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【岡山・ブティック骨】タイムレスな古着の美学!大の服好き兄弟が手がける異彩を放つ尖った古着屋 - 古着屋オーナーの”First” Vintage vol. 59 -

17日前閲覧 84

今回ご紹介するのは岡山駅から徒歩12分に位置する【ブティック骨】です。

自分たちがこだわる美しさや魅力のある美しくカッコいい、一着の服として質が高いものしか置かない強い信念を貫く、孤高の存在。

そんなブティック骨のオーナーの兄弟(Annie&弟)にお話しをうかがいました!

Annieさん、弟さんお二人の”First” Vintageを教えてください!

最初に購入した古着は・・・・【Annie: Levis 501】【弟:SEX PISTOLSのTシャツ】

ー 初めて購入したアイテム、お店やエピソードを教えてください。

Annie:中学2年生くらいの時に買ったLevis 501のデニムです。

中学生の頃からパンクロックが好きで、ボロボロのデニムパンツが欲しい、と思い買いました。今も持っていますし今でも履いています。

母親が服が好きで、僕も気付けば漠然とおしゃれをすることに興味を持っていました。

弟:高校3年生のときに初めて買った古着がSEX PISTOLSのTシャツです。僕は野球をしていておしゃれには全く興味がなくて部活引退後に、兄と一緒にロックに強い地元岡山の古着屋に行って買いました。

僕もパンクロックが好きで、何もわからない状態だったけれど、“あ!これは知っているぞ!”と見覚えのあるピストルズを見つけて購入しました。

今もちゃんと大切に保管しています。

ー おしゃれな兄・母がいる人っておしゃれになる近道が出来てずるいです!笑

弟:Annieがもう服に狂っていて引っ張られてどんどん好きになっていきました。

Annieがいなかったら僕は古着屋をやっていないです。

ー そんな兄弟が【ブティック骨】をオープンされたいきさつを教えてください。

2021年10月オープン、その経緯

Annie:全く計画的ではなくて、コロナ禍で二人ともちょうどどこかに勤めているとかではなく時間があったので、急にじゃあ、やるか!と思い立ったのが2021年6月。

弟:本当にノリで。

ー いやいや、ノリでお店オープンは出来ないですよ。

Annie:いや、事実なんです。駅近くや人が多い場所からは少し離れた静かな所で始めたくて1ヶ月くらいでちょうど今の物件が見つかったので、急いで準備して2021年10月にオープンしました。

弟:昔からいつか二人でファッションで何かできたらいいな、とは言っていました。

古着屋であれば、地元の岡山でやりたいねと話をしていたけれど、自分たちもまさかこのタイミングとは予想していなかったほど急に決まりました。

ー とても気になっているのが【ブティック】という冠と【骨】です。店名の由来は?

Annie:扱っているのは古着がメインですが、自分たちが本当に良いと思うものをセレクトしているので、僕たちとしてはセレクトショップの感覚です。

でも”セレクトショップ”と名乗るとどうしても新品の商品を置いているお店と認識されることが多いので、あえて馴染みのないフランス語の…ブティックを使いました。

ー 古着と新品を分けて見ていないんだろうな、という印象でした。

Annie&弟:分けて見てないですね。”服”という全体で見ています。

ー そして、”骨”は?

弟:英語でおしゃれな名前ではなくて日本語を使いたかった。二人ともなぜか骸骨とか骨が一つのデザインとしても好きで、じゃあ、骨でいっか、と深い意味は無いです。

Annie:骨の漢字のフォルムがカクカク尖っていてカッコ良くて決めました。

Vintage Jacquard Paisley pattern Coat

ー セレクトの基準、コンセプトを教えてください。

Annie:時代、年代、国、性別、年齢に左右されない、美しいと思ったもの。

性別問わず、どこの国の何歳の人でもカッコよく美しく着てもらえるもの。

尚且つ僕たちが心から良いと思ったものをセレクトしています。

ー お二人の審美眼を通過できる服を仕入れるのは大変そうです。

弟:めちゃめちゃ大変ですね。良いと思うものを仕入れるので自分でも欲しくなるし、店に出すものと自分のものにしたいものとで葛藤することもあります。

Annie:ハイブランドだから、有名だから、流行っているから、売れるから、とかではお店に置かないんです。自分たちがこだわる美しさや魅力が無いものは置きたくないので、その部分では商売は下手かもしれないです。

80's Ermenegildo Zegna Cashmere Jacket

ー 美しさや魅力のある服はどんなものですか?

