックしてみてください。

まずは1点だけファッションに取り入れよう

とはいえ、まずどのアイテムを購入したらいいのか分からないという方には手が出しやすいTシャツやジーンズをおすすめします。

Tシャツはデザインが気に入れば、あとは自分に合うサイズかどうかだけでコーディネートが出来るので初心者でも悩まず購入ができるでしょう。

さらにジーンズに至ってはスキニーなどの細身からバギーやサルエルなどのゆったりサイズなど幅広くラインナップがあり、トップスとの相性が悪い物があまり無いので基本的に失敗しにくいジャンルになります。

きれい目系なら細身・ストリート系ならゆったりサイズを購入してみましょ

う。どちらもTシャツと合わせればカジュアルな雰囲気になりますよ。


失敗しない!初心者におすすめの古着アイテム

古着にはたくさんの商品がありますが、入門アイテムとして一体どんなものを購入すれば良いのか解説していきます。

カットソー

春夏秋冬で使用する機会の多いカットソーは、購入アイテムとして取り入れやすい物になります。カットソーの中でもコーディネートがしやすくインナー要素でも活用できる物をご紹介します。

・バンドTシャツ

古着カットソーの中でもよく販売されているバンドTシャツは海外のミュージシャンのロゴやバンド名などがプリントされており、デザインもカッコ良い物がたくさんあります。

1980年代に活躍したアメリカのロックバンド「ガンズ・アンド・ローゼズ」のTシャツはスカルデザインがとてもインパクトがあります。

・キャラクターTシャツ

キャラクターTシャツはその可愛らしさがファッションにアクセントを出してくれます。古着屋さんにはミッキーマウスやマーベルのスパイダーマンなど、アニメキャラクターのTシャツがよく見受けられます。ワーナーブラザースのアニメ「バッグス・バニー」は可愛すぎないデザインなので男女共にとても人気のあるキャラクターです。

・プリントTシャツ

古着屋さんに並んでるプリントTには珍しい物がたくさんあります。こちらはアメリカのプロレス団体WWEの元プロレスラーのストーン・コールドのTシャツです。

存在感のあるプリントTはプロレスの事が分からなくても知ることが出来、購入できるのが古着の良いところです。

ミリタリー

ファッションとミリタリーはとても関連性が強く、軍人が使っていた物が由来になっているアイテムが非常に多いんです。PコートやMA1などがそれに当たります。

したがって、当時のミリタリーアイテムやレプリカなどが店頭に多く並んでいます。

・軍パン

軍パンはカーキやベージュ系のカラーが多く、サイドポケットが付いている物もあります。特に当時物の軍パンは希少価値が高く、ヴィンテージ品として古着ファンから愛されています。

中には安価な物もあり、ジーンズやチノパンと同じくらい定番のアイテムなので持っていて損はないでしょう。

・ミリタリーシャツ

軍服のようなデザインで春や秋のアウターとして使用しやすいアイテムです。長袖だけではなく、半袖の物も販売されているので夏にも大活躍のアイテム。ジーンズとの相性も抜群です。

・アウター

MA1はもともと空軍のフライトジャケット用に開発されたもので、内側のオレンジ色は戦闘機が墜落や脱出した際にパイロットが裏返に着用して救出されやすい用にするための物。

インナーにはカットソーやシャツ・パーカーなどと汎用性が高いのが特徴。他にもモッズコートやN-3Bなど、ミリタリーアウターは多数あります。

デニム

作業着の定番アイテム「デニム」は、もともとは作業着。リーバイスやエドウィン・ラングラーなどの有名な物からノーブランドまで幅広くあります。

カジュアル系アイテムの中でも王道として位置づけられており、とても活用しやすいもの。

・ジーンズ

色の濃淡がさまざまではありますが、基本的に夏には色が薄いものを冬には濃いめのものを着用するのが良いでしょう。トップとの相性が悪いものがあまり無く、購入しても失敗しにくいアイテムと言えるでしょう。ただしサイズ感に関しては好き好みがあるので購入前の試着は必ずしておきましょう。

・Gジャン

ジーンズ同様にファッションの定番アイテムの一つ、春先はインナーにカットソーやシャツ・秋にはトレーナーやパーカーとの重ね着がしやすいのが特徴です。最近では動きやすいストレッチ素材の物もあるので伸縮の有無のチェックもすると良いでしょう。

・デニムシャツ

男女ともにファッションアイテムとして人気のデニムシャツは昔から古着やストリートファッションによく取り入れられていました。着用するだけでおしゃれに見え、ジャストサイズからオーバーサイズなど、サイズ感によってスタイルが変えやすいのがポイント。色の濃淡でもかなり雰囲気が変わるので、2・3着あっても良いアイテムです。

トレンドスタイル

最近のトレンドアイテムとしてショートパンツを活用したスタイルが散見されます。海外では若年層だけでなく4〜60代でもショートパンツを活用されています。

また、KEEN(キーン)やTeva(テバ)・SUICOKE(スイコック)のようなスポーツサンダルも人気があり、足へのホールド感や濡れても問題が無いことから、キャンプなどのアウトドア時に定番になっています。

まとめ:古着は、掘り出し物を見つけられる「宝探し!」

古着には新作が無い代わりに商品の入れ替わりがあり、どのタイミングで掘り出し物が見つけられるのかは自分次第です。

新しい商品が入荷したら小まめにチェックすることで、自分好みの古着を見つけられるかもしれません。あなたも古着で宝探しをしてみませんか?


エディター : コウラ

twitter.com/koulaula

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