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カルチャー

ヴィンテージファッションを楽しもう!初心者が買うべきおすすめアイテム

2年前閲覧 2,505

「値段が高そう」「着こなしが難しそう」。ヴィンテージファッションに対して、そのように思う人は少なくないかもしれません。

確かにヴィンテージファッションは奥深く、初心者からしたらとっつきにくい印象も。しかし、古さと質の良さを兼ね揃えたヴィンテージアイテムは、ひとつ持っているだけで特別な着こなしを実現させてくれるとっておきの武器となります。

今回は、ヴィンテージファッションを楽しむために、初心者がまず買うべきおすすめアイテムを紹介。

お気に入りのヴィンテージアイテムを見つけて、誰とも被らない自分だけのスタイルを完成させましょう。

ヴィンテージアイテムとは?

ヴィンテージと聞くと、古着と混同してしまう人もいるかもしれませんが、ふたつはまったく別物です。

はっきりとした定義はありませんが、ヴィンテージとは1970年代以前に発売されたアイテムのことを指すことが多くなっています。大量生産されたものとは違って作りがしっかりして質が良く、デザイン性が高く一点ものが多いのが特徴です。

1980年代に入ったものは微妙なラインとされていますが、30年ほど年数が経過したアイテムで目利きによってセレクトされたものがヴィンテージという説も。

一方、古着はused(ユーズド)と言い換えられ、一度でも誰かが身につけた衣類で中古衣類全般を指し、大量生産されたものも数多く存在します。

つまり、ヴィンテージは古くて希少価値が高く、デザイン性や品質の高いもの。そして二度と同じものは生産できない、唯一無二の存在感を誇る逸品のことなのです。

ヴィンテージアイテムの魅力とは?

1. 自分らしいファッションが楽しめる

トレンドやファストファッションの影響もあり、街を歩いていると似たようなコーデやアイテムを身につけている人を見かけることも。そんなとき、別に誰も悪くないのになんだか目を逸らしたり距離をとったりしてしまう、なんて経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

その点ヴィンテージアイテムなら、ほとんどが一点ものなので誰かと被ることがなく、個性ある自分だけのファッションを楽しむことができるのです。

現在にはないデザインやシルエット、風合いを持っているのがヴィンテージの魅力。自分の感性に合ったアイテムを見つければ、自分らしいファッションを完成させてくれます。

2. 洋服を大切にするようになる

ヴィンテージは長い年月を経ても状態が良く、高い品質や価値を持ち続けて今に至るアイテムです。多くの人々が大切に育ててきたものなので、次に身につけるあなたも自然と「大切にしよう」という気持ちになれます。

もちろん、比較的高価なヴィンテージアイテムだから、という気持ちもあるでしょう。しかし、ヴィンテージは長い時間を経たからこそ出てくる味わいやあたたかさ、物語性などが感じられるため、大切に扱いたいという想いが強くなるのです。

3. 買い物が楽しくなる

現在は、大量生産されているファストファッションや人気ブランド、最新のトレンドアイテムなどは、すぐ近くのお店で見つけて購入することがしやすくなっています。

しかし、一点ものが多いヴィンテージアイテムとは、いつどこで出会えるのか分かりません。お店でもネットでも、「今日はどんなアイテムと出会えるのか」というワクワクした気持ちは、ヴィンテージアイテムならではの楽しみ方と言えます。

自分のフィーリングに突き刺さるアイテムとの出会いは、まさに一期一会。運命のような宝探しのような、楽しい気持ちで買い物することができるのです。

まずは基本から!

初心者がヴィンテージアイテムを選ぶときのコツ&注意点

1. ダメージ具合をしっかり確認する

質の良いヴィンテージアイテムと言っても、あまりにもダメージ加減が強すぎると不潔感のあるコーディネートになる恐れが。

清潔感のない着こなしだと、せっかくのヴィンテージアイテムも魅力が半減してしまいます。ほつれや穴あき、シミや退色など、ダメージ部分の確認は怠らないようにしましょう。

基本的に、ヴィンテージアイテムは長い年月を経ているので、どれだけ大切に扱われていたとしても、大なり小なりある程度のダメージを受けているもの。

できるだけ状態の良いものやリペアできるレベルのものなど、アイテムのコンディションチェックは欠かさず行ってください。

2. 風合いや色、柄などヴィンテージ感の強いものを選ぶ

ヴィンテージアイテムの魅力は、何と言ってもその独特の存在感。たったひとつでコーディネートのレベルを上げてくれます。

歴史を感じさせる風合いのものや、程よく褪せた色のもの、インパクトのある柄や色使いのものなど。

ヴィンテージ初心者は、時代を超えてきたヴィンテージアイテムの魅力が伝わりやすいアイテムをチョイスすると、見栄え良くコーデを楽しむことができますよ。

3. 初心者は合わせやすいベーシックカラーをチョイス

ヴィンテージアイテムは、現在にはない色使いやデザインのものが多く存在します。上級者でもない限り、いきなりハードルが高い色使いや柄、全身をヴィンテージアイテムに身を包むような着こなしは避けたほうがいいでしょう。