Annie:10年前に着ていても、今着ていても、美しいと思える服で、多く採用しているのはタイムレスなものです。一生クラシックというカテゴリーに所属するもので僕たちがそうだと思えるものです。

20代の方が着ても50代の方が着ても美しくカッコよく見えるか、服として良いものかどうかの本質を見てほしいです。

90's HIROKO KOSHINO Cotton × Silk Embroidered Jacket

ー 歴史に名を残すデザイナーのブランドが多い印象でしたが、服の本質を見てセレクトされていらっしゃるのがすごいです。

Annie:回転率の早いファッションというのが僕たちはあまり好きではなくて。

長く大切にしてもらいたいので、必然的に素材や縫製の質が高いものやファッション的に面白いものを選んでしまいます。

なかでも、日本のヴィンテージをすごく推しています。

三宅一生さん、山本耀司さん、川久保玲さんと同じ80年代90年代に存在した日本製の全然今は有名じゃないけど当時有名だったブランドって、イッセイ、ヨージ、ギャルソンに負けない同じレベルで良い服を作っているところが実は結構あるので、見つけたら店に置いています。

Vintage MOGA Silk Coat

ー どれくらいの頻度で入荷されているのですか?

弟:ほぼ毎日のように何かしら増えています。服のストック数がすごいので。

あの頃は好きだったけど今は好きじゃない、というのが無くて、歳を重ねるごとに好きなものが増えていく感じなので服が増え続けてます。

ー ジュエリーや小物類の取り扱いが多そうですが・・・

弟:身につけるものは何でも好きです。

Annie:昔からメンズはテーラードなどのクラシックなものから、アメカジ、パンクロック、スケーターのノリのもの、好きなものが多すぎて笑。

僕は昔からレディースの洋服もものすごく好きでたくさん集めていてお店がこんな感じになっています。

ー お客様の年齢層は?接客で心がけていることはありますか?

Annie:男女比は男性の方が多くて年齢層は高校生くらいから60歳代の方までいらっしゃいます。

場所が通りかかってふらっと入ってくるとかは無く、服がとにかく好き!な感じの人が多いです。

ー 一度知るとリピーターになる方が多そうなお店です。

弟:ありがたいことにリピート率はめちゃめちゃ高いです。

ー もっとお客様が来てくださることは大歓迎?

Annie:うーん、それも難しくて。いっぱい来られすぎても、勝手に見て買ってください、というスタイルではないので。

一人のお客様に対して僕ら二人が2-3時間ついて遊ぶみたいな、僕ら二人が着せ替え人形みたいにするみたいなお店なので、いっぱい来られすぎても・・・。

弟:僕たちが服が好きなので、同じく服が好きな人が来てくれたら一緒に話をしたいです。一緒に服で遊んで、こーだよねあーだよね、とワイワイしたいのであまりたくさん来ていただいても対応しきれないところがあるので今くらいがベストです。

ー なんと清々しいお答え。でもオシャレをしたい人には是非知ってほしいお店ですし、これからオシャレをしていきたい人には最高に頼りになる場所だと思います。

Annie:本当にそういう方には来てほしいです。来る人がすごくオシャレじゃないといけないとか、知識がないといけないとかは全く思っていないです。

わからなくてもいいけど、服が好き!かっこよくなりたい!美しくなりたい!という思いを持って来ていただけると僕たちも全力で対応します。

ー お店とお客様がとても対等で服が好きな人達とのコミュニケーションを大切にされていらっしゃるのがわかります。そして実際にお話しすると、とても優しいお人柄なのも伝わりますし。

