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【北海道札幌・Quest】キーワードは”カワイイ”!アメカジ古着の宝庫 - 古着屋オーナーの”First” Vintage vol. 21 -

1 year ago1,509 views

北海道札幌市北区に2022年に誕生した【古着屋Quest】。

甘すぎないけど”カワイイ”メンズ古着がVintage.Cityでも人気急上昇中の今注目の古着屋です。

オーナーの石川さんご夫妻にお話しを伺いました!

石川さんの”First” Vintageを教えてください!

最初に購入した古着は・・・【ニットキャップとシンチバック付きデニムパンツ】

(写真は当時の実物ではなく、Vintage.City掲載の近いデザインのアイテムです。)

ー 初めて購入した古着のエピソードを教えてください!

25年ほど前、高校1年生の時に地元の小樽のフリーマーケットで初めて買った古着です。

私服の高校に通っていて、仲良くなった3年生の先輩に「フリーマーケットがあるから一緒に行こう!」と誘われて初めてフリーマーケットに行きました。

1年生は服にまだこだわらない人が多かったけど、2年生や3年生はオシャレな人が多い中でその先輩はとてもオシャレでカッコ良かったんです。

僕の私服がダサいから、「お前、ちょっとオシャレしろ。」と言われたのがきっかけです。笑

ー 石川さんの人生を左右した先輩ですね!

その先輩の影響でファッションに興味を持ちました。

フリーマーケットで先輩がデニムパンツを選んでくれて、ディティールが凝っていて安いからこれを買え、と。笑

ノーブランドのシンチバック付きのデニムパンツを800円で購入しました。

デニムと一緒に買ったのがミリタリーっぽいカーキ色のニットキャップです。

先輩が値切ってくれて50円で買えました。

このニットキャップはすごく気に入って、ボロボロになるまで10年以上使用しました。

ー 高校生でカーキのニットキャップはかなりオシャレ上級者です!しかも安価で手に入れられるのが古着ならではですね。

カーキの色はどんな色の服にも合わせやすく、使い勝手が良くて本当によく着用しました。

当時の小樽には1店舗だけ古着屋があったんですけど、今のようなリサイクルショップとかは一切無い時代だったので、安さに衝撃を受けましたね。

ー 高校1年生のフリーマーケット初経験から古着の道が始まったのですね。

札幌のフリーマーケットに友達と行ったり、古着屋さんの情報を集め始めました。

高校生のお小遣いなのでたくさん買えるわけではなかったけれど、見ているのが楽しくて古着屋に通っていました。

ー 古着屋Questを昨年2022年5月にオープンされた経緯を教えてください!

高校生、大学生の時も服がずっと好きでショップ店員にあこがれてはいたけれど、服屋で働くことは生活面で現実的ではなかったので、ずっと別の接客業の仕事をしていました。

一昨年のコロナの影響で勤めていた会社が厳しい状況になり、自主退社で辞めてそこから何かやれることはないかな〜、と探している時に、昔の友人が今のこの店のテナントを使って古着屋をやってみないか、と声をかけてくれたのがQuestを始めたきっかけです。

ー すごいタイミングですね。

タイミングはラッキーでした。

急な話でしたが、服が好きだったし、チャレンジしてみよう!と。

ー 古着屋Questの店名の由来を教えてください。

Quest - クエストは”探究”という意味から名付けました。

訪れる全ての人に、好きな服を、探し求め、手に取り、身につけて歩く楽しさを体験してほしいです。

ー Questのロゴデザインがアプリで見ているととても印象的で目に入ります。

ロゴデザインは僕が考えました。Questの名前の由来と一緒で何かを探す探究心からビックリ箱をイメージしました。

何があるだろう、何が出てくるだろう、と言うまだ開けたことのない箱の楽しみと色はアメリカ国旗に使われている赤・青・白の三色です。

ー お店のコンセプトを教えてください。

手が出にくい値段のものばかり置いてあると来づらくなると思うので、気軽に来て選べる古着を意識しています。

そして、ブランドだから買う、流行りのデザインだから買うのではなく、パッと見て可愛いな、かっこいいな、試着してみていいな、と感じたものが手頃な価格だと楽しい&嬉しいと思うんですね。

ー 石川さんの高校1年生でのフリーマーケットでの体験に通じていますね。

有名ブランドやジャンルが偏らず、だからと言って激安路線ではない、服を楽しめるお店だと感じました。

値段の幅があり、掘り出し物を見つける感覚を楽しめるアイテムを選んでいますね。

ー お客様の年齢層は?

