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【大阪 BLACK RANDSEL】古着&卓球好き塗装のプロによる世界観溢れるオシャレ古着の宝庫 -古着屋オーナーの”First” Vintage vol. 9 -

1 year ago812 views

大阪きってのオシャレエリア中崎町の駅から少し歩いた場所に今年1月にオープンした古着屋【BLACK RANDSEL(ブラックランドセル)】。

世界観溢れる面白くて個性的な彩り豊かな古着たちが揃うこちらのお店を今回はご紹介します!

「塗装」「古着屋」「アトリエ」の3つの顔を持つユニークな経歴のオーナーの平松泰斗さんにお話しを伺いました。

平松さんの”First” Vintageを教えてください!

最初に購入した古着は・・・【トミーヒルフィガーのラガーシャツ】

ー 初めて購入したお店やエピソードを教えてください!

小学生の時に初めて自分で選んだ古着がこの90年代のトミーヒルフィガーのオーバーサイズのラガーシャツです。

岡山県の田舎なんですけど、2軒くらい古着屋があって、学校が終わったらランドセルを置いて古着屋に行っていました。

最初は母親に連れられて行っていたけど、そのうち一人で行きたくなって通っていました。

ー オシャレなお母様!そして小学生の子を受け入れてくれる古着屋さんも素敵ですね。

小学生の時に通っていた古着屋は皆さんとても優しい方で、お客さんも交えて一緒に話しをしてくれていました。

今の僕の古着屋もすぐ近くに小学校があって、下校中の子ども達がドアを開けて顔だけのぞいてくれたりして、めちゃめちゃ可愛いですね。

ー 古着屋 BLACK RANDSELをオープンされたいきさつを教えてください。

高校卒業後は特殊メイクの技術を学ぶ為大阪市の中崎町にある専門学校へ入学しました。そこで学んだ彫刻技術と、ペイント技術をさらに深める為建築要素が融合されたモルタル造形とエイジング塗装を施工している方の元で3年間学び、独立しました。

最近も2ヶ月ほど小豆島に塗装の仕事で行っていて現場にも出ています。

古着は小学生からずっと好きで、中学生の頃には古着屋をやりたい!という夢があって、コロナの影響で塗装の仕事が無くなったので、古着屋を始めました。

ー 塗装の仕事とずっと好きだった古着のお店を同時に叶えることが出来るなんてすごいです!

塗装の仕事で独立して倉庫として広い物件を借りていて、場所を持て余していたし、失敗するなら早い方がいいと、思い切って古着屋をオープンしました。

とりあえずオープンして少しずつ完成させていきました。

ー どのように古着を仕入れたのですか?

仲の良い古着屋さんに教えてもらいながら、今は国内で買い付けています。

あと、古着屋をやりたいという夢があったので、レディースでも可愛いと思ったものは買って家で保管していました。それがまだまだあります。

ー お店の名前【BLACK RANDSEL】の由来を教えてください。

母親に「名前つけてくれん?」って相談したら一発目に出てきたのが『ブラックランドセル』でした。僕が使っていたのは緑色のランドセルだったんですよ。僕の年代でも当時は男の子が黒以外のランドセルは珍しくて、色が違ったら何か言われてしまったり、本当は黒にした方が良かったんかな〜、みたいなことを前に母親が言っていたので。

それでブラックってついたのかも。聞いてないですけど。笑

ー 緑のランドセルはお母様が選んだのですか?

そうです。僕が緑色が好きで、小さい時は緑のものは全部自分のもの!みたいな感じで取っていっていました。母の影響で子どもの頃から色にこだわったり、色が好きになっていきました。

ー First Vintageもトミーの緑のラガーシャツですね!平松さんは子どもの時に古着と出会っていますが、どんなところが魅力的ですか?

