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【gilet flagship】古着屋がラジオ?女の子が手に取りやすいメンズアイテムが揃う

2 years ago1,368 views

今回、伺ったのは原宿キャットストリート沿いの建物2階にあるアメリカ古着の【gilet flagship(ジレ フラッグシップ)】。

まるで海岸沿いの別荘のようなタイルのフローリングに高い天井の開放的で明るい吹き抜け空間!

木の梁にもTシャツやアウターがディスプレイされ、下から上まで広い店内は魅力的なアイテムで溢れています。

2009年にメンズのアメカジ、ヴィンテージを中心に扱う【gilet antiques】(ジレ・アンティークス:gilet flagshipから徒歩3分)を始め、2年後の2011年にこの【gilet flagship】をオープンされた”リンダさん”の愛称で親しまれるオーナーの林田大輔さんにお話を伺いました。

10代からアメリカ古着の魅了され26歳で古着屋をオープン!

ファッション、古着を好きになったきっかけを教えてください。

リンダさん:10代の早い時期に洋楽とバイクとスケートボードに夢中になり、ミュージシャンやスケーターのファッションスタイルから服に興味を持ち、バイカーの特に古い雑誌に載っているがライダースが欲しくて古着にどっぷりとハマっていきました。

また、当時はどのファッション雑誌を見ても古着ばかりが載っていた時代。

ダウンタウンの浜ちゃんが、ヴィンテージのスエット、腰穿きじゃなくてウエストでデニムを履き、アイリッシュセッターのブーツを合わせ、カレッジスエットを着る。

それだけですごくカッコ良く見えて、それが古着がファッションとして僕に入ってきたスタートです。

お店のオープンはいつですか?

リンダさん:学生時代から知り合いの高円寺の古着屋でアルバイトをさせてもらいました。

高校卒業後は美容師をしていたのですが、1回くらいは古着屋をやりたいなと思い、23歳の頃からアメリカに古着の買い付けをさせていただいて、26歳の時に【gilet antiques】をオープンしました。

その2年後にここ【gilet flagship】を始めました。

gilet flagshipは原宿のこのロケーションでこの吹き抜け空間が本当にすごいですね!

リンダさん:そうですよね。内見に入ったその場で決めました!

インタビュー前にお店のアイテムを見させていただきましたが、Tシャツもパーカーも全てプリントの柄がユニークでカラフルで本当にかわいいです!

リンダさん:仕入れは全てアメリカに行っています。まずは柄のものだけで気になるものを分けて、そこからサイズ感で厳選しています。

オーバーサイズのアメリカ古着だからこそ大切な仕入れのこだわり・サイズ感

今だとどんなアイテムがお勧めですか?

リンダさん:男女ともにニットは今一番おすすめ!

このクオリティをこの価格で買えるのが古着の魅力だし、人と被らないデザインばかり。

これだけ模様があると主張が強そうに見えるけれど、サイズ選びを間違えなければどんな方でも可愛く着られます。

こだわりのサイズ感というのはどういうことでしょうか?

リンダさん:小さいこだわりは全てのアイテムにあり、例えばこのパーカーのゆったり袖。

広ければ広いほど肩を落として着たときにゆったり着られます!

肩幅、身幅、袖のバランスは、Tシャツ、ロンT、パーカー、スエット、全てとてもこだわっています。

オーバーサイズが好きでお勧めしたいからこそバランスを大事にしています。

オーバーサイズのアメリカ古着だからこそ大切な仕入れのこだわり・サイズ感

なるほど!サイズ感の他にお店に並べるアイテムとして何を基準に仕入れられていますか?

リンダさん:gilet flagshipをオープンした直後にファストファッション、スキニーブームや細く着るチェスターコートが流行っていました。

ですが、ジャストサイズのチェスターコートなんてアメリカにあるわけがなくファッションが今後この流れになってしまうのか?と思い怖かったです。

だから、まさかのビッグサイズが流行るというのは、僕の中では衝撃的な事でした!

今は僕自身が好きなアメリカ古着のアイテムを仕入れて置いています。

全部レディースアイテムだったのを今年大幅リニューアルしメンズアイテムを導入!

ボーイフレンドシャツみたいに、女の子もメンズの大きいアイテムを着る習慣が増えてきましたよね。

リンダさん:今の女の子はメンズのパーカーやデニムを着るようになったので、今年初めにリニューアルしてメンズのアイテムを増やしました。

flagshipは需要に合わせて柔軟に変えて、antiquesは基本的にメンズのみでメンズのアメカジ、ヴィンテージが中心に置いてあります。

gilet flagshipは女の子が手に取りやすいメンズアイテムが揃うお店ですね!

リンダさん:そうそう。ラックを見てもらうと、全部メンズなんじゃない?と思うくらいメンズっぽいアイテムが多いけど、よく見るとレディースアイテムもあります!
カップルでも古着の買い物が楽しめるのがflagshipです!

ホームページもオンラインショッピングサイトも無い

SNSはインスタグラムだけ

TikTokにもYoutubeにも目もくれずgiletが始めたのはラジオ♪

giletとして、リンダさんご自身として今後していきたいことはありますか?

リンダさん:僕は店頭に立ってお客様とお話するのが好きなのですが、営業時間外でもお客様とのコミュニケーションが取れたらな、と思って始めたのがラジオなんです。

giletのラジオ ☆ジレばな☆【とりあえずジレで話せばいっか】

他愛のない話やスタッフがはまっているものとかの雑談をして、お客様からお便りをいただいて、それを読んで。

っていうだけなんですけど、お客様同士がラジオネーム同士で呼び合って仲良くなっているんです。

うちはほのぼのとしたオシャレが好きなお客様が多く、何となくオシャレが好き、古着をすごく知っているわけではないけれど、好きなことだったら知っているみたいな人もいらっしゃって、お客様同士でくっつきやすいかなと思っていて。

”あのアイテム、誰々が買ったらしいよ”とか、会った時に、”あ!それこないだインスタに上がってたアイテムだよね!”とか。

ラジオをそんな交流のきっかけの場にしたいです。

いい意味で人と違うことをやって、それを好きになってくれる人たちが集まればいいなと思っています!

あとは他のお店ではやっていないことをやりたいという思いがあり、革小物、ウォレットも扱っています!

経年変化を楽しめる革しか使っていなくて、自分だけの色、たった一つのウォレットにどんどん進化していきます。

取材を終えて

アイテムの歴史やデザインの理由など、豊富な古着知識とファッション談義をいつまでも楽しくお話ししてくださった林田”リンダ”さん。

お店でのおしゃべり、遠方にお住まいで訪問が難しい方はラジオを聞くことでgiletとリンダさんの魅力を体感できます♪


gilet flagship

住所:東京都渋谷区神宮前6-7-9 ネスト原宿1 202

Instagram:www.instagram.com/gilet_flagship/

giletのラジオ ☆ジレばな☆:https://anchor.fm/giletbana


エディター:上月マキ

Twitter:twitter.com/__maki_k

Instagram:www.instagram.com/__maki_k/

フォトグラファー: Kengo Hanada

2021年に結成されたクリエイティブチームFKTEYの映像作家としても活動

Instagram:www.instagram.com/ken4696

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