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“CHANEL”バッグやアクセサリーの年式を見分ける方法とは?
みなさんはシャネルを購入する際に、これはいつ作られたものなのか気になったことはないでしょうか?
アクセサリーやバッグの年式は、それぞれ見分けるポイントがあります。
今回はそのポイントについて詳しく解説していきたいと思います!
■アクセサリー編
シャネルのアクセサリーのほとんどの商品に刻印があります。
刻印にはプレートに打たれているものと直接打たれているものの2つのパターンが存在します。
刻印の2列目の数字+アルファベットが年式を表しています。
左側の数字が西暦の下2桁、右側のアルファベットがコレクションを意味します。
右のコレクションのアルファベットは 、
V= 定番品
P=スプリングコレクション
T=春夏コレクション
S=ハイサマーコレクション
A=秋冬コレクション
C=クルーズコレクション
の6種類に分けることができます。
そのため、左の写真は「97A」という刻印がありますが、これに当てはめると1997年秋冬に作られたものだと判断することができます。
右の写真は「B13V」という刻印があるため、2013年の定番品ということになります。
この刻印は現在も使用されており、2020年に製造されたものにはD20Cなどのように刻印が打たれています。
左の写真のようなプレートに年式がわかる刻印が、打たれているものを通称シーズンプレートと呼んだりします。
1986~1994年までの刻印
1986年〜1994年までフランスのジュエリーデザイナーのヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌがジュエリー部門のデザイナーとして就任しました。
その期間のアクセサリーは、シャネルデザインチームとヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌがデザインした2種類で製造されていました。
シャネルデザインチームが、デザインしたアクセサリーにはシーズンの刻印がなく、ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌが、デザインしたアクセサリーには2桁の数字が刻印されています。
2桁の数字は 21~29の間で構成されています。
21=1986年
22=1987年
23=1988年
24=1989年
25=1990年
26=1991年
27=1992年
28=1993年
29=1994年
左の写真のアクセサリーは1988年に製造されたことがわかります。
こちらに関しては、プレートだけではなく、刻印のみのものでも同様になります。
シーズンの刻印がないものに関しては具体的な年式は判断できないため、1986〜1994年の間となります。
その他の刻印
1985年以前に製造されたアクセサリーに関しては刻印の3列目に西暦が示されていました。
当店(COCO VINTAGE)にあるアクセサリーの中では1982年のアクセサリーが年式がわかるものの中で1番古いものだったため、それ以前のものに関しては分かりませんでした。
また、ピアスなどのサイズが小さいものやチェーンベルトに関してはCHANELの刻印のみが打たれてある商品もありますが、そういった商品は正確な年数を判断することはできません。
■バッグ編
続いては、バッグの年式を見分ける方法をご紹介致します!
バッグの年式を調べるには、シリアルシール、ギャランティーカードのどちらかが必要になります。新品の状態だと、必ずシリアルシールとギャランティーカードが付属しています。
シリアルシールとギャランティーカードは製造番号を意味しますので、基本的に番号が一致しないとおかしいです。
当店でもたまにシールの番号とカードの番号が、違う商品を見つけることがありますが、違うからといって偽物というわけではないのでご安心ください。
単に仕入れの段階ですでに違うカードが入っていたり、管理する際に商品の数が多いとたまに入れ替わってしまうことがあるそうです。
製造年の調べ方
シリアルナンバーは基本的に7桁〜8桁の番号で作られています。
製造年はシールもしくはカードの7桁目(8桁の場合は8桁目と7桁目)の数字を見れば判断することができます。
<製造年数の一覧表>
※製造年数に関しては、シャネルが正式に発表したわけではないのであくまで参考程度に聞いていただければと思います。
また、古いものほどシールが剥がれやすくなるため中にはシールがついていないバッグもありますが、その場合は同じ型の商品を見つけてそれと近しい年数だと判断します。
6桁の番号も存在
かなり古いものだとたまに6桁しか番号がないものが存在します。
その場合だと7桁目が0という扱いになります。
ブティックシール、シルバーシール
シャネルのバッグにはシリアルシール以外にもブティックシール、シルバーシールが存在します。そちらについて解説していきたいと思います。
[ブティックシール]
ブティックシールは日本国内にあるシャネルブティックで、販売されていたバッグについています。 ブティックシールは購入年月日とイニシャルが書かれています。
このブティックシール制度は2016年に廃止されているため、2016年以降の商品にはついていません。
同様に海外のブティックで販売されたものにも、ブティックシールはありません。
上記の画像だと2005年10月30日に伊勢丹新潟店で購入されたものということが分かります。
店舗ごとに、イニシャルが違うのでお持ちの方はぜひ確認してみてください!
ちなみに、下記画像のように経年変化により、色がシルバーになってしまっているものも存在します。
[シルバーシール]
シルバーシールはシャネルのリペアサービスを受け、内側の革を張り替えた際についてきます。
内側の革を張り替えた際にシリアルシールが無くなってしまうため、代わりにシルバーシールをつけることで正規品と判断することができます。
※期間によってはリペアサービスを受けたにもかかわらず、シルバーシールが貼られない場合があります。
去年はシールが貼られず、今年は貼られてるなんてこともありますので、必ずシルバーシールを貼ってもらえるわけではありません。
以上となります。
今後、ヴィンテージCHANELを購入する際はぜひ参考にしてみてください!
引用元:COCO VINTAGE
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