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ショップ紹介

古着屋巡り~下北沢 後編~下北沢を開拓するならここ!

9ヶ月前閲覧 673

下北沢巡り記事の前編は、古着初心者におすすめしたいショップを紹介。後編では、下北古着をもっと開拓してみたい方向けのディープな古着屋を紹介していきます。

[目次]

・Skeleton Lamp

内装を改装してできた古着屋。

知る人ぞ知るお店で大人のデザイン古着をチェック!

・プチコション2nd

昭和レトロなヴィンテージアイテムが充実。

昭和アイドルのBGMが流れる店内はまさに異空間!

・pebble  カフェ&バー

15時から全室喫煙できる貴重なアジア風のカフェ。

夜はバーになりドリンクも充実!

・KAKKO

スタイリングを提案してくれる古着屋。

着こなしや自分に似合う古着が分からなくなったら、ここへ!


大人のセレクト古着を隠れ家のようなお店で【Skeleton Lamp(スケルトンランプ)】

Skeleton Lampは、下北沢の鎌倉通りの2階にある古着屋です。オーナーの横澤さん、小倉さんに話を伺いました。

ーーお店の特徴を教えてください。

「男女ともに着てもらえる手の届きやすい価格帯のデザイン古着をメインに、さまざまなジャンルのアイテムを取り扱っています。店内はテイストの違う2つのフロアでゆっくりとお買物を楽しんでもらえるのも特徴です。」

なるほど、フロアによって雰囲気が違います。

「この2階は、自分たちで改装しました。奥のフロアは、実はキッチンで、照明を落としたり天井を隠したりしながら古着を陳列しています。」

まさに隠れ家のようなお店!奥のフロアには、畳んできれいに見える古着が置かれています。

ーー陳列方法の工夫はありますか?

「全体で合わせて見て欲しいのでトーンを揃えています。」

隣に並んだ服同士が合わせやすい色だと、スタイリングのイメージが沸きますね。

ーーここに来るお客様の男女比や年齢層は?

「18~-25歳くらいまでの男性が多いです。ここの通りは古着の賑わう通りから離れているので、下北沢に初めて来たお客様が迷い込んだパターンか、下北沢中を練り歩いている人が来るか両極端な感じですね。」

ーー古着上級者はどんなものを手に取ることが多いですか?

「メンズライクなスポーツ系のアイテムをよくチェックされますね。」

トレンドものや人気のアイテムは、目につきやすい場所にまとめて陳列されています。ほかにもレディースとして身に着けやすそうなヴィンテージのブランドスカーフやハンドバッグまで幅広いジャンルが揃っています。

ーー仕入れのこだわりはありますか?

「見た目がチープに見えるから仕入れない、ヴィンテージでないから仕入れないというわけでなく、今の時代に合ったものをピックしていく感じです。」


ーー古着に慣れてきた方におすすめしたいコーディネートやアイテムはありますか?

「透け感のあるカーディガンを羽織ったワントーンのワンピースコーデはいかがでしょうか。」

大人っぽいアイテムが揃った、スケルトンランプさんらしいスタイルです。古着屋さんに慣れていない方でも取り入れやすそう!

「透け感のあるアイテムもそうなのですが、女性が着るようなアイテムをメンズが身に着けてみるとオシャレさが増すと思います。キラキラとしたスパンコールのキャップは、さりげなくワンポイントになるので、センスアップしたい方にぜひ。」

ーーこの夏におすすめなコーディネートを教えてください!

「ニットポロとナイロンのパンツコーディネートです。ニットポロが、おじさんぽく見えないようにナイロンパンツでハズしています。足元は、ローファーでかっちりと。スニーカーだとニットポロの雰囲気を壊しかねないので、革靴がオススメです。」

 

スケルトンランプは、ちょっと大人の年齢層にもマッチする落ち着いたアイテムが揃っています。女性向けのアイテムも充実しているので、下北沢で少なめなレディース古着を探している方も要チェック!

