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【栃木県MARU】家族や近隣古着屋…みんなに支えられて夢を実現!古着屋ママオーナーの"First" Vintage vol. 19- 

1年前閲覧 1,637

2022年、栃木県の足利市にオープンした古着屋「MARU usedclothing(マル)」は、レディース古着をメインとしたお店です。生まれも育ちも栃木県のオーナー、岩丸さんにお話を伺いました!

岩丸さんの"First" Vintageを教えてください!

MARU usedclothingオーナー:岩丸さん

家庭のことも仕事も全力で頑張りたい二児の母。取り柄は「人見知りしないこと」

最初に購入した古着は

【キャラクタースウェット】

ーー 初めて購入したお店やエピソードを教えてください!

岩丸さん:「高校一年生のとき、初めて稼いだバイト代で買ったミッキーとミニーのプリントスウェットです。リバーシブルのもので穴が開くほど愛用しています。こちらは東京の古着屋に行って買いました。当時、雑誌で紹介されている原宿のお店に行くのは憧れでしたね。

また、高校当時から付き合っていた主人におすすめしたミニーのスウェットも、今でも愛用している古着です。」

ーー古着が好きになったきっかけは?

岩丸さん:「ファッションに目覚めた中学生のころ、兄達と一緒に足利市にある古着屋でお買い物をしたのがきっかけです。」

 

近くの古着屋を紹介し合って古着屋巡り♪

ーー「MARU usedclothing」がOPENしたのは2022年の8月。「古着屋をやりたい」という夢を実現させたそうですね。

岩丸さん:「出産後は自分のことを考える余裕なんてなかったけれど、子どもたちが小学校に上がり、コーヒーをゆっくり飲む時間ができ、ふと、この先やりたいことをしないまま人生を終えていいのかなって考えるようになりまして。子どもがいるから、結婚してるからってやってみたい夢を諦めるのは違うかなって。

それと、周りのお母さんは「看護師さん」「お花屋さん」など子どもが分かるような職業についていて。私も子どもに、“○○屋さん”で仕事をしているんだよ!と言いたかったのもあります。」

ーー古着が好きだったとのことですが、アパレルショップで働いた経験は?

岩丸さん:「市内に大好きな古着屋があり、その古着屋で働きたいと直談判したことがありました。でも店員さんたちに、まずはちゃんと就職したほうがいいよと説得され、古着ではないアパレルショップで働きました。

たくさんのことを学ばせてもらいましたが、自分が着たいのは古着、着て売らなければいけないのは別の服で葛藤があり…。いつか自分が素敵だと思った服だけが並んでいるお店を持ってみたいって思うようになりました。」

ーーオープンするにあたって、実際大変だったことは?

岩丸さん:「過去に古着屋をやっていたわけではないので、全部周りに聞いたりしながら手探りで進めました。お客さんとして通っていた古着屋さんには、店舗の立ち上げのときから相談に乗ってもらっていました。仕入れの方法などもいろいろな人から聞いて学んでいます。」

ーーお客さんはどんな方が来店されますか?

岩丸さん:「20代~50代まで年齢層が広いです。ファミリー層から高校生まで来るようになりました。この近辺は、車社会。歩いてる人がいないのでたまたまお店を見かけて入ってくる来店客には恵まれません。ですが、近隣の古着屋同士で紹介し合っているのでおかげ様でお客さんが来てくれます。それぞれ古着のジャンルがヴィンテージやアメカジ、ユーロ系などかぶらず紹介しやすいので、お客様には古着屋めぐりを楽しんでもらっていますね。」

古着屋になじみのない人が取り入れやすい古着が充実

ーーどのような古着が売れますか?

岩丸さん:「この冬は、モヘアなど毛の長いものが売れました。MARUに来るお客さんは、ヴィンテージにこだわりがあるというよりも、古着初心者が多いです。ショッピングモールなどで洋服を買っているお客さんが、そういったお店では見つかりにくい、ちょっと個性的なアイテムを楽しみにしているようです。デザイン古着やモノトーンの服もよく売れます。」

古着初心者におすすめしたいのはベーシックで個性が光るアイテム!

ーー岩丸さんが古着初心者におすすめしたいアイテムとは?

岩丸さん:「チロルシャツや透け感のあるアイテムなど、ベーシックだけど少しディテールの入った他の人とは被らない服がおすすめです。アメリカから仕入れたランジェリーガウンも、他の人とかぶりにくくておすすめです。」

ーー特にお店としておすすめしたいアイテムは?

岩井さん:「個人的には、パジャマパンツなど柄やデザインにインパクトが出るアイテムが好きなので、お店のカラーとして置かせてもらってます。誰でも着やすいアイテムからコアなものまで幅広く取り扱っているのがMARUのよさなので、魅力が伝わってくれれば嬉しいです。」

家族や周りの人に支えられてこそ古着屋オーナーでいられる

ーー母業との両立はどのようにしていますか?

岩丸さん:「始める前は、土日も働いていると子ども達に不自由な思いをさせるかなって思っていたのですが、主人も子どもたちもすごく協力的で助かっています。主人は、私が弱音を吐いていると励ましてくれるし、子どもたちは「今日はお客さん何人来たの?」なんて興味を持ってくれています。」

ーー家族が応援してくれるからこそ頑張れるというのは素敵ですね。

岩丸さん:「だからこそ、仕事もしっかりやりながら母業もおろそかにしたくないんです。学校行事には参加するし、子どもの習い事や、野球の試合の日は朝の4時からお弁当作ったり、試合会場に30分しかいれなくても立ち寄って応援します。先日ローカルテレビにも出させてもらい、子どものお友達が見てくれていたようで嬉しかったです。」

ーー今後の展望は?

岩丸さん:「足利が盛り上がるよう古着屋として貢献したいですね。仲良くしている古着屋同士でイベントなど継続できたらいいなと思っています。インスタライブにも興味があるので、やってみたいですね!」

人見知りしないのが取り柄だと語っていた岩丸さん。インタビューを通じて、岩丸さんの朗らかなお人柄が伝わってきました。MARU usedclothingの周辺は観光で周ることもできるそう。足利へ立ち寄るときは、MARU usedclothingに顔を出してみてはいかがでしょうか♪

MARU usedclothing

〒326-0814

栃木県足利市通2丁目7−6

営業時間:12:00 ~17:30

定休日 :不定休(SNSにてご確認下さい) 


エディター:桐生奈奈子 

Instagram:@happynanako0111

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