10代から40代・50代で常連様として定期的に来てくださる方もいらっしゃいます。

カップルや夫婦で来る方も多いので、女性のお客様が4割くらいいらっしゃいます。

ー 商品を見ていて、色使い、プリント、刺繍など女の子も着たくなる古着が多いと感じました。

あえてレディースのものを仕入れているわけではなくて、小さいサイズのものをレディース向けとして置いています。

メンズの服も、男の子同士で来てくれた方は”これカワイイ!”と言って手に取ることが多いですね。

“カッコいい!”ではなく”カワイイ!”で選んでくれています。

ー 惹かれるデザインの古着が多いこともあり、オープン間もないですがVintage.Cityのアクセスランキングでも頻繁に上位に入っているんですよね!

ビックリしています。

ー 東京ではこの価格では買えないので学生だったら嬉しいと思うものがたくさんあります。そして商品数がとても多い!

古着は同じものはないし、探して見つける楽しさがあるので、出来るだけ多くの商品を並べたら見づらいと言われてしまって。笑

これからは少し厳選した方がいいのかな、と思っているのですが。

ー 旅行先での古着屋巡りが流行っているので、遠方から北海道旅行に来た人のためにも全商品見たいです!

お客様とのコミュニケーションで心がけていることはありますか?

コロナ禍でオープンしたこともあり、いらっしゃいませ、と声をかけるべきかすごく迷いました。

会話を控える状況だったこともあり、ほとんどの商品の値札に年代などの小ネタを全部手書きのものを付けています。

ー お二人のお客様への気遣いと温かさに泣けてきます。。

話しかけてくれたら全然お答えするんですけど、こちらから声をかけるのを悩んで悩んで。

ー この優しさが伝わってほしいです!他にスタッフの方はいらっしゃるのですか?

うちは店長がフクロモモンガです。

ー !!??

フクロモモンガを飼っていて、店長はもみじ3歳です。

上:もみじ店長♀

下:とうじくん♂

ー 目が大きくて可愛い♡

毎日連れて行ってはいないのですが、土日は会える確率が高いです。

でも、店内に放しているとかではなく、奥さんの服の中にいるのでこっそり顔を合わせる感じです。

フクロモモンガの店長が迎えてくれるかも?しれない古着屋です。

まごみちゃん♀

ー 最後に、Questの古着をどのように楽しんでもらいたいですか?

もう、好きなように着てほしい!

“◯◯が着ていたからこのアイテム”、ではなく、”自分が好きだから”で選んでほしいです。

誰かと同じを目指さないでほしいなと思いますね。

ー 自分のオシャレを楽しむ第一歩を踏み出すのに心強いお店です。

気軽に色んなものを見て自分にとっての掘り出し物を見つけることを楽しんでほしいです。

インスタグラム、LINE、Twitterのフォロー画面を見せていただいたら10%OFFとしていましたが、今後はVintage.Cityのフォロー画面でも10%OFFを始めます。

そして、全国にお客様が増えてきたので、店舗への来店が難しいお客様向けのネット限定の企画ができたらなと思っています。

随所から石川さんご夫妻の大らかさと優しさが溢れる古着屋Quest。

気軽に入ってゆっくりじっくり古着を選ぶ楽しさを堪能できるお店です!

北海道にお住まいの方はもちろん、北海道旅行の旅程に古着屋巡りを組み込み足を運んでみてはいかが?

旅の思い出となる古着に出会えますよ!

皆さん是非訪れてみてください。

古着屋Quest

〒001-0045

北海道札幌市北区麻生町7丁目5-20 HOSビル 1F

営業時間: 火・水・木 17:30 - 20:30

      土・日・祝 13:00 - 20:30


エディター:上月マキ

Instagram:@__maki_k

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