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カルチャー

デイリーに取り入れる!ヴィンテージジャケットスタイル

2年前閲覧 774

オフィスカジュアルの要素が入ったジャケットスタイルやミモレ丈のタイトスカートなどは、大人としての美しさをより引き出してくれるアイテムです。

そこで今アツいのがジャケットスタイル。

「キレカジ」と称して90年代に流行したいわゆる‘’紺ブレ‘’は、ネイビーの生地に金色のボタン、ダブルブレストが特徴のアイテムで、カチッとしたシルエットとデザインながらもそれを使ったコーディネートは千差万別。ベーシックなのにそれぞれの着こなし方で個性が光る、なんとも素敵なアイテム。

当時流行したテレビドラマでもキレカジファッションが起用され、街中でもあちこちでそれを着こなす人々の姿があったのだとか。

イメージとしてはラルフローレンのジャケットを一番に思い浮かべますが、そのほかの様々なブランドからノーブランドのものまで、‘’紺ブレ‘’そのものが広まっていました。

そして90年代から2000年代まで「流行」の輪の中にいた紺ブレは次第にブームが落ち着きはしましたが、廃ることはなく、今ではベーシックな定番ファッションとして定着しています。

今までジャケットを使ったコーディネートってなんとなく難しい。

ラフに見せたいのに、フォーマルな雰囲気になってしまう。

と思い込んでいましたが、改めて「キレカジ」ファッションを覗いてみると、ジャケットを着ているのになんともラフ。名前の通りカジュアル。だけど上品。

なんだかコーディネートとして欲しい要素を全てを兼ね備えている気がして、途端にジャケットが輝いて見えませんか?

■メンズライクなゆるさ “デニム+ジャケット”

ボーイッシュにも見えるダブルブレストのデザインは、

そのままメンズライクでジーンズと。

カラーボーダーのトップスでパンチを効かせてみました。

オールマイティなデニム素材はどんなファッションにも溶け込みながらも程よいアクセントになってくれる。

デニムパンツもシルエット次第でトータルコーディネートの見え方がぐんと変わってきます。

ボーイッシュなコーデこそ、逆に女性らしさを見いだせます。

そして、「古着感」をより感じられるところもなんとも魅力的です。

■ガーリーなかわいさを演出“フレアスカート+ジャケット”

そしてガーリーにしたいときは、フレアのスカートと合わせるのもいいですよね。

裾の広がるフレアはスッキリしたアイテムと合わせがちですが、もちろんジャケットとの相性も◎

丈感や色、柄の入ったフレアスカートにも馴染みます。

甘々なファッションもとても可愛いけれど、程よい甘さとスタイリッシュさを織り交ぜたコーデは想像していた‘’大人カワイイ‘’そのもののような気がします。

■アレンジを加えた着こなしでワンランク上のおしゃれを

さらにジャケットといえば、袖のロールアップや、肩に掛けるスタイルもよく目にしますが、たしかにこれらの着こなし方はどの系統にもよく馴染む!

ノーブランドのジャケットでも、少しアレンジを加えることで、高級感が出たり、こなれ感のある着こなしができます。

ベーシックなデザインだからこそ、年齢問わず着られて長く愛用できるものです。

■トラッドスタイルの流行

紺ブレが大流行した当時はThe・トラッドなファッションが好まれ、体型よりもやや大きめのジャケットを着用していたイメージがありますが、今主流のオーバーサイズとはまた違ったシルエットで、絶妙なバランスのファッションであったと思います。

そもそも「ジャケットに合わせるならやはりパンプスや革靴」「ちょっと良いお店に行くからジャケットを羽織ろう」という固定概念が、当時の時点ですでに払拭されていたのだと気付く機会でもありました。

今となってはベーシックとすらいえるキレイめファッション+スポーティーなスニーカーの組み合わせなどの着崩しコーデにも挑戦しやすいぴったりのアイテムなのです。

■年齢・性別問わず取り入れられるファッション“キレカジ”

今の流行だけでなく、ファッションの歴史を辿っていくと新たな発見ができる古着の世界。

今回フォーカスを当てた「キレカジ」は、年齢・性別問わず取り入れられるファッションであり、紺ブレはどの系統のでも馴染み、着こなしでそれぞれの色が出せる素敵なアイテム。

今までとは違うジャンルに挑戦してみようかな…という方にも、いつも着ているお気に入りのアイテムに合わせてみようかな、という方にもマッチする万能アイテムです。

90年代の流行も目まぐるしく変化していましたが、誰もが愛せるベーシックアイテムに進化した今、古着屋さんのラックに掛かっているその1着をぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?


エディター:高橋 由衣

Instagram: https://www.instagram.com/iii.p_qiii/?hl=ja

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