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CHANELを探してるならココに!高品質で種類豊富なAMORE(アモーレ)

2年前閲覧 3,687

ラグジュアリーブランドを1点投入してオシャレをブラッシュアップしてみたい!けれど予算も厳しいうえに、高級感あるその佇まいに他のワードローブが全体的にかすんで見えてしまうこともありませんか?ハイブランドを自然に着こなすのは、意外と難しいものです。ハイブランドをオシャレに着こなしてみたいなら、ヴィンテージショップで探してみませんか?新品にはないヴィンテージならではの風合いが普段の装いにピタッとフィットします。今回は、AMORE VintageShopのオーナー板倉さんにお話しをお聞きしました。

CHANELに特化した表参道店を中心に独自の世界観を発信

AMORE表参道店は、ピンクの壁紙がアイコニックで、お店の外からでも圧倒的な存在感を放つお店です。

板倉さん「AMOREは、私たちが可愛いと思うだけを置いたプレオウンドのヴィンテージショップです。コンセプトは、海外のクローゼットのような雰囲気にしたかったので、壁に洋服を飾ったりしています。アモーレ表参道がお店を開いて5年ですが、最初は、姉妹でヴィンテージショップをやりたいねと話していたことがきっかけです。お店を出すなら東京に!という強い思いがありました。」

AMOREのショップは3つに分かれています。AMORE表参道店は、にシャネルに特化したラインナップを中心に5年前にOPENしました。続いて、AMORE青山店は、2009年に開店。シャネル以外のアイテム(エルメスやディオール)などエレガントなアイテムに重点を置いたラインナップです。また、AMOREGentlemanでは、ヴィトンなど男性でも身に着けやすいシンプルでクリーンなアイテムを中心にセレクトしています。それぞれ店舗独自の世界観が作り込まれていて、思わず中をのぞいてみたくなる…そんなお店です。

板倉さん「最初はAMORE表参道店にブランドを分けないで置いていたのですが、取り扱い点数が増える中で、シャネルと、他ブランドを差別化して店のイメージをしっかり表現したいと思うようになりました。」

現在、シャネルの取り扱い点数は約2万点。圧倒的な商品数でヴィンテージのシャネルが欲しいならアモーレ以上に取り扱ってるお店はない!と自信たっぷりに答えてくださいました。

大きな通りに面しているので、ふらりと立ち寄っていただけるように、定番かつきれいめでヴィンテージ初心者でも持ちやすいバッグを中心に揃えています。また、AMORE表参道店には、地下があり、お洋服のお店メインに取り扱っているフロアもあります。トータルでヴィンテージファッションを楽しむことができるように。

来店客は外国人が大多数!スウェットに1点ラグジュアリーブランドの装い

独自の世界観に引き込まれてしまう素敵なヴィンテージショップですが、どんなお客様が来店されるのでしょうか。

板倉さん「来店客の90%以上がほとんどが外国人です。アジア圏からヨーロッパまで25~35歳くらいの女性がメインです。インスタのフォロワーもほとんどが外国人です。」

一見、外国人がヴィンテージショップに来店すると想像すると、全身ラグジュアリーブランドで身を固めたファッションスタイルが多そうに見えますが、意外にも、NIKEのスウェットにバッグがシャネルなど、1点ラグジュアリーを取り入れた着こなしのお客様が多いのだそう。意外とラフな装いで来店できるなら、気負わず覗いてみることが出来そうですね。

実はヴィンテージこそトレンドに大きく左右される

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今はどんなアイテムが売れますか?

板倉さん「CHANELでは、エアポッツを入れるミニミニサイズのケースが売れています。それに伴い、ミニサイズのポーチなども人気を集めています。こんな風にブランドのコレクションに左右されるのが面白いです。」

板倉さん「例えば、少し前に、ヴィトンと村上隆さんがコラボしたキュートなプリントバッグが出た時は、リバイバルアイテムとして過去に発売されたコラボのプリントアイテムが注目されるなど、ヴィンテージショップはトレンドに左右される傾向があります。」

トレンドが変わると、同じアイテムでも価格が上がったり下がったりするそう。日本だけでなくグローバルで勝負するアモーレが断言するので、コレクションによって人気アイテムが左右される傾向は世界レベルの特徴なのかもしれません。

ヴィンテージは刻印あるから価値明確!そんな誠実さが魅力

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そもそもVintageと古着の違いはどこにあるのでしょう?

