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【三軒茶屋・HARU CLOTHING STORE】”ハルキの古着”のはるくんがオーナーを務める古着屋がついにオープン!- 古着屋オーナーの"First" Vintage 番外編 -

8ヶ月前閲覧 6,526

Vintage.City でもお馴染みの大人気YouTuber「ハルキの古着」のはるくんが、2023年7月29日に自らの古着屋「HARU CLOTHING STORE(ハル クロージング ストア)」 を東京、三軒茶屋にオープンしました。このできたばかりの新店舗のことやはるくん自身のファッションへの価値観まで、いろいろとお話を伺いました!

―ハルくんが古着好きになったきっかけを教えてください。

小学生の頃のお話しなのですが、父親がヴィンテージ好きでLevi’sの501を買ってもらったんですが、そのときに「501というデニムパンツは特別なものなんだよ」ということを教えてもらったんです。古着以外にもファッションのことをいろいろ教えてもらって、そのなかで、“古い服にも価値があるんだな”っていうことを知ったのがきっかけでした。

―その頃から既に古着が好きだったのでしょうか?

高校に入ってからもファッションが好きな友達とかもいて、どんどんファッションが好きになっていきました。その頃はファッション全体が好きでその中に古着もあるという感じだったと思います。その後、大学入学で上京してきたのですが、そのときにいまの自分のお店がある三軒茶屋に住んで、家の近くに古着屋さんがあったんで、そこによく行くようになりました。店員さんといろいろと古着のお話をしながら古着の奥深さを知って、より古着好きになっていきましたね。

三軒茶屋以外にも中目黒、祐天寺など他の古着屋さんも回るようになって、服に触れる時間も増えていったのもその頃ですね。

中目黒とかの古着屋さんは少しキレイめで、“良い古着”を見せてもらって学んだというかそういう印象がありました。その当時はまだ今ほど詳しくなかったので、その服の年代よりも“ファッション的にカッコイイ古着”というものが好きでしたね。

―オープンしたばかりのHARU CLOTHING STOREについてお聞きしたいのですが、三軒茶屋という街を選んだ理由はありますか?

もともと住んでいた街というのが理由として大きいですね。あと自分がやりたい古着屋は

三軒茶屋っぽい雰囲気なのかなって思ったんです。それこそ先程お話した中目黒、祐天寺、もっというと渋谷でもよかったんですが、自分が古着にハマったきっかけとなった街だったので三軒茶屋にしました。

―お店を立ち上げるまでの経緯を教えていただけますか?

もともとはハルキの古着チャンネルのコンセプトと同じで動画の1本目からお話しさせてもらっていることなのですが、『自分が着たいと思う服を見つけるきっかけになるチャンネル』をつくりたいと思っていて、僕が一着、一着、思いがあって着ている服を見て「この服が欲しい」って思ってもらえるきっかけが僕のチャンネルだったら嬉しいなって思っています。ポップアップとか、昨年のVintage.Cityさんのフルギフェスに参加させてもらって、リアルで自分がピックした服を買ってくれる方たちに直接会って、そのときにリアルに服を販売したいって思いから実店舗をやろうということになったんです。お客さんと直接会って、試着して喜んでくれている姿を見て、それが楽しいと思ったのがきっかけですね。

―内装のコンセプトとか店舗名の由来などを教えてください。

動画でもお話しているのですが“ソリッドほっこり”っていうことを言っていて、ソリッドでカッコイイ洗練された雰囲気のなかに、どこかで優しさがあるような印象がイメージとしてありまして、内装はセレクトショップのようにしています。もともとはファッションが好きで、そのうえで古着が面白いと思っているので、“古着屋さんにしたい”って思っているわけではなくて、店舗名をHARU CLOTHING STOREにしているのもその部分で、USED&VINTAGE STOREでもいいのに、あえてそうしていないのは洋服屋さんのなかに僕がいいと思っているものが、古着なので古着があるとう認識なんです。キレイな空間で古着を見てほしいという思いもあります。こだわりというとその部分ですね。

―はるくんはいつ出勤していますか?

今のところほぼ毎日います。どこかの時間に顔を出すようにしています。

けっこういないと思われがちなのですが、昨日は一日中いましたし、なるべくたくさんお店にいたいなって思っています。

はじめて来られるお客さんも多いと思いますし、僕がピックしたアイテムなのでやっぱり

僕が伝えたいって思いが強くて、できる限りはお店に出たいと思っています。

―古着の買い付けはどうしていますか?

