The service may not be stable in the browser you are using. Please use the browser below for stable service.

VintageCity VintageCity VintageCity

Open in App

Some content is displayed in the original language.

Culture

「今」を牽引するファッショニスタのファッション事情 Vol.1

2 years ago1,611 views

様々な業界で活躍している、おしゃれに敏感なファッショニスタたち。そんな彼ら、彼女らの魅力溢れる生態を解明すべく、インタビューに行ってきました。

今回は、表参道の人気美容室「SYAN」のスタイリストmiyuuさんにインタビューをさせていただきました。おしゃれの最先端をいく美容師さんの、貴重なファッション事情をお楽しみください。

____

自己紹介をお願いします!

miyuu:表参道にある美容室「SYAN」でスタイリストをしている、miyuuです。SYANでは8年間働いています。ファッションに合わせたナチュラルモードとかパーマが得意です!

今回、インタビュアーであるryokaさんのスタイリストから「ファッションについてインタビューを受けてみない?」って声をかけられたのがきっかけで、今回インタビューを受けることになりました。

大好きなファッションでもあったし、美容師としてファッション好きな方達に何か発信できるのが嬉しくて即答しちゃいました(笑)

____

「SYAN」で美容師を目指すきっかけって何だったんですか?

miyuu:もう小学生の頃から、夢が美容師さんだったんですよね。親が美容師さんだったとかではないんですが、小さい頃からお母さんにパーマかけられたり、色んな服を着せられたりして(笑) 気づいたら必然的にファッションとか、美容に興味を持ってましたね。

高校生のときも、毎月美容室に通ってヘアスタイルを変えていました。元々、自分は癖毛で悩んでいたので、それを生かした髪型を模索していました。

SYANを選んだ理由の一つは、働いていたスタッフさんたちがめちゃくちゃオシャレだったのもあります。自分のスタイルともすごく合っていて、あとは、女性が多いことにも惹かれました。ファッションも美容も大好きなので、もし、家庭を持って子供が生まれても、美容師を続けていたいと思ったんです。

____

miyuuさんは、もうスタイルが確立されていらっしゃるように見えますが、どのようにファッションを学ばれたんですか?

miyuu:いやー、実は今のスタイルに辿り着くまで色んなジャンルのお洋服を着ましたよ(笑)それこそ、サーフ系のBLUE MOON BLUEとかCOCOLULU、森ガールっぽい洋服を着てた時もありました。美容師になりたての頃は、毎日必ずどこかにヒョウ柄を忍ばせている時もありました(笑)

学んだっていうようりも、たくさん色んな洋服を着て自分に似合うものを探したって感じですね。あとは、美容系の学校だったので、周りのオシャレな子たちからお店を教えてもたっり、刺激を受けていました。

最近だと、SNSからも色んなインスピレーションを得ています。私は、instagramがほとんどですが、ショップ店員さんとか、他の美容師さんのSNSを参考にしています。意外に、韓国の方のファッションを参考にしていることもあります。結構、ジャンル関係なくどこからでも情報得ていますね。

そんな中で自分にしっくりくるなって思ったのが、今のスタイルであるモードレトロですかね。少し毒々しい感じが自分に似合っている感じがします。最近は、髪型も洋服もあまり派手すぎない感じが好きです。ヒョウ柄は卒業しました(笑)

なので自分のスタイルであるモードレトロの雰囲気を出すのに、古着とかヴィンテージアイテムを取り入れることは欠かせないですね。

____

miyuuさんにとって古着やヴィンテージアイテムの魅力って何でしょうか?

miyuu:柄とシルエットが可愛いところですかね。実際に着てみた時のシルエットが、とにかく可愛いと思います。最近はコロナの影響で行けていないですが、色んなお店を回って古着やヴィンテージアイテムを掘り出しに行くことも大好きです。

あ、あと美容師って服がすぐ汚れちゃうんですよね。頑張って落とすこともできるんですが、ほんとに大事だったり、落ちない素材の服は着ていけない場合もあります。でも、お洒落は毎日楽しみたいので、少しお手頃な古着を選ぶっていうこともあります。

それこそ、アシスタント時代ってみんなお金ないけど、お洒落したいんですよね。なので、「どこの古着屋さんよかったよ」とか「こんなアイテム置いてあったよ」っていう情報共有は抜かりなかったです(笑) 

____

古着やヴィンテージアイテムを着こなすコツ、大事にしてることってありますか?

miyuu:はい、どこかを締めることを意識してますね。全体的にダボダボしすぎないようにしてます。自分の体型的に、ダボっとした感じが似合わないっていうのもあるのですが、そうすることで古着アイテムを入れても野暮ったくならないし、お洒落に見えると思いますね。

あとは、コーディネートの中でどこか1つにポイントをもってきて、自分が見せたいところを決めますね。例えば、柄物だったらガラガラにならないように、その他はシンプルなアイテムをもってきますね。髪の毛が派手であるのならば、洋服は落ち着かせた方がおしゃれ上級者な感じがします。

今日は緑のネイルがポイントなので、その他はうるさくなりすぎないように、シンプルにまとめています。

____

miyuuさんのお気に入りのショップがあれば教えてください。

miyuu:色々行きますが、表参道ヒルズの中にある「PASS THE BATON」っていうショップがはよく行きますね。コンセプトは「NEW RECYCLE」で、個人から集めた想い出の品物や愛用していたものを、大切に使ってくれる次の方に向けて販売しているんです。アイテム1つ1つに持ち主のプロフィールとアイテムのストーリーが添えられていて、とても素敵なショップなんです。あとは、「RAGTAG」や「Kinadal」みたいな大型の古着屋さんでも、状態の良いブランド古着を買ったりしますね。

____

ちなみに、今日のコーディネートで身に付けている古着やヴィンテージアイテムってありますか?

miyuu:あります、あります。このジャケットは、中目黒の古着屋さんで手に入れました。あと、スカートに見えますが、実はこれワンピースで、三軒茶屋の「zig」っていうヴィンテージ屋で買いました。

ワンピースの上に羽織っているのは、「JOHN LAWRENCE SULLIVAN」のシャツです。柄と色合いを意識して落ち着いた感じにしました。レトロだけとモードっぽい、を意識したコーディネートにしました。

____

最近「キテる!」って思うスタイルってどんな感じですか?

髪型でいうと、私のinstagram(miyuu_asaka)にも載せているのですが、最近はパーマをかけるお客様が多いですね。可愛らしいパーマってよりかは、モードっぽくて上から緩めにかけるスタイルです。顔まわりは短めで、結んでもおろしても可愛いくらいの長さが人気な気がします。

長さも最近はショートではなく、伸ばしているお客様が多い傾向があるような気がします。

ファッションでいうと、個人的には緑がキテる感じがします。先ほども、お見せしましたが今日はネイルで緑を忍ばせています。緑とか深いネイビーって、黒髪にすごく合うんです。

____

インタビューにお答えいただきありがとうございました!楽しく優しい話し方される一方、miyuuさんのファッションに対する熱い思いをとても感じました。

miyuu

www.instagram.com/miyuu_asaka/

表参道の美容室「SYAN」のスタイリスト。

ファッションに合わせたナチュラルモードなスタイルが得意。10代〜30代のお客様メインとし様々なスタイルを提供している。


エディター : Ryoka

www.instagram.com/ryoka_._

フリーランスライター。

普段は、不動産tech企業のカスタマーサクセスに従事している側ら、大好きであるファッションや、カルチャーについての取材やインタビューを行う。

フォトグラファー : Kengo Hanada

www.instagram.com/ken4696/

Like Comments

Comments

No comments yet