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カルチャー

【イベントレポート】”PRE-LOVED” @SHIMOKITA  に密着!

5ヶ月前閲覧 81

PRE-LOVEDというエシカル消費を広め、新しい価値観で地域経済の活性化を目指すイベントが下北沢の“下北線路街 空き地”にて2023年11月25日(土)26日(日)の2日間にわたって開催されました。

このイベントはUSED CLOTHING、 ETHICAL ITEM、ART & HANDMADEなどテイストの異なるショップ50店舗が出展し、その他トークショーやミュージシャンのアコースティックライブなど盛りだくさんの内容で行われました。今回は25日(土)の1日に密着し、参加ショップやトークショーの模様、主催者へのインタビューをお届けします。

 

 

「参加店舗の紹介」

40店舗以上のお店から一部をご紹介いたします!


・渋谷T

写真向かって左、店長の土井慎也さん 右が、スタッフの川上翔大さん

― 普段はどんなお店ですか?

世界中から買い付けをしていて、ビンテージだとミリタリーものが多いのですが、幅広いジャンルのアイテムを取り扱っています。お店に来ていただければ、何かお気に入りが見つかるような品揃えをしています。値段もリーズナブルなものからあるので、手に取りやすいかと思います。

― 今回のイベントでおすすめのアイテムはありますか?

デニムパンツです!こちらは“HIPHOPデニム”ととりあえず呼んでいて、まだ呼び名が決まっていないジャンルです。1990〜2000年代のB-BOYが穿いていた太くて、フェードの効いたパンツが多くて、この感じは最近ハイブランドとかからも出ていたりするので、それを古着で落とし込めないかなって思っています。

あとはPatagonia(パタゴニア)やTHENORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)のフリースジャケットですね。

 

 


・AFFECT(アフェクト)

写真向かって左、店長の松崎 浩二さん 右が、オーナーの小島勇斗さん

― 今回は横浜から参加されていますが、普段はどんなお店ですか?

普段は横浜の元町でお店をやっています!90年代のカジュアルやスポーツ、ストリートミックスな古着やHIPHOP系のアイテムを取り扱っています。

― 今回のイベントでおすすめのアイテムはありますか?

FUBU(フブ)のトラックジャケット、THE NORTH FACEのデナリジャケットがおすすめです!


・Newsed(ニューズド)

店長の虻川幸潤さん

― 普段はどんなお店ですか?

普段はオンラインストアで販売しています。サスティナブルに特化した古着屋さんを作りたいというコンセプトで始まり、リメイクアイテムも作っておりまして、USEDのスウェットにオリジナルのプリントをしているアイテムも作ったりしています。イベントやPOPUPにもいろいろ参加しているのですが、普段はもっとブランド古着を多くラインナップしているショップです。

― 今回のイベントでおすすめのアイテムはありますか?

今回持ってきたアイテムはどれも3,000円で出しているのですが、ニットやレザージャケットなどどれもおすすめで、お得に買い物をしていただければと思います。


「トークライブ」

― 会場内のステージではアーティストによるアコースティックやトークライブなど様々な企画が行われました。その中で、『古着とカルチャー~古着屋を続ける理由~』のテーマで下北沢古着屋”熱田屋”店主 熱田直斗さんと渋谷古着屋”BOY”奥富直人さんが登壇し、  ファッション好き芸人のサノライブさんの進行で行われたトークライブの模様をお届けします。

 

― お二人のプロフィール

下北沢に店舗を構え、個性的な古着を扱う”熱田屋”の店主、熱田直斗さん。

SNSのフォロワートータル10万人という若い世代に支持されています。そして、奥富直人さんは渋谷区宇田川町で古着とインディーズミュージックを主軸に扱うショップBOYのオーナーでありTOMMYの愛称で知られ、D J、執筆活動、イベント制作など幅広く活動されています。

― 古着屋を始めるきっかけを教えてください。

熱田さん:

僕たちは15年ほど前に同じ古着の会社で2人とも働いていた間柄でその後もずっと交流が続いています。その後古着を離れて新品のアパレルで働いた経験もあるのですが、やっぱり古着がやりたい、“これしかできないかも”と思って仲間とお店を出しました。28歳の頃でしたね。

奥富さん:

元々働いていた会社で店長をやらせていただきましてその時は、専門学校に通っていたのですが、その時から漠然と『お店をやりたい』とは思ってました。そのお店を受け継ぎ、24歳の時に宇田川町に移転して自分で始めたという感じです。なのでBOYという店名は15年ほど経つのですが、自分で初めてからは10年ほどになります。

― お店でこだわっていること、大切にしていることはありますか?

奥富さん:

1つのことに振りすぎないというか、いろんなことが好きだということを丁寧に伝えていかないと、“このお店はこういう感じ”っていうイメージがつきやすいので、ファッションとしての振り幅は伝えていきたいと思います。同じようなものばかり集めないというバランス感みたいなものは大切にしています。

熱田さん:

オルタナティブという言葉がすごく好きで、他のお店とは違うことをやりたいなと思っているのですが、見て楽しんでくれるような品揃えをしたいというのはいつも考えています。あとは買う、買わないは別として、『このお店に来ると面白いものがあって楽しい』って思ってもらえるようなお店にしたいなと思っています。 

― 古着屋を続けていくうえで大切なことはありますか?

奥富さん:

あまり服を売ろうとしてないですね(笑)それよりもお客さんの人生に携わっているというか、大切な時間を共有させてもらっているという意識の方が大きくて、そこを大事にしている感じですね。

熱田さん:

あんまり頑張らないということを大切にしていて、頑張りすぎると続かないかないので楽しいと思う事をやろうと思っています。結果頑張るんですけど、仕事が大変というよりも楽しいの方が大きいので今もやれていると思います。

 

写真向かって左が、奥富直人さん 右が、熱田直斗さん

「主催者より」

今回のイベントPRE-LOVEDについて主催者のRilsidevintage 高田 俊平さんにお話を伺いました。

― イベントを主催した経緯について教えていただけますか?

私たちが運営する「Railside Coffee & Vintage」は”今あるものを長く使おう”というエシカル的な思考をモットーに代官山の実店舗でオンライン古着屋さん等にスペースをお貸しし、低コストでの実店舗運営というスタートアップ事業を行っております!エシカルやサステナブルといった側面を古着に定着させることで古着を一過性のブームとして終わらせない、当たり前のものにするために「エシカル消費(環境に良い消費選択をする行為)の拡充」をテーマに当イベント”PRE-LOVED”を開催致しました。

― イベントを実際開催してみた感想はいかがでしたか?

このような形式でのイベントが初開催ということもあり、準備から当日までかなりバタバタしてしまいました。しかし、販売ブースもステージも当日の雰囲気だったりはイメージに近い状況が作り出せたのかなと思います。

テーマの関係上、継続開催しなければ目的に達成できないイベントですので今後に活かせる2日間になりました。

― 今後どのようなイベントにしていきたいですか?

「PRE-LOVED」を目的に来て下さるお客様を増やしたいです!私たちのテーマやモットーを掲げ続けていくために、YouTubeチャンネルを立ち上げる予定で今動いています。これからも実店舗、イベントなど盛り上げていきますので「PRE-LOVED」「Railside Coffee & Vintage」をよろしくお願いします!!

 

イベントにご来場いただいた皆様ありがとうございました!

今後もVintaeg.Cityが参加するイベントに、ぜひご期待ください🌟


Editor:伊藤孝法

ファッション、メンズビューティーを中心に執筆活動をするフリーライター。中目黒のセレクトショップOUTPUTオーナーでもあり、2014年WWDファッショニスタ100人がリコメンド!に参加。北海道でFM番組のパーソナリティーも担当している。

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