アメリカに専属で買い付けしてくれている方がいます。

その方にラインナップしたい服の事を細かく伝えて買い付けてきてもらったものから

僕がピックさせてもらうやり方もあれば、アメリカでいいものが見つかったときに連絡をもらうときもあります。

―秋のおすすめアイテムを教えてください。

おすすめはいろいろとあるのですが、今ですとチェックシャツとスラックスは種類もあってクォリティの高いものが揃っています。

今回、どれをどれだけ仕入れて良いかわからないところもあったのですが、とにかくカッコイイと思うものをひたすらピックし続けて行ったらチェックシャツが沢山になってしまいまして、チャックシャツは僕が大好きなアイテムということもあるので、これからも入れ続けますし、おすすめです!

スラックスは生地とメーカーにこだわって入れています。例えばDockers(ドッカーズ)っていうLevi’s資本のブランドのものや、PERRY ELLIS(ペリーエリス)の中でも最上級ラインのPORTFOLIO(ポートフォリオ)というラインや、Ralph Laurenのも、あと今日、僕が履いているスラックスはGIVENCHYのものです。ブランド以外にもイタリア製の上質なものや、シルエットやディテールにもこだわってピックしています。渡り幅が広いものやレングスが長過ぎないように、とか気をつけて選んでいますね。キレイなシルエットのものだけを選んでいるとフォーマルになってしまうので、このこだわりの基準を満たしたものだけがお店に並んでいます。

あとはスウェットですね。ChampionのリバースウィーブやRUSSELL ATHLETICの無地ものなんかはおすすめです。2000年代のリバースウィーブは今っぽいシルエットで着られると思うし、Champion もRUSSELL ATHLETIC、も色味はちょっとくすんだ(ダスティーカラー)感じを多く仕入れているので、そういうのも僕等っぽいかなって思っています。

―扱っている商品にはどのような特徴がありますか? また、こだわりも教えてください。

シンプルなものが多いですね、パっと見なにがいいのかわからない方も、もしかしたらいるかもしれないですが、シンプルな中にもお洒落なものとか、生地やディテールにこだわりを感じられるところがあるんですが、例えば、本来ワークウエアであるペインターショーツをけっしてタフではない素材のリネンでつくっているアイテムとか、そういうのが結構好きなんです。普通のチェックシャツなのにTHE NORTH FACEが作っているから実はシワになりにくい機能素材でつくられていたり、機能的なポケットがついていたりとか、わかりやすくカッコイイというものだけではなくて、よく見るとカッコイイとか、実はお洒落とか、そういうところがこだわりなのかもしれません。

―出は最後に、お店に来られた方に、どのように古着を楽しんでもらいたいですか?

僕のお店は親しみやすいと思います。お客さんとはたくさんお話ししますし、ピックした洋服のことを一人でも多くに伝えたいという思いもあります。

僕がYOUTUBEをやっているからだと思うのですが、何万人、何十万の方に見てもらった経験があるからこそ一人の人にちゃんと伝えていきたいと思っています。

お客さんとコミュニケーションをとりながら、コーディネートしたり、スタイル提案をさせてもらったりするのは、他の古着屋さんでは、あまりないし強みだとも思っています。

遠くからはるばるきてくれるお客さんも沢山いらっしゃいますし、このお店に来て服を買うという経験がお客さんにとって、いい思い出でというか経験になってくれたらいいなと思います!

HARUCLOTHINGSTOREスタッフ(左:コーイチさん、右:ノリさん)

はるくんのセンスと思いがお店の内装にも陳列される商品にも現れていて、洗練されていながら温かみもある、まさに“ソリッドほっこり”な空間が広がっているショップ。

皆さんも是非足を運んで大好きな古着の話をいろいろしてみてはいかがでしょうか?


HARUCLOTHINGSTORE

住所:東京都世田谷区太子堂4丁目28−11 川金ビル 201号室

Open: 13:00 – 22:00

instagram:www.instagram.com/haru_clothing_store/


Editor:伊藤孝法

ファッション、メンズビューティーを中心に執筆活動をするフリーライター。中目黒のセレクトショップOUTPUTオーナーでもあり、2014年WWDファッショニスタ100人がリコメンド!に参加。北海道でFM番組のパーソナリティーも担当している。

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