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生まれ持ったボディラインと、肌の質感によって似合う服がわかるという骨格診断。
雑誌やウェブメディアなどで見かける事が増えてきました。
一目ぼれしたお洋服を着て鏡を見たら何か思っていたのと違ったり、店員さんが素敵に着こなしている服を自分が着るとなんか違う…などという経験はありませんか？
それはあなたの骨格タイプに合っていなかったからかもしれません。
今回は骨格診断の概要から、自分の骨格タイプに似合うVintage・古着を選ぶ方法とおすすめアイテムを解説します。
骨格診断の「似合う」の定義はスタイルが良く見えること
何をもって似合うというのか、「似合う」という言葉はとても曖昧です。
骨格診断での「似合う」の定義は、スタイルが良く見えるかどうかということ。
痩せて見えたり脚が長く見えたりする事を「似会う」、太って見えたり逆に貧相に見える
ものを「似合わない」と定義しています。
そのため顔の雰囲気は関係がなく、太っても痩せても年齢を重ねても、診断結果が変わる事はありません。
あなたはどのタイプ？
骨格診断は3つのタイプにわけられる
骨格診断にはストレート・ウェーブ・ナチュラルの3つのタイプがあります。
それぞれの骨格タイプの特徴は以下の通りです。
ストレートタイプ
• 体に厚みがある
• 首が短め
• 重心が上半身にある
• 筋肉のハリや弾力を感じる肌質
• 鎖骨や膝、くるぶしなどの骨が目立たない
• ウエストやヒップの位置が高い
• 身長に対して手足が小さい
一言でいえばメリハリボディ
ウェーブタイプ
• 体に厚みがない
• 首が長い
• 重心が下半身にある
• 筋肉よりも脂肪の柔らかさを感じる肌質
• 鎖骨は華奢で目立つ
• ウエストやヒップの位置が低い
一言でいえば華奢な柔らかボディ
ナチュラルタイプ
• 肩幅が目立ったりがっちりしている
• 身長に対して手足が大きい
• 鎖骨は太く目立つ
• 重心の偏りがない
• 膝、くるぶしなど関節が大きく存在感がある
• おしりが平たい
• 筋肉も脂肪も付きにくい
一言でいえばスタイリッシュボディ
以上の特徴を見て、自分は何タイプなのかすぐにわかるという方は少ないかもしれません。
他人と比較しないとわからない部分が多いためです。
そんな時は骨格別のよくあるお悩みを見ると、自分のタイプがわかりやすくなります。
骨格タイプ別よくある悩みから自分の骨格タイプを知ろう！
それぞれの骨格タイプによくある悩みは以下の通りです。
ストレートタイプ
• オーバーサイズのものを着ると太って見える
• 首の詰まった服を着ると太って見えたり苦しそうに見える
ウェーブタイプ
• オーバーサイズのものを着ると服に着られているように見える
• 首周りの広く開いた服を着ると貧相に見える
ナチュラルタイプ
• かわいいデザインの服でたくましく見える
• シンプルなかっちりしたものを着ると怖く見られる
自分と重なるタイプがあなたの骨格タイプです。
骨格タイプがわかったら、よりスタイルよく見える古着の選び方を知りましょう！
骨格ストレートタイプに似合うVintage・古着コーディネート
骨格ストレートは似合わない服で着太りしやすいタイプです。
服を選ぶポイントはジャストサイズ、Iラインシルエット、ボリュームを足さないシンプルコーデ。
アイテムごとにおすすめのポイントを解説していきます。
シャツは骨格ストレートが得意なアイテム。
選ぶポイントはジャストサイズである事です。
オーバーサイズやドロップショルダーではない、セットインスリーブのもので、タイトすぎないものを選ぶと良いですよ。
首周りが詰まっていると着太りしてしまうので、サッと羽織るかボタンを留める場合は第3ボタンまでしっかり開けて、インナーを覗かせるのがポイントです。
骨格ストレートが選ぶワンピースで重要なのが、スカートに広がりがない事。
ストンと落ちるIラインのシルエットがマストです。
首周りがしっかり開いたデザインは首をすっきりと長く見せ、上半身をシンプルにまとめる事で着痩せ効果UP。
大柄やしっかりとした生地感が、より骨格ストレートのハリのある肌質に映えます。
骨格ストレートのパンツなら、スリムすぎずワイドすぎないストレートパンツがおすすめ。
余計なタックなどのボリュームが腰回りにない事が重要です。
お尻のボリュームを足さない肉感を拾わないサイズ感で、きれいめな質感であるとより骨格にマッチします。
シンプルなタイトスカートは、骨格ストレートなら一着は持っておきたいアイテム。
