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日本初のヴィンテージ・ファッション・アプリ「Vintage.City（ヴィンテージ・シティ）」は、2021年10月20日に発表された「2021年度グッドデザイン賞（主催：公益財団法人日本デザイン振興会）」において、本賞を受賞致しました。
「Good Design Award」について
グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。これまでの受賞件数は50,000件以上にのぼり、受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。
Background
旅先でヴィンテージ・ショップを訪れ、買い物をするのは、一つのトレンドでした。特に、日本には多種多様、かつ個性的なスタイルのショップが無数にあります。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響によりなかなか旅行をすることはできず、ヴィンテージショップを訪れる旅行客も激減している状況が続いています。このような状況の中で、オンライン化が進んでいないショップは苦境に立たされており、ヴィンテージショップで世界で一つだけの一点物を見つけるのが楽しみだったユーザーも、気持ちがふさいでしまっています。このような状況を打開すべく、Vintage.Cityは、日本初のヴィンテージプラットフォームとして、ヴィンテージファッション好きにオフラインと同じ経験をオンラインでも可能とするようデザインされています。
Overview
「Vintage.City」により、オフラインと同じ経験がオンラインでも可能になります。ユーザーは、各店舗をそれぞれ訪問しなくてもワンクリックで閲覧でき、お気に入りのヴィンテージショップをフォローすると、新しい商品情報など、様々な情報を提供してもらえるようにデザインされています。(ローカル情報を通じて実際、訪問することも可能)販売者は、簡単なツールを使って自分のストアを飾り、取引することができます。また、１：１のチャット、価格の提案、アウトリンクなど、オフラインの取引と同じように様々な経験を提供することで、ユーザーのニーズに応えた最適なサービスを提供します。
Design Strategy
個性的なヴィンテージショップやアイテムが、プラットフォーム上でそれぞれ引き立てられるよう「Vintage.Cityならではのミニマルな要素」でデザインされています。
プラットフォームのコンテンツは、時が経つにつれその価値がますます高まり、「人の目を惹きつける躍動感あふれるデザイン」として、Vintage.Cityならではのデザインを表現します。
Process and Achievement
Vintage.Cityは、日本全国の個性豊かな古着・ヴィンテージ・ファッション・ショップが取り扱う数多くの古着やヴィンテージ・ファッション・アイテムを紹介するプラットフォームとして2020年12月よりサービスを開始し、2021年9月23日に50万ダウンロードを突破した日本初のヴィンテージ・ファッション・アプリです。
評価者によるコメント
古着は新品の衣服と異なって１点１点がユニークなものであり、その状態も様々であるため、取り扱うショップの目利きが重要な要素を占める。本サイトは、商品である古着そのものよりも、古着に対する深い知見を持つ、信頼のあるショップにフォーカスを当ててプラットフォームをデザインすることで、オンラインでありながらリアル店舗でショップのアドバイスを受けながら購入するのに近い、新しい体験を消費者に提供することに成功している。
この度、「2021年度グッドデザイン賞」において、これらのデザイン性が評価され、「本賞」を受賞することが出来ました。Vintage.Cityでは、今後も、ユーザー体験を重視したデザインを採用し続けると共に、古着やヴィンテージ・ファッション・アイテムを日常着と共に取り入れる「ふるぎみっくす」の普及・啓発にも力を注ぐと共に、古着やヴィンテージ・ファッション・アイテムの楽しさを伝えていきます。
Vintage.City
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