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【SNAK】 ストリートとトラッドが交差する掘り出し物の宝庫な代々木上原の古着屋♪

2年前閲覧 1,611

おしゃれ業界人が多く住み、古着屋が続々とオープンしている注目エリアの代々木上原に店を構えてもうすぐ5年となる【SNAK(スナック)】。

昔から今も変わらず、”代々木上原=センスがいい”。

そんな代々木上原でアメリカ古着を中心に国内外から集めたアイテムが揃うSNAKでオーナーの大藤(おおとう)さんにお話を伺いました!

スナック菓子のように気軽に手軽に古着を楽しんで

明るい緑の壁にキャッチーなイラストがたくさん!こんなに内装を自由に出来るお店は珍しいですね!

大藤さん:アメリカに買い付けに行った時に入ったレストランの壁にカジュアルな落書きがあり、そのバランス感がアメリカっぽくていいな、と思って。絵は、ギャングスター・ドゥードルズというポップでニヒルなイラストが特徴のアーティストを真似して僕が描いたものです。

『SNAK』というお店の名前の由来を教えてください!

大藤さん:古着屋さんに置いてある商品の価格が高くなってきているなと、個人的に感じていて。

僕が若い頃の古着屋のイメージは、新品よりもちょっと買いやすくて、人とかぶらない個性的なものが見つかる場所。

駄菓子屋のように気軽に手軽に古着を手に取り、一着一着をそんなに悩まずに買えるお店になればいいなという思いから、お菓子の”スナック”と付けました。

そして、アメリカンカルチャーが好きなので、本来のスペルからちょっと文字ってCを取って『SNAK』にしました。

最近でこそ古着屋のNEWオープンが続く代々木上原ですが、5年前にこの場所に決めた理由は何でしょうか?

大藤さん:古着屋を始めるにあたり、元々、代々木上原か中目黒でしか考えていませんでしたね。
街にいる人の年齢層が自分と近くて、ちょっと背伸びをして来てほしい街っていうのも僕の中のテーマ。

ちょうど”オクシブ(奥渋谷)”と呼ばれる代々木八幡や代々木上原がその時人気が出てきたこともあって、僕自身あまり足を運ぶばしょではなかったけれど新鮮に感じました。

僕の先輩や元同僚も古着屋をやっている人が多いんですけど、なかなか上原や八幡でやる人が居なかったので、ここでやっても面白いかな、というのが決め手です。

クリエイターやスタイリストの方の事務所や自宅がこの辺りは多くて、感度が高い人がよく来る街というのも魅力的でした。

最近はインスタ映えのお洒落なカフェとかが増えて、若い子にもより身近な街になって足を運ぶ人が増えましたね!

実はStussy、Supreme、Timberland

さりげなく粋な掘り出し物の宝庫!

SNAKで取り扱う古着のコンセプトは何でしょうか?

大藤さん:僕が好きなのはストリートとトラッドのミックスカルチャー。中学生でバスケットボールを始めて、バスケやストリートカルチャー、そして当時流行っていたB-Boyのヒップホップ、ブラックカルチャーに影響を受けました。
ストリート、ヒップホップのダボっとしたビッグサイズファッションの一方で、彼らが着るラルフローレンのダブルのスーツやブルックスの紺ブレのトラッドスタイルもとても好きなので、全部をストリートやアウトドアブランドでまとめるのではなくトラッドを加えるのが僕が理想とする古着屋スタイルです。

現在のオススメのアイテムを教えてください!

大藤さん:その時々で変わるけれど、オープン当初からold stussyと呼ばれる90年代のプレーンなデザインのstussyのアイテムは多く扱っています。

昔のものはロゴが全くなく、あったとしても小さく付いていたり、同系色の刺繍がしてあるだけ。

実はstussy、Supreme、Timberlandっていうさりげなさが個人的に好きで、お客様でも好きになる方が増えてきていますね。

いやらしくない程度に、でもいい服を着ているんだ!というマインドが好きです。

レディースの古着も多いですね。

大藤さん:当初、レディースはやっていなかったんですよ。でも予想外に女性の方が多いので、あ、やばい!ってなって。笑

近所に住んでいる女性の方とかが一人で来てくれたり、え?こんなに女性が来てくれるんだ?と。急遽集め始めました。

始めてみないとわからないものですね。笑

大藤さん:レディースもメンズも自分が好きなものを買い付けて店に置いていますが、レディースの方が流行を取り入れることが多いかな。

レディースのこういうのをこだわって入れているというよりは、第一印象でかわいい、そして日本の女性が着られるサイズを選んでいますね。

メンズライクなファッションを好きな女性の方は、メンズものを着たいけれど大きくて着られないという悩みがあるので、海外のYouthやキッズサイズのものをレディース向けで展開しています。

靴もスニーカー、ローファー、ブーツ、そして驚くようなハイブランドの珍しいデザインのものが揃うレディースの靴も充実のラインナップ♪

アクセサリーのほんの一部。今では廃盤のハイブランドのデザインのジュエリーが店内にはたくさん並んでいます♪

若いときの失敗は取り返せる!

古着屋店員から勢いで26歳で独立

大藤さんが古着屋をオープンするに至る経緯を教えてください。

大藤さん:中学生の時にストリートカルチャーからファッションに興味を持ち始めて、古着は高校生になってから。

だけど就職は美容師で1年半くらいやったかな。

根本的に人と話すのが好きなので美容師の仕事も全然苦じゃなかったけど、ずっと洋服にも興味があって、当時働いていたヘアサロンのオーナに、「アパレルをやってみたい。」と相談したら、「やってみなよ!」と言ってもらえて。

そのオーナーも建築業から30歳で美容師になって40歳でお店を持った人だったので、資格を持っていれば戻ってこられる職業だし、若いうちにチャレンジしようと21歳から古着屋で働き始めて、26歳でこのSNAKをオープンしました。

古着屋オープンから5年経ちこれからしていきたいことはありますか?

大藤さん:もしも、もう一店舗出すのなら、インテリアや雑貨に特化したお店が面白いかなと思っています。古い花瓶、ラグ、カーペットとかね。
メキシカンラグは今だとアメリカではビーチのヨガマットととして洒落た使い方をしていたり、そんな商品を扱う店もやってみたいですね!

渋谷を抜けた先の雰囲気漂う代々木上原で、定番のアメリカ古着を展開しながらもオーナーである大藤さんのセンスで選ばれたトラッドなアイテムも数多くラインナップされている【SNAK】。

それでいてポップな独特の抜け感は、若者は気後れせず、大人は気負わずに古着を楽しませてくれます。
皆さんもVintageCityのページをチェックしてみてください♪

SNAK

〒151-0064 東京都渋谷区上原3-8-2

営業時間:平日 14:00 - 21:00 土日 13:00 - 20:00

定休日:水曜日

Instagram: @snak_tokyo


エディター:上月マキ

Twitter:@__maki_k

Instagram:@__maki_k

フォトグラファー:白永崇大

ファッションスナップを中心にアーティスト写真、ライブフォトなどを撮影する傍ら、YouTubeチャンネルのカメラマンを担当するなど多岐に渡って活動中。

Instagram:@takahiro_shiranaga.jpg

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