まずは、今自分が持っている洋服と合わせやすいベーシックカラーを基調としたものを選ぶのがおすすめです。せっかく買ったヴィンテージアイテムも、着こなしに困るようなことがあったらもったいない結果に。合わせやすいアイテムなら着回し力が高まり、日常的にヴィンテージアイテムを楽しむことが可能です。

慣れてきたらどんどん新たな着こなしにチャレンジし、自分の感性に合わせながらもこなれた印象のヴィンテージコーデを作り上げることができますよ。

まずはコレから買おう!

初心者が買うべきヴィンテージアイテム

買うべきアイテム 1. デニムパンツ

ヴィンテージアイテムと言ったらデニムパンツを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。1990年代初頭にはヴィンテージデニムブームが起こって価格が高騰。多くのマニアが誕生しました。

現在でも相変わらずの人気ですが、デニムパンツは初心者でも取り入れやすいアイテム。どんなアイテムとも合わせやすいのが最大の魅力と言えます。

高価なものも存在しますが、細かなディティールやデザインの違いによって種類が豊富で初心者でも買いやすい価格のものも。

ヴィンテージならではの風合いや生地感が楽しめ、コーデに取り入れやすいデニムパンツは、真っ先にチェックしておきたいアイテムです。

買うべきアイテム 2. スウェット

味の出た風合いや色使い、デザインが魅力のスウェットもヴィンテージ初心者が最初に買いやすいアイテムです。

そのままカジュアルな着こなしにしても良し、キレイめアイテムと組み合わせたMIXコーデも良し。肩まわりや袖など、少しゆったりめのオーバーサイズを選ぶのがおすすめです。

スウェットの色に合わせてワントーンやコントラスト弱めのコーデにすれば、お互いが馴染んで着こなしやすくなりますよ。

合わせやすいので着回し力が高く、抜け感の出るシルエットは、カジュアル好きな人におすすめのヴィンテージアイテムです。

買うべきアイテム 3. Tシャツ

幅広いアイテムが揃っているヴィンテージTシャツ。比較的リーズナブルなものが多いため、初心者でも気軽に買えるメリットがあります。

カラーやデザインのバリエーションが豊富なので迷う人もいるかもしれませんが、初心者は子供っぽくなりがちなキャラものや派手なカラーリングのものは避けたほうがいいでしょう。

また、襟がよれているものはだらしなく見えてしまうので、ダメージ具合もしっかりチェックしてください。

まずは、ベーシックな色使いやロゴのデザイン性が高いものを選ぶのがおすすめ。シンプルにまとめれば、ヴィンテージTシャツの持つ風合いやデザインがコーデのアクセントになってくれますよ。

買うべきアイテム 4. 柄モノ

インパクトのある柄やレトロなデザインも、ヴィンテージならではの魅力です。現代のアイテムにはない、こだわりや時代感が詰まったオリジナリティのある柄モノは、ヴィンテージファッションの醍醐味を味わうことができます。

「ヴィンテージをより深く、より分かりやすく楽しみたい」という人は、柄モノにトライしてみてもいいでしょう。

上手く着こなすコツは、柄モノ以外を極力シンプルかつトーンを抑えること。そうすることで、ヴィンテージ感溢れる柄モノがより一層際立ちますよ。

買うべきアイテム 5. 小物

小物使いはおしゃれな着こなしをするために欠かせないテクニック。アクセサリーやバッグ、スカーフなどといったヴィンテージ小物は、目を惹くデザインや独創的なもの、可愛らしいモチーフを使ったものなど、個性が光るアイテムが豊富なのでひとつあればとても便利。

特にアクセサリーは、普段のコーデにプラスするだけで雰囲気がガラリと変わるため、初心者でも気軽にチャレンジすることができます。また、スカーフやバッグもワンポイントとしてコーデに取り入れやすくておすすめ。

徐々にヴィンテージアイテムを取り入れたいと思っている人は、小物使いからはじめてみてはいかがでしょう。


まとめ

現在にはないデザインや風合い、色使いなどがヴィンテージの最大の魅力。ほかの人と被らない、自分だけのファッションを楽しみたい人や自分の感性に正直な人にはぴったりのアイテムです。

ヴィンテージアイテムは、初心者からすれば敷居が高く感じるかもしれません。しかし、時代は違えども同じ人間が着ていたものなので、実際に手にとって着てみれば誰にでもしっくりくるものです。

まずは、手持ちのコーデに取り入れやすいアイテムからはじめて、ヴィンテージアイテムの魅力を体感してみてください。


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