古着の定番「Levi’s 501」 サイズで魅せる着こなし方 supported by SAUCE
古着初心者から上級者まで、いつの時代でも大人気デニムブランド、Levi’s。1829年にリーバイ・ストラウスによって創業され、今や知らない人はいないデニムブランドであるが、当初は金鉱で働く人のために作られたキャンバス生地のワークパンツであった。
その後、素材はデニムに変更されジーンズと化していくのだが、初めて商品にロットナンバーが付けられたのが「501」である。501は、レギュラーストレートと言われる太ももから裾にかけてストレートなシルエットが特徴。また、フロントはジッパーではなく、「ボタンフライ」と言われるボタン式の着脱という部分も501のアイコンの1つ。
そんなジーンズの原点とも言われるLevi’sの501の、サイズで魅せる着こなし方を原宿にある古着屋「SAUCE」のバイヤーさんに教えていただきました!取材させていただく中で、1サイズ変えるだけで、こんなにもガラッと雰囲気が変わってしまうとは正直驚きでした。これからのデニム選びのために、是非参考にしていただければと思います!
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「SAUCE」さんでもたくさんのデニムの取り扱いがありますね!何かデニムに対しての思い入れはありますか?
バイヤーさん:私の両親がずっとデニムを履いていたので、昔からデニムが大好きです。なので小さい頃から着こなしかたについては、口うるさく言われていました。特にサイズの選び方について細かく教育された気がします。
SAUCEではLevi’sの501を中心に取り扱っています。他のブランドも取り扱っていますが、やっぱりデニムといえば!のLevi’sはお客様からの希望も多いので沢山仕入れています。まずLevi’sから履いてみて、そこから違うブランドを試してもらうための入り口にもなってほしいなと思っています。
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デニムのサイズ選びって難しいと感じるのですが、「SAUCE」さんではどのようにお客様に提案されているのですか?
バイヤーさん:そうですね、一緒に「良い一本を見つけよう!」という感じでたくさん試着してもらっています。多くて10本とか履いていただいて、その一本を見つけるまで履き倒してもらっています(笑)
是非、来店していただいてお気に入りの一本を見つけて帰って欲しいです。
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この記事を読んでくださっている皆様にも、サイズを選ぶ際に参考になるポイントを教えてください!
【ジャストサイズの着こなし方】
* 150cm
ジャストサイズは食べ放題にはいけないくらいに、ウエストがぴったりになってきます。合わせるトップスは、チビTやタイトなものをもってくると今っぽいスタイルになります。トップスはインして、ボトムスをメインに見せるように履いて欲しいなと思います。
150cmの方のジャストサイズは古着の中でも、一番数が少ないので見つけたら即買いをおすすめします!
ジャストサイズは丈もぴったりなので、裾を折らずに履けてかなり脚長効果があります。スニーカーに合わせても可愛いのですが、夏はこのように厚底のサンダルとかを合わせるとよりスタイルがよく見えるので、是非試してみてください。
* 160cm
古着なのでウエストはピッタリでも、レングスが長いものもあります。このように、余った裾をサンダルと一緒に結んでしまうと可愛くみせてあげることができます。
ベルトをしなくてもウエストで止まるので、ベルトループに通せないくらい太い飾りベルトを付けるのも面白いと思います!
* 170cm
これはジャストサイズの中でも、ケミカルウォッシュの501です。ケミカル自体は、最近すごく人気があるという訳ではないのですが、ジャストサイズのデニムと、今流行っているチビTとを合わせて履くと今っぽいスタイルになります。
このように足元をヒールにすると、女性の体のラインがより強調されて大人っぽく着こなしてもらえるかと思います。
【1サイズオーバーの着こなし方】
* 150cm
ワンサイズオーバーだと裾が少し長くなってくるので、ロールアップを楽しんでいただくことができます。ただ折るだけでなく、このように一回折って次はわざと少し斜めに折ってみています。これは、ジャストサイズだとできないスタイルですね。
ウエストは少し緩いので、写真のようにサスペンダーであげて落ちてこないようにしています。
* 160cm
こちらもレングスが長めなので、先ほどとは折り方を変えて裾をくるくるとして、サンダルに合わせて足首をみせています。足首をみせると、脚の一番細い部分がみえるようになるので、ワンサイズオーバーと足首の細さででスタイルがまたよく見えます。
シャツはわざと後前逆に着ているのですが、後ろだけを飾りベルトの上からチラッとだすと抜け感があってとても可愛いです。
* 170cm
ワンサイズオーバーも、まだ細身に見えますし、ジャストサイズよりは少しウエストに余裕があるサイズ感です。
冬場にスウェットやセーター系をインしたいという方は、ワンサイズオーバーぐらいまでならインしていただけるかなと思います。
こちらもレングスが長めなので、サンダルに合わせて折っています。
【2サイズオーバーの着こなし方】
* 150cm
2サイズオーバーになってくると、脚のラインがちょっと太めにでてきます。
2サイズオーバーくらいまでは、ベルトを入れなくてもまだ腰で止まっているサイズ感ですがこれ以上のサイズだと、ベルトが必要になってくるかと思います。
150cmの方だとレングスはかなり長くなってきてしまうので、このくらい思いっきり折り返してしまってもいいかなと思います。むしろ、そういうデニムなのかってくらいで、通常の2倍くらいの幅で折り返してしまっていいと思います。
* 160cm
レングスの長さはロールアップするだけでなく、このようにブーツインしても可愛いです。これはウェスタンブーツにインをしているのですが、デニムをクシュっとさせることによってそこにまたデザインがでてくるかと思います。
ベルトもウェスタンブーツに合わせて、ヴィンテージのレザーのベルトを付けています。
最近、SAUCEでも推しているのが写真のように、後ろだけベルトループに通さないでタックインも後ろだけ出す着方です。ここにレイヤードを持ってきてあげることによって、お尻のサイズが大きい部分よりも目線を上にもってきてあげる効果があります。
* 170cm
このサイズになると、そこまでピタッとしていないので、トップスは肌が見える服などを持ってくるとバランスがいいと思います。
ウエスト周りが気になる場合は、ベルトでこのように隠したりアクセサリーをつけると気にならなくなりますよ!
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ありがとうございました!今回は、ジャストサイズ〜2サイズオーバーの着こなしかたを教えていただきましたが、こうやって見比べてみると1サイズ違うだけで全くサイズ感や雰囲気が異なってくるんですね。
特に、古着だと色褪せやダメージ感も一本一本異なってくるので、試着をして自分に似合う一本を探しだすことが大事なんですね。
皆さまも是非、自分だけの一本を探してみてください!
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エディター : Ryoka
フリーランスライター。普段は、不動産tech企業のカスタマーサクセスに従事している側ら、大好きであるファッションや、カルチャーについての取材やインタビューを行う。
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フォトグラファー : 白永崇大
ファッションスナップを中心にアーティスト写真、ライブフォトなどを撮影する傍ら、YouTubeチャンネルのカメラマンを担当するなど多岐に渡って活動中
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