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下北沢 Instagramのフォロワー数5.7万人の大人気古着屋「NOILL」

2 years ago5,752 views

下北沢駅南口から徒歩3分ほどのところに位置する、大人気の古着屋「NOILL」。さまざまなカルチャーにインスパイアされたオーナーさんが選ぶ古着と、特徴的なリメイク古着を扱う、下北沢でもかなりhotな古着屋さん。

Instagramのフォロワー数も5.7万人と驚異的な人気を博している、そんな「NOILL」さんのオーナー矢田さんにインタビューに行って参りました。

イケてる商品とフランクにお話しをしてくださるスタッフさんの接客で、インタビュー後には自分のお買いものをしてしまうほど、とても楽しませていただきました。

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「NOILL」をオープンしたきっかけを教えてください。

矢田さん:5年前くらいに、三軒茶屋でオープンしました。そして2年前くらいに、より10〜20代の層にも来てほしいと思い下北沢に移転してきました。

実際、今きてくださるお客様も全体的には大学生が多いです。その中でも、美容や服飾系の専門学生が多いと思います。

前々から始めたいとは思っていたんですけど、お店を始めたきっかけはノリですね(笑) デザインの専門学校に通いながら、古着屋で2年間くらい働いてはいたんですけど「始めちゃおうかな」というノリで始めました。

「NOILL」という名前は、お店を始めたときに「自分は何者でもない」と思っていたのであえて何の意味を持たない、ただ響きのいい名前にしました。

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服を好きになったきっかけって何ですか?

矢田さん:好きになったのは、小学校中学年くらいだと思います。いとこからもらった服や、教えてもらった音楽がきっかけです。その時もらった服は、ヒップホップとかBボーイ系の服でした。

それで、服に興味を持ち始めて自分で探すようになりました。高校生入ってから、上京を考え初めて「東京にはBボーイはいないだろ」となって、雑誌とかで他のジャンルに興味を持ちました。

そこでかっこいいなと思ったのが古着だったんですけど、結局その後、色んなジャンルを通りましたが今でも続いているのが古着ですね。

古着は、自然と格好良いとかクールと思えるものだと思います。

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「NOILL」さんではどういった服が多いですか?

矢田さん:買い付け自体は、海外に行くこともありますがディーラーや知り合いから買い付けをすることが多いです。場所でいうと、アメリカのロサンゼルス、テキサスあたりがメインです。

買い付けをするときは、デザイン、バックボーン、提案の仕方を考えつつ選んでいます。あとは、その当時のカルチャー、ムーブメントやアーティストなどで僕が気に入ったり見たりしたものに関連するものを選んでいます。

たくさんありますが映画だと、90年代の自分が当時見ていて実際に体感したものが多いです。例えば、「トレインスポッティング」、「AKIRA」、「ロード・オブ・ドッグタウン」、「攻殻機動隊」とか。そういったところから着想とかインスピレーションを得て買い付けをしています。

色んなスタイルを提案したいので、商品自体の年代やジャンルは幅広いと思います。年代でいうと、70年代以降の商品が多いです。ジャンルは、いい意味で境目をなくしたいと思っているので「mixture」ですね。

来ていただくお客さんも、ファッションを楽しんでいる色んな系統の方にいらっしゃっていただいてます。スタッフは似合わせが上手い子たちが多いので、聞いていただければコーディネートの提案もさせてもらいます。

リメイクの商品も取り扱っています。リメイクをすることが好きなスタッフが多いので、店舗においてあるリメイク商品は自分たちで加工しています。

(リメイクTシャツ着用 NOILLスタッフ:中村さん)

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ちなみに、Instagramのフォロワー数がかなり多いと思うのですが何故ですか?

矢田さん:去年の8月頃にコロナの影響でお店を閉めている時間が増えたので、TikTokをはじめました。その動画が、1週間くらいでバズりはじめたので継続してInstagramのリールという今の形になりました。そこから、徐々にフォロワーさんが増えていったって感じですね。

ちなみに、動画はお店のスタッフにありのままで好きなように撮ってもらっています。動画内でスタッフがきている洋服は、「NOILL」のアイテムです。(NOILLさんのかっこいいInstagramはこちらから!)

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店内のインテリアもとてもかっこいいですが、矢田さんが施されているのでしょうか?

矢田さん:コンセプトとかは特にないので、自分が面白いなと思ったのを置いているだけですね。あとは、友人からの頂き物やアートワークを飾っています。

好きなものだけを置いているので、おもちゃ箱のようなイメージですね。

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お客さんにはどのように古着を楽しんでもらいたいですか?今年の夏から、古着を取り入れたいという場合のおすすめを教えてください。

矢田さん:1点だけ古着を入れるのもいいと思いますし、全身古着というのもいいと思います。

1点だけ古着を入れると、より小慣れた雰囲気が出るかなと思います。全身古着にするのであれば、テーマやルーツを意識するとまとまりが出ていいのかなと思います。

古着を初めて取り入れたいって方は、夏であればTシャツとかから始めてみるといいと思います。歩けば腐るほどあるので、自分の好きなものを探して着てみるといいと思います。

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「NOILL」の隣にお店を出されると伺ったのですが?

矢田さん:はい、そうですね。オープンは今年の7、8月頃を予定しています。隣のお店は、もうちょっと年齢層が高い方を意識した商品を取り扱おうと思っています。古着とレディースの商品も取り扱う予定です。

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ありがとうございました!色んなカルチャーに紐ずくアイテムを取り扱っているので、自分の好きなカルチャーのアイテムを探すのもおもしろいですね。お店ではもちろん、InstagramやHPにも素敵な商品が充実しているので、是非checkしてみてください。今年の夏に、また新たな店舗をオープンされるとのことで、そちらもとても楽しみですね!

NOILL

下北沢のさまざまなカルチャーにインスパイアされたオーナーさんが選ぶ服と、特徴的なリメイクアイテムを扱う古着屋

HP:noill-online.net/

instagram:www.instagram.com/noill_tokyo/


エディター : Ryoka 

フリーランスライター。普段は、不動産tech企業のカスタマーサクセスに従事している側ら、大好きであるファッションや、カルチャーについての取材やインタビューを行う。

instagram:www.instagram.com/ryoka_._

フォトグラファー : Kengo Hanada

2021年に結成されたクリエイティブチームFKTEYの映像作家としても活動

instagram:www.instagram.com/ken4696/

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