【(jeudi)】親しみやすい距離感がツボ!アットホームな東横線元住吉の古着屋
ご夫婦でお店を営む東横線元住吉駅にある古着屋「(jeudi)ジェンディ」。アメリカより仕入れたビンテージアイテムを中心に、ジャンルを問わず幅広く取り扱っている古着屋です。早速お邪魔してみましょう!
(jeudi)は、オーナーであるBOSSと奥様のYUKIさんのお2人で切り盛りしています。こじんまりとした店内には、アメリカから仕入れたVintageアイテムがぎっしり!お2人にお話を伺いました。
店名は読み間違えから誕生?ユニークな店名には愛が詰まっていた
お店をオープンさせたのはちょうど4年前。店名は、別のお仕事をされていたお2人の休日が木曜日だったことに由来しています。
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店名の由来は?
YUKIさん:「フランス語で木曜日は何と読むんだろう?と検索したことろ、“ジェンディ”が最初に検索したときに出てきたんです。調べると本当は“jeudi”は、“ジュディ”と読むんですね。ですが、お互い“ジェンディ”でしっくりきてしまったので、そのままジェンディという店名にしました。実は、店名の()カッコも曜日を意識しているんです。
(木)と書きますよね!なるほど!お互いのお休みの日で特別な曜日、木曜日を店名にしたのが素敵です
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古着屋を始めた経緯は?
YUKIさん:「もともとネットでセレクトショップをやっていましたが、なかなか思うようにいかなくて。そんな時、セレクトショップの店員だったBOSSの知人からPOPUPをやろう!と声をかけていただきました。そのとき目の前にいるお客さんと接客しながら服を売るのが楽しくて、店舗を出そう!と決意しました。」
なんと、POPUP期間中にお店を契約したというスピーディな流れで誕生したのだとか!
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なかなかの決断力!どうして元住吉に?
YUKIさん:「私の地元なんです。下町っぽい雰囲気があるので、最初セレクトショップをしていたのですが、古着の方がこの土地に合ってると感じて、古着屋になりました。もともと私が古着が好きだったのもあります!」
価格は控えめ!普段使いできるような古着を展開
店内には所狭しとたくさんのアイテムが陳列されています。
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店内の陳列方法で工夫していることは?
YUKIさん:「あえてメンズとレディースのエリアを限定せず、バラバラ配置にして全体を見ていただけるように工夫しています。1枚でも多く商品を見てもらえるように心がけています。」
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セレクトしているアイテムにこだわりはありますか?
YUKIさん:「こだわりがないのがウチの良さなんです笑!そのときのフィーリングを大切に、夫婦それぞれの趣味でバイイングしています。」
日常使いできるような価格帯に設定して、気兼ねなく買った古着を愛用してほしいのもこだわりの一つなのだそう。タグをチラリと見ると、3000円ピッタリの質の良いスウェットも見つかりました!
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今、注目しているのは?
BOSS&YUKIさん:「ファッション イン ジャパンの影響で、モードっぽいテイストが気になっています。それから90年代のブランドも懐かしくなっちゃって。思い出したかのようにバイイングしてますね。」
ご夫婦の感性やその時の気分でセレクトアイテムが違うので、次回立ち寄ってみたら違った雰囲気になっているかも?なんだかワクワクしますね♪
お客さまをモデルにしたコーディネートも大好評
店内は、ジャパニーズカルチャーを反映したものや各国のユニークな雑貨なども目立ちます。特に、ご夫婦そろって平手友梨奈さんが好きなので、雑誌で身に着けたアイテムなどを仕入れることも。親しみやすい店舗づくりで、学生を中心にファンを増やしてきました。
ジェンディは、お客さまをモデルにしたコーディネートスナップを撮る点もユニークです。
YUKIさん:「元住吉には、地方から引っ越してきて一人暮らしする学生さんが多く、プライベートな話をしてくれたりします。」
お客さまとの距離感が近く、来店客に声かけをしてコーディネートを撮り始めるようになったのだとか。
初めてのアパレル接客をするYUKIさん自身も、どう接したらいいのかわからず、お客さんには助けられたといいます。
YUKIさん:「スナップ写真をたくさん撮ったのでコーディネートの写真集を作りました。お客さんには、手持ちの私服と、コーデに合わせたメイクや髪型をお願いしています。」
学生たちにとっても、憩いの場になっていたはずです!実質20~30人程度のお客さんに声をかけたそう。素人とは思えない雰囲気があり、素敵ですね!
元住吉に立ち寄ったらジェンディへ!
最初は、学生の来店客が多かったそうですが、ご夫婦の年齢も上がると同時にセレクトアイテムも大人っぽいテイストが増え、社会人の方、大人の方も来店するようになったそう。一度来るとアットホームな雰囲気で長居したくなってしまいそう♪
元住吉に来た際は、立ち寄ってみてくださいね!
(jeudi)
神奈川県川崎市中原区木月2丁目10-3-204
044-982-3365
営業時間: 午後 01:00 - 午後 08:00
定休日:木曜日
エディター:桐生奈奈子
www.instagram.com/happynanako0111/
フォトグラファー : Kengo Hanada
2021年に結成されたクリエイティブチームFKTEYの映像作家としても活動