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カルチャー

「カーハート(Carhatt)」名作ジャケットをモデルごとでご紹介

1年前閲覧 1,639

ワークスタイルはもちろん、旬なストリートコーデまで様々なスタイリングにマッチすることから、メンズ・レディース問わず幅広い層より支持されるアメリカ・ワークブランドの「カーハート(Carhatt)」。

実はアメリカの労働者の作業着から始まった「カーハート」は、ワークウェアの代表的なブランドとして現代も第一線をひた走っています。

少し遡って90年代頃には、特徴であるタフさやコスパの良さが受け入れられ、HIPHOPを中心としたストリートカルチャーへも受け入れられ、若い世代を中心に広まっていきました。

「ジャケット」が印象強い「カーハート」には、実は数多くの名作モデルが存在します。

本ブログでは、「カーハート」の名作ジャケットをモデル毎で解説し、ご紹介していきます。

今回は、その魅力を余すことなく紐解いていきますので、是非最後までご覧になってみてください。

目次

• 「カーハート」ジャケットに使われる「ダック地」とは

• カーハート名作ジャケット「アクティブジャケット」

• カーハート名作ジャケット「デトロイトジャケット」

• カーハート名作ジャケット「トラディショナルジャケット」

• カーハート名作ジャケット「サンタフェジャケット」

• カーハート名作ジャケット「シベリアンパーカー」

• カーハート名作ジャケット「トラディショナルコート」

• カーハート名作ジャケット「ミシガンチョアコート」

• 一着は持っておきたい「カーハート」名作ジャケットたち


「カーハート」ジャケットに使われる「ダック地」とは

「カーハート」の代名詞素材である「ダック地」は、太めのコットン糸を密に折り込んだ平織りの生地を指します。

この「ダック地」の特徴は、ハリが強く、高い耐久性と難燃性が主です。

これは、当時のワーカーにとっては画期的な素材で、非常に重宝されていました。

その実用性の高さは折り紙つきで、「カーハート」の最初の商品である「オーバーオール」にも、この「ダック地」が採用されました。

「カーハート」のほとんどの種類モデルに「ダック地」が使用されており、特にベージュや茶色の通称”ブラウンダック”は、「カーハート」の代名詞とも言えます。

多用される非常に分厚い12オンスもの厚さのダック地は、段ボールに例えられるほどの硬さと耐久性を誇ります。

洗わずにそのまま着る方も多いですが、洗濯機で洗っても問題ないため、わざと何度も洗ってくたくたにする愛用者も少なくありません。

そんな経年変化も楽しみながら、長い付き合いが出来るのが「ダック地」の魅力でもあります。

それではここからは、この「ダック地」を用いた「カーハート」名作ジャケットの数々をご紹介していきます。


カーハート名作ジャケット「アクティブジャケット」

「カーハート」ジャケットの中でも特に知名度の高いフーデットパーカータイプの「アクティブジャケット」。

12オンスのコットン「ダック地」を使用しており、トリプルステッチ縫製により、更に強度が増し、過酷な重労働にも耐えるワークウェアとして長年多くの人から愛用されています。

フロント部に配したカンガルーポケット、袖や裾のリブなど、防寒性を考慮したこだわりのディティールで、この着まわしやすさより人気の高いモデルであります。

「アクティブジャケット」には、裏地がサーマルタイプの春夏仕様のものと、裏地がキルティングの秋冬仕様のものがあります。

着用時のシーンや季節によって選んでいただくとおすすめです。

また、HIPHOPアーティストのカニエ・ウェスト氏が愛用していたことから、ストリートシーンへの注目が高まり、現在のストリートカルチャーへ大きな影響を与えたことは大変有名な話です。


カーハート名作ジャケット「デトロイトジャケット」

「アクティブジャケット」に負けず劣らず人気モデルの「デトロイトジャケット」。

本モデルにも12オンスのコットンダック生地が使用されており、頑丈なトリプルステッチ縫製、3ポケット仕様とシンプルなデザインながらも機能性の高さが伺えるディティールワークです。