Skeleton Lamp

住所:〒155-0033 東京都世田谷区代田6丁目3−26 2階


昭和のレトロポップをとことん満喫!【プチコション2nd】

下北沢で賑やかな通りに面しているのが、プチコション2nd。オープンした14年ほど前から昭和レトロをコンセプトとしたレディースヴィンテージに特化した古着屋です。オーナーの石崎さんにお話を伺いました。

店内に入ると、昭和アイドルのBGMが流れてきます。レトロなフォルムのワンピース、サイケデリックな柄のブラウス、ポップなスカートまで他の古着屋にない徹底した世界観に、乙女心が動く人は多いはず!

ーーお店の特徴を教えてください。

石崎さん:「レトロポップです。1960年後半から70年代前半を中心に乙女、昭和アイドルを意識したヴィンテージアイテムを揃えています。」

60年代のマネキンはとても珍しく、TV番組でも紹介されたほど。また、フラワーランプやチューリップランプも開店当時からずっと飾られているのだそう。お店の外からも目立っていました。

ーー来店される方はどんなものを購入されますか?年齢層によって違いはありますか?

石崎さん:「10代から70代まで、いろいろな方が来店されます。外国人もジャパニーズヴィンテージということで買ってくださいます。聖子ちゃんカットのお客様は、昭和アイドルを体現したものを買っていかれますし、本当にさまざまです。」

ーー70年代の洋服の特徴とは?

石崎さん:「70年代は、襟が三角で大きいのが特徴です。年代が上がるとアームホールが大きくなってウエストがシェイプされるんです。90年代のバブルになると、肩パットやボリュームスリーブになるのをイメージするとわかりやすいかも。」

なるほど、実際に年代が書かれた手書きのプライスカードで見比べてみると、より楽しさが深まりますね。

ーーテイストを変えないラインナップで長年展開されていますが、Y2Kが流行した影響などはありますか?

石崎さん:「ここ2~3年は、60年代の台形ミニスカートが飛ぶように売れています。70年代シャツと合わせて着てほしいところですが、今の子はお腹を出して着こなすのだそう。違ったテイストで着てくれるのは、面白い発見でした。」

ーーオシャレの幅を広げたい方におすすめしたいアイテムはありますか?

石崎さん:「70年代のAラインのサイケデリックなワンピースです。丁寧な縫製にもビックリするはず。当時っぽく着るなら、白タイツで潔く、今っぽく着るならフレアパンツに合わせるのもオススメですよ。」

5000円以下で見つかるなら、挑戦してみたくなりますね!

石崎さんが着ているワンピースも素敵です!

石崎さん:「スタンドカラーが好きで愛用しています。華やかに見えるのはもちろんですが、実は合わせやすいのもお気に入りポイント。ワンピースにマルチカラーが入っていると、そこから色をとって小物を選んだりできるので、よく手に取ってしまうんです。」

サイケデリックなアイテムもあれば、無地でシックなもの、上品なものも見つかります。何よりもディテールが丁寧で、ヴィンテージなのに価格帯がお手頃。ちょっと気分を変えたいときにチャレンジしたくなる1着に出会えますよ。

本店も下北沢にあります。こちらもチェックを!

プチコション2nd

住所:東京都世田谷区北沢2-30-14

電話番号:03-3468-0603

営業時間:12:00-20:00 

プチコション本店

住所:東京都世田谷区代沢5丁目33ー3

電話番号:03ー3468ー0603

営業時間:12:00ー20:00


15時以降は喫煙できるカフェでランチ【pebble(ペブル)】

駅を通り抜けて下北沢の南口へ。3分歩くと見つかるpebbleでランチがてら、ひと休み。pebbleは、15時から全席で喫煙できる珍しいカフェです。20歳以上のみ入店できます。

