【BeezeN】文化服装学院の現役学生たちによる古着ブランドのPOPUPをリポート♪
国内外で高い評価を受け、長い歴史を誇る服飾・ファッション専門学校の文化服装学院。
そんな文化服装学院 流通科2年リテールプランニングコースの学生が毎年、授業の一環として企画・ 運営・販売をおこなうショップ企画(通称『RE・TENT』)に取り組んでいます。
今年の2年生の学生達によるショップは全部で21ショップ。
その21ショップの中に、なんと古着屋を運営するグループがあるとのことで、10月24日まで渋谷ヒカリエの8階イベントスペースで開催されていたポップアップ『RE・TENT for generation Z 』に行ってきました♪
8人の学生が運営している古着ブランドの名前は『BeezeN(ビーゼン)』。
BeezeNの店長の文化服装学院 流通科2年生のNagisaさんにお話しをうかがいました♪
古着ブランド『BeezeN(ビーゼン)』のコンセプトを教えてください!
Nagisaさん:”自分色に染める”、というのがコンセプトで、デニムの古着を中心に扱っています。
昔から多くの人に愛されるアイテムのデニムを軸に、たくさんのファッションを楽しんでもらいたい!というのがコンセプトに込められた思いです。
商品はどのように仕入れられたのでしょうか?
Nagisaさん:仕入れは都内の古着屋さんをまわったり、神奈川県にある古着の卸倉庫にも行きました。
なんと!卸倉庫にも足を運ばれているとは。お知り合いがいたとかですか?
Nagisaさん:全然!!!ゼロから自分達で調べて、連絡して、業者として予約させていただきました。
学生さんではありますが、完全にリアルビジネスですね!デニムを選ぶ基準やこだわりはありますか?
Nagisaさん:10代から20代の学生さん、古着を好きな人をターゲットに想定しているので、お財布に優しいリーズナブルな古着商品を選ぶようにしています。
なので、まずは予算、あとはサイズ感とか、リーバイスなど人気のブランドを揃えました。
デニムと合わせたファッションを楽しんでほしいとのことですが、デニム以外のアイテムのこだわりは何でしょうか?
Nagisaさん:グランジ・ヒッピー・ストリートの3ジャンルの古着を扱っています。
それぞれ、昔からジャンルとして歴史がありその魅力をもっと伝えたい!と思ってこのジャンルを選んで仕入れるようにしています。
「今日、履いているこのデニムもBeezeNで買ったものなんですよ!Levi’s 501の赤耳なんです!自分で履いてみて、え!やばい!かわいい♪と思い買っちゃいました♪」
「このアウターはDickies (ディッキーズ)です。とても状態が良くてストリートスタイルが決まります!今回のポップアップ用の販売アイテムです。」
仕入れるアイテムの最終決定はどのようにされているのですか?
Nagisaさん:私達グループメンバー自ら足を運んで一着一着見て、良いアイテムが見つかったらLINEグループに写真を送って、メンバーみんなで決めています。
メンバーから”ちょっといまいちかな”、という反応だったら次のアイテムを探しに行きます。
それでも1日に2-3着くらいしか仕入れることが出来ないんです。
コンセプトに合うものを見つけるのが本当に大変でした!笑
でも、かわいいアイテムが見つかったときは本当に嬉しくて、これはお客様は絶対好きでしょ!というアイテムを売ることが出来るのが幸せです。
本当にプロの古着屋さんの動き!その経験を学生で出来るって素晴らしいですね。BeezeNはいつ頃から準備をされたのでしょうか?
Nagisaさん:2年生に進級してすぐに、自分がやりたい企画をみんなの前で発表しました。一人ひとり発表をして、その中で自分と同じような考えを持っている人に声をかけてグループを作っていく流れです。
そして、メンバーが決まったら、コンセプト、ターゲットを絞り、ECショップの立ち上げとこのポップアップの準備スタートです。
【BeezeNのECショップ】
ポップアップ終了後もECショップでBeezeNの古着アイテムを購入できます♪
※2021年11月12日まで。
https://vintage.city/users/190455
学生の皆さんの全21ショップがそれぞれECを立ち上げていてすごいなと思いました。苦労はありましたか?
Nagisaさん:いっぱいありすぎて。笑
私達は古着なので在庫数がとても多いんです。しかもアイテムが1個1個が違うので、商品の写真をそれぞれ撮影して、商品説明の文章を入力するにも時間がかかります。全商品違うので。笑
ECで販売するのと、実際にポップアップでの販売・接客に違いはありましたか?
Nagisaさん:古着は写真の画像だけではどうしても素材感が伝わりにくく、接客していて思ったのは実際に触れて、見て、合わせていただいた方がサイズ感もわかり手に取りやすいようです。
また、今だとLGBTQとか性別の垣根を越えた!じゃないですけどより自由になってきていて、古着はその自由と同じく、男女誰が着ても楽しめるユニセックスで着られるのが魅力だと再認識しました。
このポップアップ”Retent”を終えて、Nagisaさんが今後していきたいことはありますか?
Nagisaさん:文化服装学院を卒業する来年春頃には、自分の古着ブランドを立ち上げてECサイトで販売していきたいなと思っています。また、モデルの活動もしているので古着ビジネスとモデルを同時進行で取り組んでいきたいです!
NagisaさんのInstagram: @adkmin_n
【BeezeN(ビーゼン)】
自分色に染める
used × vintage × original
文化服装学院の8人の学生が運営しているブランド
私たち『BeezeN』では、デニムを軸にして様々なコーディネートを楽しんでほしいという
思いを込めて、デニムを通してそれに合ったグランジ・ヒッピー・ストリートの
トップスから小物まで古着商品を取り揃え、様々なファッション提案を行います。
お財布に優しいリーズナブルな古着商品からLEVI'S 501などの
vintageの商品まで幅広く取り揃えております。
みなさま1人1人がBeezeNを通して自分色に染め上げ、
コーディネートの楽しさをもっと感じていただけたら幸いです。
ECショップ:https://BeezeN.base.shop
Instagram:@beezen_used
エディター:上月マキ
Twitter:https://twitter.com/__maki_k
Instagram:https://www.instagram.com/__maki_k/
フォトグラファー: Kengo Hanada
2021年に結成されたクリエイティブチームFKTEYの映像作家としても活動
instagram:https://www.instagram.com/ken4696/