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古着屋巡り~横浜編~Vol.1

2 years ago32.9K views

西洋文化が栄えた歴史がある横浜

「みなとみらい」・「横浜中華街」など、デートや観光で人気のエリア、横浜。この横浜エリアは、幕末期に横浜港が開港され、外国人が多く集まるスポットとして、西洋文化が栄えた歴史があり、古着屋や骨董市の多い地域でもあります。

今回は、横浜エリアで古着屋巡りをしてみました!

横浜駅から東急東横線で5分、白楽駅西口を降りたところにある六角橋商店街を歩いてみましょう。昭和の面影を残すレトロな商店街で、生鮮食品から雑貨まで幅広いお店が並びます。近くには大学もあり、横丁と呼びたくなる小道にも、お店がびっしり。地域住民に愛され親しまれている【ドッキリヤミ市場 夜のフリーマーケット】などユニークなイベントも盛んです。


3/5 リニューアルオープン!【Dandees(ダンディーズ)】

3月に横浜中華街より白楽駅へと移転し、再オープンしたのが、Dandees。元町では一年間お店を開いていましたが、活気のある商店街への出店に憧れを抱いていたのだとか。六角橋商店街に空き店舗があるという情報を聞き入れ、店主の地元の近くであるここに店を構えることなったといいます。

横浜元町中華街で使っていた機材をそのまま利用した、シンプルながらもハイセンスな内装です。仕入れ先は、さまざま。独自の仕入れルートで、日常生活に馴染んでくれるアメカジをメインにそろえています。

オーナーである佐藤さんは、古着屋の店長から、百貨店の婦人服メーカーの営業・物流まで経験した幅広い経歴の持ち主。やっぱり古着を自分でやってみようと一念発起してはじめたといいます。

スウェットは、1900円~3900円をメインの価格帯に。敷居の高すぎない価格設定で、質の高い古着を見つけることができます。

店内は、アメカジをベースとしたメンズアイテムが中心ですが、性別関係なく、幅広い年齢層をターゲットにしたいと語ります。

オープン前の取材でしたが、取材中もミセスからの問い合わせが殺到していました。女性が着やすいアイテムも視野に入れていくそうです!

佐藤さんが好きなチェック柄のシャツが特に充実しています。お店の敷地はやや小さめですが、洗練された雰囲気で、見どころが多いです。

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どんなお店にしたいですか?

佐藤さん:「この町に馴染んだ店にしたいです。大好きなアメカジのテイストだけは、最低限そろえつつも、幅広い年齢層が気軽に覗いてくれるようなお店になっていけたらと思っています。」

Dandees (ダンディーズ)

住所:〒221-0802 

神奈川県横浜市神奈川区六角橋1-11-17 六角橋商店街仲見世通り

電話番号:045-947-2778

営業時間:11:00 - 20:00

ショップページ:https://vintage.city/users/88764


23年目!親子3世代で通い詰める常連さんもいる 【古着 チングルベル】

石川町駅に降り、古着屋が密集する元町エリアへ。石川町の駅を降りると大きな川が流れていて優雅な気分に。

少し歩くと、全長600mになる元町のショッピングストリートがあります。大きなアーケードが目印となり、ブティック、カフェ、レストランなど、人気の老舗店から新しいお店までひしめきあっています。

石川町駅から徒歩3分のところにある古着屋が、古着チングルベルです。2000年にお店をこの地に構え、23年目に。

ここにお店を出した理由は、石川町付近に遊びに来ていて古着もにぎわっていたエリアだったから。1990年代はバーやクラブ、ディスコもあって面白い場所だったと語ります。

仕入れ先は、日本のものもあれば、アメリカもあり、ハイブランドもあればワンコインのものもあり…宝探しのような気分でお買い物が楽しめます。レディース6割、メンズ4割ほどで、キッズ服やアクセサリー・雑貨も置いています。

長年、古着屋を経営するのは難しいのも現実です。オーナーである後藤さんは、「いつも思っているのは、僕はただ来てくれるお客さんを絶対に喜ばせるように。それだけ!」と話します。

店内には、ところせましといろいろなポスターやイラストが飾られています。「お客さんからもらった絵が素敵だったから」という理由で、飾ってしまう愛情深さに、思わず笑みがこぼれます。

中には、20年以上の付き合いの人も!最初に来たとき3歳だった女の子には、小学校の卒業式の衣装もオーダーいただき卒業式に出席までしたそう。そしてその女の子がお母さんとなり、子どもを抱えてお店に遊びに来てくれるという話を教えてくれました。

後藤さん:「ウチは、お客さんの層が幅広いのが特徴です。80代で派手な紫のファーのおばあちゃんから、ネパール・フィリピンなど海外の方も。もちろん、ヴィンテージに興味があるカーハート、チャンピオンを見てみたい人もどうぞ。とにかく、僕が仕入れたものをお客さんが楽しんでくれるのが古着屋だと思っているんです。」

古着 チングルベルは、営業時間外に、どこまででもデリバリーで配達してくれるサービスも。過去には茅ケ崎までデリバリーしたことがあるのだそう。

一瞬で後藤さんのとりこになってしまう、パーソナリティの高さにお客さんのファンが多いのも納得したのでした。以前よりもヴィンテージやデッドストックについて、お客さんの反応が良くなり、古着がリバイバルしているのを感じているそうです。ゆっくり古着トークから身の上話まで語ってしまいたくなるような、魅力あふれる方でした。

古着 チングルベル

住所:〒231-0868 

神奈川県横浜市中区石川町2丁目72

電話番号:045-681-0355

営業時間:13:00-21:00

お正月&店主体調不良以外 休みなし!