新品に無い褪せ具合が好きでした。小学生の時も、他の人と同じのを着たくなくて古着を着ていたんだと思います。

ー BLACK RANDSELで取り扱っている古着のアイテムについて教えてください。

個性的で他ではあまり見ないものをなるべく見つけるようにしています。シルエットや柄など僕がビビっときたものです。

ー 個性的なデザインのアイテムを見つけるのはとても大変そうです。

見つけるのはとても大変なんですけど、ざっと並んでいると光輝いて見えます。それでも相当な数を見て、ピックしていますね。

ー 個性的な古着は合わせ方が難しいと感じて、手にしづらいという声をよく聞きます。

うちの店はメンズもレディースも区別なく揃えているので、どなたでも全身コーディネートが出来ます。一番かっこよくなってお店から出ていってほしいので、めっちゃ聞いてほしいですね。

店員からゴリゴリに話しかけられるのはお客さんだったら好きではないし、僕は人見知りなので、声をかけてくれたら何でもお話しします!

ー お客様はどんな方が来られるのですか?

年代もバラバラで男女半々。90歳くらいのおばあちゃんの常連さんもいらっしゃいます。

本当に幅広いので面白いです。

近所の人がフラッと寄って、アイテムを気に入って常連さんになってくださる方が今は多いです。

塗装の倉庫とアトリエでもあるので、お店で長時間くつろいでいかれるお客様もいます。

こちらから積極的に話しかけなくても仲良くなることはできるんですね。笑

ー 当然ですが内装もとてもおしゃれ!もちろん平松さんご自身の手による作りですよね?

もちろん!倉庫なので縦長で塗装の道具とか、あとは卓球にはまっているので店の奥の作業台を卓球台にして遊んでいます。

ー ものづくりの作業場、遊びスペース、好きな音楽をかけて好きな服にかこまれた、おしゃれな内装空間。男の子の夢が全てつまっている!!!

本当に。そういう最高な空間をつくりたくて。ただ、6年後にはこの物件の建物自体が壊されるので、それまでには出ていかなくてはならないんです。

なので、店をオープンする前から閉める日が決まっている古着屋です。

ー えっ?移転とかは考えていないんですか?

考えていないです。6年後はどうでしょう。他にやりたいことが出てきそうな気がします。

好きなときにやって、好きなときにやめるのがいいな。

ー ってことは長くてあと6年の営業なのですね?

そうです。

ー そんなこと言われたらますます行きたくなっちゃいますね…

来てください。笑

ー BLACK RANDSELの古着たちは、存在を一度知ると住んでいる場所関係なく全国にファンが増えそうです!

オンライン販売も力を入れているので、遠くにお住まいの方は覗いてみてほしいです。

若い子でも何とか手が出せる価格にしておきたいと、高額になりすぎず僕が納得できる価格帯にしています。

ー セールを開催されることはありますか?

以前、卓球セールをやっていました。11点マッチの試合でハンデを7点あげて勝負。
お客様が勝ったら20%OFFなのですが、僕が卓球をやりすぎて強くなってしまい、勝てる人がなかなかいなくてやめちゃいました。

僕、朝5時から卓球をやっているので。

ー 卓球セール復活させましょうよ!古着好き卓球部の学生さんや卓球経験者の方、平松さんに戦いを挑んでほしい!

そういう子が店に来てくれるのを待っています。では、僕が店にいる時であれば卓球セールいつでもOKです!

小学生で古着屋に通っていたかつての平松さんのように、BLACK RANDSELで卓球をしながら古着を好きになった若者が将来古着屋をオープンする未来を期待したいです!

おしゃれすぎる店構えに人見知りとおっしゃる平松さんですが、とても優しい笑顔で穏やかにお話ししてくださいます。

自然体だけど服はサイコーな品揃えのBLACK RANDSELに皆さん是非訪れてみてください♪


古着屋 BLACK RANDSEL

カジュアルクラシックアメリカンミリタリーレトロフェミニンアバンギャルドストリート

Address:大阪市北区本庄東2-14-6 1階

Access:中崎町駅 2番出口から徒歩8分、又は天神橋筋六丁目駅 11番出口から徒歩7分

Open:13:00〜21:00(変動有)

Closed:不定休

Instagram: @bla.ckrandsel


エディター:上月マキ

Instagram:@__maki_k

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