Annie&弟:それめちゃくちゃよく言われるんですよ。笑

弟:お店に入る前とかインスタを見ていると怖くて入る勇気がなかったんですけど、話してみたら優しいですね、とか。

ー カッコよすぎて勝手に距離を感じて、自分が行っていいのかな?と思ってしまうかもしれません。

Annie:存在は知っていたんですけど、怖くてなかなか来れなくて、やっと来れました、と1年後にようやく来てくださった方とかも結構いらっしゃいます。笑

弟:でもその方が絶対カッコいいと思っています。

昔の古着屋って怖いけどカッコいいというイメージがあって、そんな存在になれたらいいな。

Annie:僕たちも狙って怖くしようとかは無くて、ナチュラルに好きなことをしていたらこうなっただけなんですけど、僕も中学生の頃に怪しいくて入るのがちょっと怖いお店とかはあって、そこに勇気を出して入ることに意味がありました。

そんなお店が岡山には無いなと思っていたので、あったら面白いかな、という感覚です。

ー インスタグラムのモデルはご友人とかですか?

弟:ほぼお客さんです。お客さんをスタイリングして勝手に撮っている。

ー いやいや、勝手にではないと思いますが。笑

みなさんブティック骨をよく理解されている方たちだと思うのでとてもカッコいいです。

Annie:僕らが勝手にこれ着て、これを合わせてと着せ替え人形にしているんで。それに付き合っていただけて本当にありがたいです。

ー 今、若い子にこの映画のファッションを見て!と勧めるものはありますか?

弟:フィフス・エレメントですね。ジャン=ポール・ゴルチエが衣装を担当していて今の人が見ても服のデザインのカッコよさがわかると思います。

Annie:女性の方には昔のオードリーヘップバーンが出ていたアメリカ映画。当時のモードなハイブランドを着用しているのを見てほしいですね。

僕が好きなエレガントでクラシックなスタイル、男性はスーツなどのテーラードアイテムを着こなしている姿、女性もドレスをエレガントに着こなしているので50〜60年代のアメリカ映画はわりと気になったタイトルのものを見てみてほしいな。

ー ゴルチエは常に新たなクリエイティビティに挑戦するデザイナーで、ジバンシィは今のジバンシィしか見たことがない人は印象が変わると思いますね。

Annie:僕たちの年代のハイブランドの印象ってエレガントですごく美しいもの。

今のハイブランドの市場に出回っている服ってそうじゃないものが8割くらいで、ロゴが全面にプリントされていたりするだけものが多いので、そこを払拭してほしいです。

ファッションの市場が大きくなるにつれビジネスの側面がどうしても大きく強くなるのは仕方ないけれど、商業的なデザインが溢れてしまっているのは悲しいことだと思っています。

ー 服&ファッション談義ができる恵まれた場所ですので岡山の人は是非足を踏み入れてほしいです。

Annie:僕たちは仕事という感じもしていなくてお店に遊びに行って、お客様も服仲間という感覚です。

こうなりたい!という強い気持ちだけ持ってきてくれたら。

うちに来たら絶対に買い物をしてほしいとかではないので、ちゃんとその人に似合っていなかったら売るのは嫌だし、似合っていてかつお客様が本当に良いと思ったら買ってくれたらそれで十分です。

今後の展開としてはお店を通してイベントでもいいし、服を通してみんなで楽しいことができたらいいなと思っています。

Vintage.Cityリンク

住所:岡山県岡山市北区伊福町3丁目2-18

Open: 木曜から月曜 13:00-19:00

(日によって変更等があるのでInstagramの storiesをご確認下さい)

Close: 火曜と水曜


Editor:上月マキ

Instagram:@__maki_k

Photo:LaPis

Instagram:@lqpis_l

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