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【ROCKING HORSE 名古屋】超ロックな店長とレコードを聴きながら古着探し。

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愛知県名古屋市大須2丁目にある古着屋「ROCKING HORSE」。オーナーの藤井さん曰く、大須はセレクトショップや古着屋、また商店街や居酒屋などの様々なカルチャーが混在するエリア。その中でも、2丁目は東京でいう秋葉原、下北沢、高円寺、巣鴨のカルチャーが入り組んでいるような場所だという。

そんな名古屋市大須2丁目に、今年の6月に移転した古着屋「ROCKING HORSE」のオーナー藤井さんにインタビューをさせていただきました。

「ROCKING HORSE」の由来は何でしょうか?

藤井さん:ロッキンホースシューズって知ってますか?私自身セックス・ピストルズが好きだっただったこともあり、そのコスチュームのデザインを手がけていたヴィヴィアン・ウエストウッドの服が昔からとても好きなのですが、そのブランドが出している靴になります。爪先部分が反り上がっていて、厚い木製のソールの靴です。店内にも飾っているのですが、その名に由来しています。

あとは、古着屋ではなくロックバーをやろうと思っていたくらいロックが好きなのですがその「ロック」ともかけています。

※写真左上:店内に飾っているロッキンホースシューズ

確かに、店内にロックなアイテムが沢山あるのですがどういったコンセプトなのですか?

藤井さん:店内は、自分の部屋に遊びに来てもらうような場所というコンセプトにしています。実際に、飾ってあるレコードや本、ギターは私の私物です(笑) いらっしゃったお客さんの要望があればそのレコードをかけたり、ギターも弾いてもらったりしています。なので、音楽好きなお客様もすごく多いですね。実際、商品より高いレコードも置いてあったりします(笑)

こだわりとして、なるべく販売しているバンドTの下に、関連するバンドのレコードを並べたりと工夫しています。何も知らずに買うのではなく、1曲くらい聞いたことがある状態で買ってもらうことでより思い入れが湧いてくるかと思っています。

前述しましたが、古着屋ではなくロックバーをやろうと思っていた時期もありました。コロナの影響などで今は古着屋しかやっていないのですが、ウィスキーや調味料等の資格を沢山もっています(笑)

なので、お客さんからリクエストがあればお菓子を作ったりコーヒーをお出しすることもあります。この間は、常連のお客さんにリクエストをいただいてガトーショコラとチーズケーキをつくりました。嬉しいことにそんな感じで、私と話すためにきてくれる方が増えましたね。

内装は、以前ここにゴスロリパンク系のお店が入っていたのですがその時の黒をそのまま残しています。

藤井さんのロックや服に対する情熱を感じるのですが、どのようなご経歴なのですか?

藤井さん:私は18才の頃から小売業に携わってきました。その中で、リサイクルショップ部門で古着やブランドの買取も経験しました。また、おじいさんが骨董屋をやっていたり、いとこがニューヨークで古着屋をやっていたりという影響もあって生粋にモノを売ることが好きなんだと思います。今も、その当時ご縁のあった卸の方から仕入れたりもしています。

音楽は昔から大好きだったので、バンドをやっていたこともありました。服は、そのミュージシャンからの影響が大きいですね。好きなミュージシャンがきていたTシャツを着たりしていました。

独立してスーツを着なくてよくなったので、最近はデニムにtシャツにスニーカーと楽な格好が一番好きですね。

どのようなアイテムを扱っているのですか?

藤井さん:Tシャツがメインですね。バンドT、映画、キャラクター、カレッジ系と幅広く取り扱っています。Tシャツは年中部屋着としても使えますし、コミュニケーションのきっかけにもなると思っています。もちろんTシャツだけでなく、ポロシャツなども扱っています。

ボトムスは古着なので、レングスとウエストが合うものを探すのが難しく、ほとんど扱っていないですね。

価格帯はなるべく平均2,500〜3,000円、バンドTでも4,500円くらいに設定しています。もちろん、ちゃんとしたツアーTシャツもお手頃に購入いただけます。最近は、古着の価格も高騰していますが学生の方がなるべく手に入れやすい価格設定にしたいと思っています。周りより1000円くらい安く提供できていると思います。

価格交渉もゆる〜くOKとしています(笑) ただ単に値引きするのでは楽しくないので、バンドTシャツであれば、プリントされているバンドに対するクイズなどをだしています。例えば、「○○の誕生日は?」みたいな形ですね。結構難しいクイズを出したりするのですが、それを答えられる方がいると自分もすごく嬉しくなってしまいますね。

あとは、お友達を紹介してくださった方にも値引きさせていただいています。古着ってちょっと高いなっていうイメージがある方もいらっしゃると思うのですが、こんな感じで気軽に購入していただければと思っています。

仕入れは藤井さんがされてらっしゃるのでしょうか?

藤井さん:はい、私が仕入れをしています。

仕入れは、前職でお付き合いのあった業者の方や友人から買い取ったものなのもあります。あとは、オンラインでの仕入れをメインにやっています。そういった仕入れをすることで、時間的や物理的移動コストの削減ができているので皆さんに割安で提供することができています。

最近思いがけず人気なのは、バッキーズというアメリカのガソリンスタンド兼コンビニのキャラクターのTシャツです。オンラインで出品すると即売れてしまいますね。

※現在品切れ中です。入荷情報はインスタやヴィンテージシティにてご確認下さい。

どういったお客さんが多いのでしょうか?

藤井さん:男性の方が多い印象ですね。今は、7:3で男性の方が多いかと思います。でも、カップルで来てくださって、そのあと彼女さんが1人で来てくれるようになることもありますね。私がよく、ロックバーにいくのでそこで知り合った方も来てくださります。SNSもやっているので、それを見ていらしてくださる方もいらっしゃいます。

このビルは、全階に洋服屋さんが入っています。アメカジ系の古着屋、セレクトショップも入っているのでその際に立ち寄ってくださる方もいますね。

大須に来た際に、最初か最後に立ち寄ってくださると嬉しいです。レコードを聴きにくるだけでも、アニメの話をしにくるだけでもOKです(笑) 結構、幅広くわかると思います。あとは、お酒、スパイス、ハーブの資格などももっているのでそういったお話も是非できると嬉しいです。

藤井さん的に今何が流行っていると感じますか?

藤井さん:リーバイスの646のようなフレアパンツが流行っていると思います。ブーツカットを探している人が増えてきた印象です。

名古屋は結構、独自のトレンドがあると感じています。人気のブランドランキングとかを見ていても、東京や大阪と若干異なっていることが多いですね。名古屋の中でもエリアによっても服装がことあるので、日々学生さんの会話やコーディネートで学んでいます。

ありがとうございました!

インタビューをさせていただく中で、藤井さんのロックや服に対する情熱が伝わってきました。また、古着の値段が高騰していくなか、仕入れから工夫をされ学生の方も手軽に古着を楽しめるようなお店だと思いました。また藤井さん自身が様々なジャンルに精通されているので、古着だけでなく、音楽・食・アニメが好きな方も大須に行った際はふらっとよるだけでも楽しめるようなお店だと思います!

ROCKING HORSE

住所:愛知県名古屋市中区大須2-15-42 竹内ビル2F

月火木金:15時~21時

土日:13時~21時

定休日:水曜

Instagram:https://www.instagram.com/rocking_horse69ing/


Editor:Ryoka

Instagram:https://www.instagram.com/ryoka_._/

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