さらに、バックプリーツや、アジャスタブルボタンなど細かなところにも、ワーカーの作業時を考えられた作りが名作とされる由縁です。

「デトロイトジャケット」は、ハリウッド俳優であるジョニー・デップ氏が着用していたことでも有名です。

洗練されスッキリとしたシルエットに加え、衰えることを知らない普遍的なデザインは、まさに色褪せない逸品と言えます。


カーハート名作ジャケット「トラディショナルジャケット」

前項の「デトロイトジャケット」に非常に見た目が似ていることから間違えられやすい「トラディショナルジャケット」ですが、ディティールワークに大きな違いがあります。

「トラディショナルジャケット」は、「デトロイトジャケット」に比べ着丈がやや長く、身幅も少し広い仕様です。

また、裏地にキルティングライナーが採用されており、袖口が全てリブ仕様となっております。

ポケット部は、同様にカンガルーポケットとなっておりますがステッチワークに違いがみられます。

「トラディショナルジャケット」は、「デトロイトジャケット」に比べ、より気温の低いシーン(真冬)を想定した作りとなっています。


カーハート名作ジャケット「サンタフェジャケット」

フロントの胸ポケットが省略され、ヨーク部がウエスタンシャツのようなデザインとなっている「サンタフェジャケット」。

袖口、裾がリブ仕様となっていることで、防寒性に優れるアイテムです。

他モデルは、フロント部の胸元にブランドタグがありますが、「サンタフェジャケット」は、裾部分に施されているのが特徴です。

ミリタリージャケットの「MA-1」を彷彿させるような男心をくすぐるデザインです。

他モデルに比べ、デザイン性の高さから支持される名作モデルです。


カーハート名作ジャケット「シベリアンパーカー」

1980年~90年代頃に生産された極寒地用の「シベリアンパーカー」です。

中綿入りのミドル丈ジャケットで、氷点下になるような極寒地で広く愛用されています。

フード部のファーは、取り外しが可能となっていますので、シーンやスタイリングによって変更ができます。

また、90年代頃にアメリカバンド、「ビースティ・ボーイズ」のアダム・ヤウク氏が着用したことで、一世を風靡しました。

そのことがきっかけで、これまでワークウェアとして認知されていた「カーハート」が一躍ファッションブランドとして確立されることになり、その人気はヨーロッパ全土に瞬く間に広がりました。


カーハート名作ジャケット「トラディショナルコート」

「カーハート」ジャケットの中でも、最も保温性に優れる「トラディショナルコート」。

裏地には、ヘビーウェイトなアークティックキルトライナーを採用しています。

フロントポケットは、グローブを着用したままでも使えるよう、大きめの作りになっており、寒冷地でも作業のしやすい考えられた作りとなっています。

背面にあるアクションプリーツは、ダック地のヘビーアウターでもスムーズに腕を動かせるように施されたもので、ヘビーアウターとして、厳しい環境下でも安心できる仕様となっています。

また、繊細なダウンジャケットよりも、タフな生地の「トラディショナルコート」は、雨などを気にせず着用できるのもおすすめポイントです。


カーハート名作ジャケット「ミシガンチョアコート」

別名「チョアコート」とも呼ばれる「ミシガンチョアコート」は、いわゆる「カバーオール」のことを指します。

フロントのメタルボタンや、4つのポケット、スクエアラベル、リベット使いなど、古き良きアメリカを彷彿とさせられるヴィンテージらしさを感じるディティールワークです。

ブランケットの裏地も防寒性を高める役割を果たしており、「カーハート」のルーツがワークウェアという事を再認識させられるモデルです。


一着は持っておきたい「カーハート」名作ジャケットたち

いかがでしたでしょうか?

「カーハート」のジャケットは、ワークウェアがルーツとなっているため、高い機能性をもつモデルが数多く存在します。

また、機能性だけでなく、そのデザイン性の高さから、多くのレジェンドたちが愛用したことも納得ができます。


引用元 : JAM WEB BLOG

2020/09/24

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