Iラインを強調し、体にボリューム感を足さないのでぐっと着痩せしてみえます。
トップスをインする場合は、ハイウエストにならないように注意。
ハイウエストにしてしまうと、ウエスト位置が高い骨格ストレートは胸との距離が近くなりすぎて、詰まったような印象になってしまいます。
ウエスト位置はジャストの位置でマークするのがポイントです。
骨格ウェーブタイプに似合うVintage・古着コーディネート
骨格ウェーブは似合わない服で貧相になりやすいタイプです。
服を選ぶポイントはタイトめのサイズ感、Aラインシルエット、ボリュームを足し盛るコーデ。
アイテムごとにおすすめのポイントを解説していきます。
パフスリーブが似合うのは骨格ウェーブだからこそ。
肩まわりが華奢だからこそ、ふんわりさせても悪目立ちしません。
レースやフリルなどの装飾で盛るのも得意。
首元は一番上までボタンを留めれば、貧相に見えてしまう悩みもカバーできます。
プリーツの入ったふんわりとしたワンピースは、骨格ウェーブの得意なアイテム。
首まわりが詰まっていて貧相に見えてしまう事がなく、華奢な上半身をふわっと包み込むデザインです。
骨格ウェーブは、ハイウエストでベルトマークする事でよりスタイルアップ。
丈はロング丈よりミモレ丈で足首をしっかり出す事で、重心を上げると細見えします。
柄を選ぶならこのような小さな柄がお似合い。
パンツが苦手という方が多い骨格ウェーブ。
その原因は下重心で、太ももの横張りが気になる方が多いから。
太ももの横張りはテーパードパンツでカモフラージュしてしまうのがおすすめです。
裾に向かって細くなっているため、足首周辺は軽い印象になり重心を上げる事ができます。
ハイウエストのアイテムは、ウエスト位置を上げてくれ足長効果も。
スカートが基本的に得意な骨格ウェーブですが、その中でもフレアスカートがおすすめ。
ふわっと広がるのでAラインのシルエットが簡単に作れ、華奢な上半身との対比でスタイルアップ。
太ももの横張りもフレアスカートなら気にならず、着痩せコーデが簡単に作れるため1着はもっておきたいアイテムです。
骨格ナチュラルタイプに似合うVintage・古着コーディネート
骨格ナチュラルは似合わない服で体が大きく見えやすいタイプです。
服を選ぶポイントは大きめのサイズ感、X・Yラインシルエット、ラフでルーズなコーデ。
アイテムごとにおすすめのポイントを解説していきます。
トレンドのドロップショルダーは、肩幅が広いのが悩みの方が多い骨格ナチュラルにぴったりのアイテム。
肩の骨感を目立たなくしてくれる上に、ゆるっとしたシルエットが骨格のフレーム感を和らげます。
ウエストマークする際は、少しローウエスト気味にするのがおすすめ。
肩との距離をとる事でよりスタイルアップします。
ロング丈で全体的にボリュームのあるワンピースは骨格ナチュラルの得意なアイテム。
ラグランスリーブは肩のラインを目立たなくしてくれます。
このようなワンピースをウエストマークなしでも着こなせるのは骨格ナチュラルだからこそ。
柄物は大胆な大柄がよく似合います。
リネン特有の、くたっとしたラフな素材感は骨格ナチュラル向き。
ざらっとした質感やしわ感も得意です。
ボリュームのあるボトムスがかっこよく決まるので、パンツなら断然ワイドがおすすめ。
エフォートレス・リラックス系アイテムがだらしなく見えずかっこよく決まるのは、骨格
ナチュラルの強みです。
骨格ナチュラルのスカート選びなら、膝下丈以上がおすすめ。
膝の骨感は見せずに隠す事で、柔らかい雰囲気を出す事ができます。
重心に偏りがないためマキシ丈も得意！
つるんとしたキレイな生地より、しわ感を感じるラフな素材を選ぶ事で肌質とマッチします。
骨格タイプに似合うVintage・古着でもっとおしゃれになろう！
どんなテイストのお洋服でも、それぞれの骨格タイプに似合う服があります。
選ぶ時に自分の骨格を意識すると、試着なしのネットでのお買い物の失敗も防げますよ。
ぜひ参考に服選びをしてみてください！
エディター : 大塚シイナ
何を着ても似合わない…と試着室でため息をつくオシャレ迷子から、パーソナルカラー・骨格診断を知ってキレイになった！痩せた？と言われるようになった経験を持つファッション・美容系ライター。
”似合うを知ると自分の体が好きになる”をモットーにパーソナルカラー・骨格診断について発信中。
- 女性向けブログ：ゆっくりシイナ時間
shiinafuwamaro.hatenablog.com/
- 男性向けブログ：ファッションはシステム！シイナ塾
moteruotokonotsukurikata.hatenablog.com/