アートな展示品の数々にもセンスがキラリ!【sheol (シェオル)】

古着チングルベルから元町ショッピングモール方面へ歩く途中に、sheolがあります。二階ですが、窓から洋服が見えて気になりますね!

お店をOPENしたのは、4年前。より店舗に力を入れたいと思い、山手から人通りの多い中華街エリアへ移転しました。オーナーの山本さんは、地元が横浜で、周りに好きなお店が多く、石川町エリアにお店を開いたと語ります。フラッと入りやすい立地になったので、移転後、客層が広がったのだとか。

お店に光が差し込んで素敵ですね。

なお、sheolとは、死んだ後の世界という意味があります。古着も一回捨てられた後、息を吹き返すものなので、共通すると思い店名にしたのだそう。

入って、最初に気になったのがウッディな香り。そしてユニークでモダンな内装でした。店舗づくりでは特に、インテリアにこだわったそう。

山本さん:「一番のお気に入りの内装は、ずっと狙っていたアメリカのタペストリー作家であるドン・フリードマンの壁掛けです。アメリカでもなかなか手に入らないもので、7~8年越しで手に入れることができました。」

アメリカに限らず、日本の骨董市で買った古道具も配置されています。ドライフラワーを挿している入れ物は、繊維工場のものだそう。花瓶として使うセンスに脱帽です!

仕入れは、全体的には70〜90年代の商品が多く、マルジェラやギャルソンなどハイブランドから、イッセイのドメスティックブランドまで幅広く仕入れています。ゴブラン織りも集めているアイテムのひとつです。次に仕入れるときは、70年代のフレアパンツを狙っているのだとか。どんなものが手に入ったのか、また通いたくなってしまいますね。

お客さんは、他で手に入らないようなスペシャルな一点もののアイテムを手に取ることがほとんどだそう。

ー最後に一言どうぞ!

山本さん:「横浜に来たら、実際に見に来てほしいです。このエリアは、最近古着屋が増えてきているし、中華街からも近いので遊びに来てください!」

香りからモダンな内装まで、隅々まで見ていても飽きないお店でした!

sheol (シェオル) 

住所:〒231-0868 

神奈川県横浜市中区石川町 1-13 マガジンスポット 2F

電話番号:090-6701-9548

営業時間:月曜定休日

     火曜日~日曜日 12:00-20:00


創業1947年の老舗洋食店【ザ・ホフブロウ】でランチ

そのまま足をのばして、山下公園方面でランチ。横浜は、外国人が多く集まる日本の洋食文化が花開いた街です。1947年に創業した「ザ・ホフブロウ」は、「古き良き時代の港町ヨコハマ」を感じることができます。

港町横浜を彷彿させるハイカラな店内で、ランチ時にはお客さんが列を連ねる人気店です。ノスタルジックでどこか温かみのある店内に、ホッと癒されます。

「ザ・ホフブロウ」の名物は、「スパピザ」。鉄板にミートソーススパゲッティ、チーズを重ねて焼き上げたボリューム満点のメニューです。鉄板の熱でとろけたチーズをミートソーススパゲティに絡めて食べるのが絶妙!鉄板のふちでカリカリになったチーズまで食べつくしたい一品でした。平日のランチメニューには、ミニサラダとミニスープがサービスされます。また、鉄板料理は「スパピザ」以外にも、特製ハンバーグステーキや、横浜発祥のシーフードドリアなどボリューム満点なメニューが豊富。

近くには、山下公園があります。ランチ後に公園でゆっくりするのもおすすめ!

The Hof Brau(ザ・ホフブロウ)

住所:神奈川県横浜市中区山下町25-1 上田ビル 1F

営業時間:11:00~15:00(LO14:30)

     17:00~22:00(LO21:00)

電話番号:045-662-1106

instagram:www.instagram.com/thehofbrauyokohama/

古着屋巡り〜横浜編〜Vol.2に続く!


エディター:桐生奈奈子 

Instagram:www.instagram.com/happynanako0111/

フォトグラファー:Ayano Date

Instagram:www.instagram.com/ayanodate_/

アイドルやバンドのMVを中心に、企画から撮影・編集までの映像制作の分野において活動。ポートレートやアーティスト写真の撮影もしている。

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