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いつの時代も、世代や性別を問わずに愛されてきた古着ファッション。
近年、世界的に古着が注目を浴びており、日本でも古着屋はどんどん増えています。
流行に左右されづらいため、自分の個性を最大限に生かすことができるのも古着の魅力。
この記事では、そんな古着の魅力を現代の流行とオリジナリティという観点でご紹介していきたいと思います。
サスティナブルへの貢献
近年、アパレル業界で流行と言っても過言ではないサスティナブルファッション。
数年前から注目を集めているサスティナブルは、大量生産と大量消費、大量廃棄を繰り返してきたアパレル業界にも取り組む動きが出てきています。
その中でも、究極のサスティナブルと呼ばれているのが古着です。
生産されてから人の手に渡り、大切に着られて長い年月が経った今、現代の若者が新しい価値を見出す動きが増えています。
時代を超えた価値
一言で古着の価値といっても、価値を見出すところは人それぞれ。
まずはほとんどが1点ものであるということ。人と被らないファッションを楽しめたり、今の流行にはないデザインを楽しめることがポイントに。
ハイブランドを手軽な価格で楽しめたり、現在販売しているリバイバル商品の当時のモデルがあったりと、老舗のハイブランドならではの楽しみ方も。
また、古着の中でも特に価値の高いものがヴィンテージと呼ばれるもの。
年代が古いものが多く、今ではない当時の縫製方法や技術が施され、年数が経っても状態のいいものに価値がつきます。
古いアイテムは今ほど大量生産が行われておらず、その中でも現代に残っているというところが質の良さを感じられます。
どんな古着も1着ごとに、ブランドや時代背景が交差した”古い歴史を持つ希少価値のある物”となるのです。
ファッションでの自己表現
現代のファッション業界で問題視されているのが、ファッションの同一化と呼ばれる、どこのお店も似たような商品が並ぶ現象です。
そう言われてみると、肌で感じたことがある気がしませんか？
新品を買おうとしても似てるものが多く、どこで何を買うのが正解かわからない。
そんな人にこそ、古着がおすすめです！
古着と聞いて、"個性的で派手"というイメージを持つとなかなか手に取りにくいかもしれませんが、実際見てみるとそんなことはありません。
シンプルに着やすく使い勝手のいいアイテムや、オフィスにも着ていけるブラウス、ジャケット、スラックス。一方で、休日にお出かけするようなワンピースやカジュアルなスウェットまで。
１点１点つくりやデザインの異なる中から選べるので、自分の好きなもの、ピンとくるもの、という素直な直感で服が選べます。
普段はそこまでファッションにこだわりのない、こだわりを見出せない人も、古着を１度見に行ってみると価値観が変わるかもしれません。
派手であることだけではなく、シンプルでも、ベタでも、自分の好きなものを着ていることこそが個性と捉えられるでしょう。
Vintage.Cityでは、全国300店舗以上のショップが商品を掲載しています。
なかなか遠方まで足を運べなくても、全国の古着屋を巡った気分になれるかも。
この機会に、古着を着たことがなかったり、実際に見たことがない人も是非古着を見てみて下さいね！
エディター：seri
