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【国立市・SiSSY. Japon】ハイブランドの魅力が詰まった頼れるお店- 古着屋オーナーの"First" Vintage vol.27

1 year ago458 views

≪今回取材をしたのはこんなお店≫

今回は、エルメスやシャネル、ルイヴィトンなど名高いハイブランドの名品を取り扱い、買取や委託販売、メンテナンスなど手厚いフォローが魅力的な「SiSSY. Japon(シシィ・ジャポン)」を取材してきました。親しみやすいホスピタリティで地域に根付き、ブランド品が好きな方が一目置くまでになった秘密に迫ります。

鯨岡さんの"First" Vintageを教えてください!

一番最初に買ったブランドヴィンテージは‥‥【エルメスの長財布】

ーーなぜ、エルメスだったんですか?

いま34歳なんですが、20代前半の頃に上質な財布が欲しいなと思い立ったんですよね。でもブランドに詳しかったわけではないんです。とりあえず最高のブランドということでエルメスだったんですが、やっぱり高額なのでなかなか手が届かない。それで中古ショップを回ってこの子と出会いまして。以来、今でもずっと手入れしたり、ほつれたところを縫ったり、愛着をもって自分でメンテナンスして使ってます。

「ひとの役に立ちたい」想いはひとつ

ーーファーストヴィンテージのお財布、購入なさったのは10年ほど前なのにとてもきれいですね。

自分の靴を磨いたり手入れしたりするのは好きなんです。メンテナンスが苦手な方は当店にお任せいただければと。できることは、やらせていただきます。

ーー商品を売ったあともメンテナンスを続ける、そのモチベーションはどこからくるんでしょうか?

誰かの役に立ちたいという気持ちがずっと強くて、もともと警視庁警察官になったきっかけもそのような想いからでした。サービスとしてメンテナンスを始めたのはお客様からの「孫に自分のバッグを譲りたいけど、きれいにできないかしら」という一言がきっかけでした。ブランド製品には洗練されたデザイン、上質な素材、職人による確かな技術が詰まっているので、メンテナンスをしてあげると、2倍3倍長くご愛用していただけます。

ブランド品をご愛用頂いている方のお役に立ちたい、そのような気持から「バッグ」「時計」「ジュエリー」ブランド専門店による修理メンテナンスサービスを始めました。初めてメンテナンスを受けていただいたお客様が泣いて喜んでいる姿は、ずっと忘れません。今では弊社アトリエにおいて一流ブランドからも修理依頼を頂くようになりました。

ーーブランド品ってコピー商品の問題とか不安もありますもんね。

そうなんです。不透明でちょっと怖い部分もある…。そういった状況の中で、本物が欲しいけどなかなか見分けられなくて困っているお客様に、安心して良いものを手にしていただくためにSiSSYのサービスがお役に立てたらいいなと。おかげさまで9割以上がリピーターさまなので、その面ではご満足いただいているのかなと思います。

ーー物を大切にするようになったのは昔からですか?

子供時代は活発に外で遊ぶのが好きで、今も休みの日はゴルフや釣りによく出かけます。ただ、釣り道具の手入れはしっかりしてますね。釣りに行く前とか行った後の手入れ次第で道具の状態が大きく変わるので。錆びたりとか、使えなくなっちゃったりしないように、そのあたりは今の物を大切にしたいという思いと繋がってることがあるのかもしれないですね。

目の前のお客さまのために手間と時間を惜しまない

ーーあえて、国立にお店を構えたのはなぜですか?

国立は治安も良いですし、「文教都市」としてのびのびと子育てをしていただける街ですよね。需要が増えて店舗数が増えたとしても、あくまでもお客さま第一なので、このサービスを提供できなくなるくらいなら小規模でやりたいです。予約制を導入したりして、SiSSYに来てくださった目の前のお客さまを何よりも大切にしたいです。

ーーリピーターさんが9割とのことですが、顧客はどんな方が多いんでしょうか?

年齢的には幅広く20代から80代の方まで、お洒落するのがとても好きな方が多いです。お客様には安心していただけるように、SiSSYを信用して来てくださる方には、当店でできることは時間を惜しまずにいくらでもやらせていただきたいと常に思っています。

ーー「SiSSY. Japon(シシィ ジャポン)」という店名にはどんな想いが込められているのでしょうか。

「SiSSY」というのはオーストリアのエリザベートという皇后の愛称なんです。エリザベートは当時のヨーロッパで美と自由を追及した美しい女性。そこから、お客さまにご自身の自由時間で本当に好みのものを手にしていただきたい、美を追及する気持ちに寄り添いたいという想いを込めています。なので、ただ販売するだけではなくその先のイメージが湧くように、適切なシーンとか使いやすさ、メンテナンスの件まで丁寧にご説明しています。

手厚いフォローで安心できる環境を整える

ーーSiSSYさんの店内は、リユースショップというより明るくて清潔で高級感のあるセレクトショップみたいですよね。

お客さまに素敵なひとときを過ごしていただきたいので、装飾や商品の陳列スタイルにも気をつかっています。あとは、購入後のフォローに非常に力を入れていて、たとえばご購入いただいたバッグはその後の保管方法やお手入れ方法などもご説明し、年1回無料メンテナンスもさせていただいています。

ーーなんでも相談できて専門的な意見を聞けて、最高品質のものを手にできる。夢のお部屋ですね!

ありがとうございます。メンテナンスでも時間をかけてしっかりお客様からヒアリングさせていただいています。ものによっては修復不可能なものもございますので、まずは店頭もしくは、電話やLINEにて気軽にご相談下さいね。

ブランド品への"憧れ"を持ち続けていただけるように

ーー鯨岡さんご自身は、ブランド品とどう付き合っていくのが最適解だと考えておられますか?

まず、ブランド品って夢があるんです。考えるだけでも気持ちがワクワクするとか気分が上がるとかおっしゃる方もいますよね。そういう気持ちを裏切らないために一部のブランドはセールをやらないとか。そういった“本物”に憧れる気持ちってとても素敵だと思っています。

なので、僕らはそんなブランド品のお買い物で悲しい思いをする方をひとりでも少なくするために、夢をずっと見続けてもらえるように、品物を鑑定する、紹介する、そしてメンテナンスするということを誠心誠意やっていきたい。品物を販売して終わり、ではなくて、むしろ僕たちにとってはそこがお客さまとのお付き合いのスタートラインだと思っています。

SiSSY. Japon(シシィ・ジャポン)

186-0004 東京都国立市中1-16-20 ピーチビル1階

定休日:日曜

営業時間:AM11:00~PM5:00

公式ホームページ:https://www.sissy.tokyo/


エディター:鈴木一禾

フリーライター/エディター。企業オウンドメディア向けコンテンツ作成や編集業務に従事。趣味はピアノとマクラメ編み

フォトグラファー:endo tomoki

七五三、成人式などをメインに撮影。BARでのカクテル撮影、ムービーなども制作

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