板倉さん「ヴィンテージショップか古着屋かを決めるのはお店次第です。具体的に何年からがヴィンテージといった決まりはありません。アモーレは、80年代90年代を中心に、特に年代を決めず、タイムレスなプレオウンドの商品のみを取り扱っています。」

AMOREでは、買取は行わず、社内のバイヤーが買い付けていて、集めた商品から毎日リストアップして商品を選んでいます。同じ商品でも状態が違っていたりするのでそこがヴィンテージの魅力につながります。

さらに、希少価値の高さといえば刻印も見逃せまないと語ります。

ヴィンテージは、1点モノなんて言葉をよく耳にしますが、エルメスのバッグは、専門

職人が一つ一つ手作りされもので、さらにその職人の番号が決まっているので、同じものは世界中どこを探してもひとつもなく、正真正銘すべてが1点ものです。刻印がバッグの横についていて、マークを見ていつ、誰が作ったか分かるようになっています。シャネルも80年代後半からシャネルのバッグには、ひとつひとつ印が付いていて、それによって製造年が分かるようになっています。

板倉さん「デニムにも何年代というのはありますが、ここまでピタッと製造年が明確に分かるのは珍しく、その特徴をもとに自分の生まれ年を探している人もいます。」

アクセサリーでは、シャネルだけ刻印があります。Aならオータムコレクション、Sならスプリングコレクションなど、裏返して選ぶ楽しみも。価値が明確なので、自信を持っておすすめできるのも魅力です。そんな裏表のない誠実な商品を取り扱っているので、接客する姿勢も、誇りが持てますね。

普段のファッションは小物を軸にコーディネート

シンプルなのに、センスを感じる板倉さんのファッションスタイルに迫ってみます。

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板倉さんの普段のファッションについて教えてください。

板倉さん「毎日インスタライブを行っているので、洋服はヴィンテージアイテムが引き立つようにシンプルなことが多いです。例えば、バーバリーのトレンチを紹介するときは、Tシャツにデニムでブリティッシュっぽい雰囲気に。」

定番アイテムを使ったシンプルなオシャレは、目指したい人が多そう。

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普段はどんなところでお買い物してますか?

板倉さん「いたって普通で…バラバラです!下北の古着屋も行きますよ。」

ラグジュアリーブランドを取り扱うヴィンテージショップの店員さんも古着屋さんへ足を運ぶのは意外でした。

着こなしは、ワントーンやモノトーンが多く、誰に合うかを考えてから着るべきアイテムを選定しているそうです。

板倉さん「人に会うときは、ジャケットを羽織って。でもスニーカーでハズすのがマイルールです。コーディネートは、靴やバッグ、アクセサリーなど小物から選んで洋服を決めることが多いです。」

ヴィンテージ小物が引き立つようにものに絞ったテクニックは、インスタグラム投稿にも表れています。人に意識が向かないようにあえて人の顔を出ないように投稿して、アモーレの世界観を唯一無二の存在を作り上げてきました。

Vintageアイテムと新品を比べて買うのが当たり前になるように

例えばお財布を買うときに、必ず新品の中から選びがちだけど、ここにVintageのお財布が自然と選択肢の中に入るのが理想だと語ります。もし悩むならエシカルな観点でVintageのものを選ぼう、それがカッコイイよねという流れを作っていきたい。量産型のオシャレじゃなくあて、自分だけしか持ってない価値を見出せるように。みんな知り始めているけど。自分が行動を移すのは時間がかかる、海外のインフルエンサーの流れを受けてくれるといいなと思う。

オシャレな人、憧れの有名人が持ってるものと同じものが欲しい…といった風潮がある中で自分だけのモノを持つ価値を改めて見つめ直せたら、量産型のオシャレを打ち破っていくことができそう。もっと愛着あるオンリーワンのアイテムを見つけてファッションを楽しみたいですね。


エディター : 桐生 奈奈子

www.instagram.com/happynanako0111/

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