【iot】希少、そして極上なアイテムを取り揃える下北沢の古着屋
下北沢の東口から徒歩5分くらいに位置する古着屋「iot」。東京では、同じ下北沢に姉妹店「SELEN」「RE:RE:」「F」を構え、名古屋にも2店舗展開する知る人ぞ知るショップ。その中でも、「iot」が発祥のお店とのことで、圧倒的に極上なアイテムが取り揃えられている。
そんな「iot」の店長中村さんに、インタビューをさせていただきました。
* 中村さんが古着屋で働き始めたきっかけは?
高校卒業したあとは、空港で働いていました。その後、自動車の工場に勤めたりインターンシップでエンジニアをやっていました。
なんか違うな〜と思って、その後、ハイブランドのアパレルや他の古着屋で働いて今に至ります。
古着に興味持ったきっかけは、二十歳のときに服飾の専門学校に通っている親友がいたんですけど、その子に渋谷のある古着屋さんに連れていってもらったことでした。そこで、古着屋さんらしいゆるい接客を受けて「この緩い感じええやん」って古着に興味を持って、そこからどっぷりですね。今は、古着しか着ないですね。
* 「iot」は、他の姉妹店と比べてどういう特徴があるのでしょうか?
仕入れたアイテムを各店長が仕分けするのですが、iotに関しては姉妹店の中でも、原点のお店なのでスペシャルなアイテムを置いています。
例えば、このカーディガン「COOGI」というブランドのものなのですが、近年市場価値が年々上がってきているアイテムなのでとても珍しいです。そういった他の古着屋でも見ないような、本当に1点ものかつ、デザインも超優れているアイテムを基本的には取り扱っています。
* コンセプトはありますか?
ジャンルレスかつ、ユニセックスで老若男女にハマるものというコンセプトでやっています。なので、特別若い層に当ててるとかではないので30〜40代、一番上の方だと50代くらいの方もいらっしゃいますね。
もちろん、学生の方も多く幅広い層にいらしていただいてます。
* ディスプレイにこだわりはありますか?
今に関しては、アウターとかの重たい系は奥に置いています。逆に、入り口付近にはカラフルかつ、ライトなお洋服を置いてお客様の興味を引いて入ってもらいやすい配置にしています。あとは、色味がグラデーションになるように置いていますね。
店内は、白を基調としています。洋服が主役だと思っているので、壁とかは洋服が目立つように真っ白にしています。
* スタッフさんはどのくらいいらっしゃいますか?
基本的には、僕を含めて2人です。僕は週5でいます。
もう1人は、よくインスタライブに出演しているものです。
↓↓iotさんのInstagramはこちら↓↓
* アイテムはいつ入荷されるんですか?
アイテムの入荷はまちまちなのですが、基本的には週末に入荷されます。
新しいアイテムを見たい方は週末がベストですね。または、週末に売れてしまうと週明けに補充をするのでそのタイミングでいらっしゃってくれればと思います。毎週来ていただいても、楽しいかなと思います。
* おすすめのアイテムを教えてください!
このゴブラン織のアウターですかね。
諸説あるのですが15世紀半ばのフランスで、ゴブラン家の王立工場で生産されていたタペストリーのためそのような名前がついているらしいです。ビジューって呼ばれるアクセサリーとかに使うようなキラキラしたパーツとかを使っていて綺麗ですね。状態もめちゃめちゃいいです。
* インタビューありがとうございました!
SELENとはまた違って、珍しいアイテムやより洗練されたアイテムがあり、年齢やジャンルにかかわらずどなたが訪れてもわくわくするような空間でした。iotさんのインスタライブからも伝わってきますが、古着に対する知識はもちろん、スタッフの方々がユーモアに溢れているので、その空間にいるだけで楽しい時間をお過ごしいただけるかと思います。
是非、一度訪れてみてください!
iot
エディター:Ryoka
Email:ryoka.honji.2409@gmail.com
フォトグラファー:白永崇大
ファッションスナップを中心にアーティスト写真、ライブフォトなどを撮影する傍ら、YouTubeチャンネルのカメラマンを担当するなど多岐に渡って活動中。
Instagram:@takahiro_shiranaga.jpg