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カルチャー

CONVERSE “永遠の定番”

2年前閲覧 965

RAGTAGスタッフもお客さまと同じくらいファッションが大好き。

このコーナーでは、豊富なファッション知識を持つバイヤーたちが、

自ら偏愛するブランドやアイテムをご紹介します。

私の好きなブランド、あのアイテム

CONVERSE “永遠の定番”

バイヤーのファッション偏愛

渋谷店 KUZE

私の[CONVERSE(コンバース)]遍歴

私の“First CONVERSE”は高校生のころです。

当時は正統派のローファーに紺ソックスか個性派のスニーカーにルーズソックスという2種類の女子高生しか学校にはいませんでした。

私は、その中でもさらに個性を出したくて、カラーソックスにルーズソックスを重ねてカラフルに制服をコーディネート。

その高校時代に履いていたのが[コンバース]のワンスターでした。

星のマークが特徴の定番デザインで、カラフルなカラーバリエーションやスエード、レザー素材があり、丈夫で毎日履いても飽きませんでした。また、当時は地元の古着屋さんでよく買い物をしていて、[コンバース]もそこで自然と集めるように。

服飾の短大に進んでからはハイカットがマイブームになり、古着にハイカットのチャックテイラーを合わせてコーディネートする事が多くなりました。

ちょうど雑誌の「zipper」の絶頂期で、わたしもゴリゴリの古着っ子。当時のファッションはロリータやパンクスタイルが人気でしたが、私はハデハデなシノラーのような恰好をしていました(シノラー:篠原ともえさんの格好を真似したファッションの事です)。

洋服がごちゃごちゃしているのでシンプルな靴を選ぶことが多く、[コンバース]がここでもまた大活躍。

色は白か生成りカラーの出番が多く、毎年買い足すぐらい毎日履いてました。

[コンバース]の魅⼒

[コンバース]の魅力はたくさんあります。

トレンドに左右されることの無いデザインということ。

長く履き続けることで履きクセや色褪せが出て自分仕様のデザインになっていくこと。

どんなブランドにも合わせやすい形とカラーが豊富なことなど、他にもまだまだあります。

結局は、どんな人にもコーディネートしやすく、履きやすいということが、世界中でも愛されている理由ではないかと私は思います。

傷んで履けなくてもインテリアとして飾れるくらい、古い物にも価値があります。

お部屋の雰囲気が出るので、コレクションされている方も多いのではないでしょうか。

時が経てば経つほど価値が上がるのも[コンバース]ならではで、私が持っている[コンバース]もほとんどが80年代と90年代のアイテムです。80年代の特徴は前が狭く、前方にステッチが施されていて、インソールも厚くて履き心地が良いです。

90年代のアイテムは履き心地をそのままに、前方のステッチが無くなり、スッキリとシンプルなデザインに。

また柄や素材も豊富になり、沢山のカラーバリエーションでおしゃれがしやすくなりました。

履き方のこだわり

どの[コンバース]にも統一してこだわっているのがサイズ感とヒモの締め方です。

セレクトショップなどで買う時はサイズが豊富ですが、古着屋さんでは1点物が多く、なかなか自分サイズに出会えません。

そこで、あえて大きめのメンズサイズを購入して紐をギチギチに締めて履くのが私流。

また、紐の通し方にもこだわっていて、穴の上から通す「オーバーラップ」という通し方で統一しています。

購入時にオーバーラップになっていない紐は家に帰ってわざわざ結び直しています。

基本的な結び方でもありますが、紐が緩みにくく、しっかりとホールドされるのが特徴です。

コンバースコレクション

まずは90年代のレオパード柄のハイカット。

個人的にレオパード柄が好きで、レオパード柄を見るとつい買ってしまうほどです。

シンプルな洋服にはポイントになりますし、柄やカラーのアイテムに合わせてもアクセントになり重宝しています。

紐が切れてしまったのでポリ紐を使っていますが、本来は綿素材の平紐と言われるものが使用されています。

サイズがちょっと小さいのですが可愛いので我慢していつも履いています。

こちらは迷彩柄のハイカットシューズ。

1970年代後半から1980年代前半にかけて発売されたモデルです。

左右でステッチが違うところが珍しく、運命的な出会いを古着屋さんでして即買い。

当時の工場はチェックがあまく、本来は左右対称で販売されていますが、稀にこのように左右のデザインが微妙に違っていてもそのまま販売されているケースが多かったようです。

[BEAMS BOY(ビームスボーイ)]別注のネイビーのジャックパーセルです。

トゥ部分のライン、通常「スマイル」と呼ばれるデザインが可愛くて、丸みのあるシルエットが好みです。

カラーソックスに合わせてよく履いています。今では当たり前になった別注シリーズの一つで、他にもメイドインジャパンモデルや、セレクトショップのカラー別注や昔のモデルの復刻など様々です。

[コンバース]のおすすめコーデポイント

コーディネートに[コンバース]を選ぶポイントは、スカートやワンピースにはハイカットを、デニムなどのパンツにはローカットを合わせるのをおすすめします。

スカートなど広がるデザインにはボリュームがある足元がポイントになり、パンツなどかかとまで長さがあるアイテムにはすっきりとしたローカットで全体のバランスをとっていただけます。

白か生成りはとても合わせやすいですが、ご自身の雰囲気に合わせて、たくさんのカラーバリエーションやモデルからお気に入りを見つけるのも楽しいですよ!

渋谷店 バイヤー KUZE

「2006年入社、渋谷店一筋。古着やリメイクなど1点物を集めるのが好きで休みの日には古着屋を巡ったりもしています。

プライベートでは4歳の女の子のママで、毎日走り回ってます。

自然とスニーカーや動きやすい服装が増えましたが、おしゃれに妥協せずにこれからもファッションを楽しんでいきたいと思います。

将来は子どもと一緒におしゃれをして雑誌のスナップとかに載りたいなと秘かに思ってます!笑」


引用元 : RAGTAG

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