知ってる?ドクターマーチンの歴史・誕生について
大人気のシューズブランド「Dr.Martens」。
そんな誰もが知るドクターマーチンというブランドの物語。あなたはご存知ですか?
ドクターマーチンがなぜ今もなお、ずっと愛される靴であり続けられるのか。
そこには多くの人達が携わり、変わっていく社会と共に進化し、ファッションのブーツ界に名を轟かせていったのです。
目次
- ”Dr.Martens”の主な流れ
- ”8ホールブーツ”誕生の秘話
- マーチンブーツが知れ渡るまで
- だから愛される”Dr.Martens”
”Dr.Martens”の主な流れ
イギリスから生まれたシューズブランドである”Dr.Martens”。
8ホールブーツがアイコンシューズとなっており、その優れた耐久性から1960年代、ブルーワーカーと呼ばれる肉体労働者たちから多くの支持を受けました。
そして、イギリスのロックバンド「ザ・フー(THE WHO)」のピート・タウンゼント(Pete Townshend)が8ホールのマーチンブーツを履き、音楽の場にも広がって、若者にも知れ渡っていきました。
そんなドクターマーチンの始まりのブーツ、8ホールブーツの誕生は、実は「ソール」から始まりました。
”8ホールブーツ”誕生の秘話
1945年。兵役に従事していた当時25歳だったクラウス・マルテンス(クラウス・マーチン)博士が戦後に残っていた靴修理屋の 靴型 と 針 を廃物利用して、怪我をした足に負担を和らげるユニークなエアクッションソールを発明します。
その名が「ドクターマーチンソール」。マルテンスはそのドクターマーチンソールを機械工学の知識を持つ大学時代の旧友、ヘルベルト・フンク博士に見せます。
そして彼らはパートナーシップを結び、使用されていない軍事用品を原材料として使い、独自の靴をドイツで生産し始めていきました。
そして、10年も経たないうちに彼らのビジネスは兆しを見せ始めました。
1950年代。マルテンスとフンクの開発した「ドクターマーチンソール」に目を留めたのがイギリスのR.グリックス社で、1960年4月1日R.グリックス社と技術提携を結び、最初のブーツ、「1460」と名付けられた【8ホールブーツ】が誕生したのです。
マーチンブーツが知れ渡るまで
始めは、労働者や郵便配達員などが使うワークブーツとしてのイメージが強くありました。
しかし、反体制的な思想を持ち、意図的に髪の毛を剃り上げた「スキンヘッド」らや、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、クイーンなどのミュージシャンらが、マーチンブーツを好んで着用するようになり、ファッションアイテムとして浸透していきました。
こうして、ドクターマーチンの名が広まってゆき、日常的に使用されるお洒落アイテムとして人気を集めていきました。
だから愛される”Dr.Martens”
それからドクターマーチンは、様々なブランドとコラボを果たします。
日本ブランドでは、ヨウジヤマモトや、atmos、Y’s(ワイズ)、BEAMSなど。
海外ブランドでは、定番のイギリスの郵便配達員( ロイヤルメール) と、Tredair,Shellys やジョージコックスなど、様々。
そしてシンプルな無地だけでなく、グリッターや浮世絵柄、花柄など個性溢れたデザインも発売されています。
飽きの来ない、ユニークでオリジナル、それでいて変わる事のない信頼性が、多くの人々から愛される理由と言えるでしょう◆
そんな歴史を感じるドクターマーチンのブーツをあなたもぜひ、手にしてみてください。
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その他にもドクターマーチンに関するブログはたくさんありますので、ぜひご覧ください。
引用元 : JAM WEB BLOG
2023/05/18
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