木のぬくもりが感じられる店内は、テーブル席のほかカウンター席もあります。Wi-Fiがつながり電源も貸してくれるので、一人でゆっくりしたいときに便利。

ランチは、オムライスやアジアンテイストなメニューがズラリ。今回は、月替りメニューのチキン&トマトサッパリカレーをチョイス。ライスかナンを選ぶことができます。

カフェで利用するなら、自家製ケーキやフレンチトースト、パフェなども。さらにバーとして朝の5時まで営業しているので、いろいろなシーンで利用できます。

ペブル (pebble)

住所:東京都世田谷区北沢2-14-1 OTビル 1F

電話番号:03-3410-7590

営業時間:12:00~翌5:00

15:00〜喫煙OK/ペット同伴OK/Free Wi-Fi/

Instagram:@cafe_and_bar_pebble


家に帰ってスタイリングできる服を提案!【KAKKO(カッコ)】

ランチ後は、ペブルから近くにあるKAKKOへ。オーナーの中島さんが、大学生のときに立ち上げた古着屋さんです。お話を伺いました。

お店に入ると、まず目に飛び込んでくるのが黄色い壁。

中島さん:「店内は、オシャレな男子の部屋を意識して作っています。鏡、電球、靴の什器などをオープン当初から少しずつ変えていきました。」

表現作家のスタッフが描いた絵や、DJをしているスタッフが集めたレコードなど、スタッフの個性とセンスがいかされた空間です。

ーー仕入れも以前と変えていますか?

中島さん:「そのときの自分が好きなものを仕入れているので、年齢が上がるとともに趣味が大人っぽいものになってきたところはあります。ヴィンテージも入れるようになりました。」

ーー来店される方の年齢層はどのくらいでしょう?

中島さん:「20代から40代のお客様が来店されますが22、23歳の方が多いですね。常連さんが、後輩を代々にわたって連れてきてくれるパターンもあります。」

お客様との距離が近いのが印象的。バーを貸し切ったイベントを開催するなど、古着屋を通じてコミュニティができるような場所にしたいという想いを具現化していく中島さん。次に立ち寄ったときは、どんなことを始められるのか楽しみになってしまいます。

ーー新しいジャンルの古着に挑戦したい人におすすめしたいものはありますか?

中島さん:「各ジャンルの最上級のものを仕入れているのですが、テック系はいかがでしょうか。左のマウンテンジャケットは、ヘリーハンセン、右のマウンテンジャケットはNIKE ACGです。」

切り替えのデザインや素材感は唯一無二!

ーーこの夏にオススメのスタイルは?

中島さん:「ヴィンテージの霜降りのブルーのチャンピオンを主役にした着こなしです。よく見ると油で染まっているんですよ。こちらに柔らかな素材のリネンパンツを合わせました。アウターは、ハリ感のあるコットンを合わせてパリッと。さらに小物でアクセントを。それぞれの素材感をいかしたスタイリングを意識しています。」

普通に見えるけれど、実は計算しつくされたオシャレこそしてみたい着こなし。理想的です!

ーー接客されているときに心がけていることは?

中島さん:「共感と創造を意識しています。自分自身、この年代でこのデザインは珍しいね、という共感を古着屋で体験してきたのですが、合わせ方(創造のしかた)がわからなかったことがよくあって。これだと、買った意味がなくなってしまいますよね。それで一緒に創造できる環境をつくりたいと思ったんです。お客さんの持っているものをしっかり聞いてスタイリングを組んであげて、一つの価値を提供できるように心がけています。」

オシャレの幅を広げたいときこそ着こなしに悩むもの。KAKKOは、自分のワードローブに寄り沿って提案してくれるので、新しいジャンルの古着に踏み出しやすいですね。

KAKKO 

住所:〒155-0032 東京都世田谷区代沢5丁目32−10 ラパシオン下北沢 2D

電話番号:080-6842-2421

営業時間:12:00-19:00

オーナーの個性とセンスが光る古着屋さんを紹介しました。気になる古着屋さんは見つかりましたか?古着屋巡りを参考に、下北沢の古着屋さんを開拓してみてください♪


エディター:桐生奈奈子 

Instagram:@happynanako0111

Photographer:ケイフ

Instagram: @ke_photo01

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