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【JohnsonMarket】人気メンズアイテムが毎日必ず5%以上OFF!お客様の楽しさ第一優先の成田市の古着屋

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Vintage.Cityアプリ内の1週間人気だった商品、常連の古着屋『JohnsonMarket』を今回はご紹介します!

日本最大の国際空港・成田空港がある千葉県成田市にJohnsonMarket 1号店が誕生したのは2年前の2021年3月。同年12月には2号店がオープンし、今まさに成田市を熱くさせている古着屋です。

お話しをうかがったJohsonMarketオーナーのJohnさんは現在25歳、つまり23歳で古着屋を2店舗もオープンさせたいきさつ、そしてVintage.Cityユーザーから高い人気を誇る古着のセレクトについてお話しを伺いました。

店名の由来はJohnさんのお名前からでしょうか?

Johnさん:以前、成田空港関係で働いていて、グランドスタッフなど色んな接客業をしているうちに、自分からは何も名乗っていないのに外国のお客様から”John”って呼ばれるようになったんです。
外国の方から見ると、めちゃくちゃ”John”顔のようです。笑

それからずっとJohn、Johnと呼ばれていて、古着屋を始める時に店の名前が思い浮かばなさすぎて、【JohnsonMarket】にしました。

自然にあだ名が出来るなんて面白いですね!

Johnさん:来てくださるお客様も、「Johnson行こうよ」、と語呂がいいみたいで、言いやすく覚えやすいようです。Johnson、Johnsonという言葉が一気に成田中に広まって、古着屋っぽくないけど、印象に残って覚えてもらえたかな、というところはあります。

古着屋JohnsonMarketはどのような経緯でオープンに至ったのか教えてください!ファッションや古着にはいつから興味を持たれたのですか?

Johnさん:ファッションに目覚めるタイミングは人それぞれだと思いますが、僕の場合は高校生からでした。

元々は山形出身ですが、育ちは東京で高校生のときには下北沢や高円寺などの古着の街に遊びに行っていました。
学校が終わったら自然と下北沢や高円寺に足が向っていて、どこを見渡しても古着屋があって、歩いているだけで雑誌を見ているようで、勉強になる下北沢や高円寺の街の環境が好きでした。

現在25歳のJohnさんが高校生の頃の7-8年前は今ほどの古着ブームでは無かったですよね?

Johnさん:今でこそ古着を着ることは主流ですが、僕が高校生の時代って古着を着てる人ってちょっとおかしい人の扱いでした。笑

当時の流行は古着ファッションではなく韓国系の細身でサラッとした着こなしで、でも僕はそもそも身長が高くないのでシュッとした細身ファッションが似合わず、6XLのラルフローレンのシャツを着たり、The 古着のファッションを楽しんでいました。

これまでにどんなお仕事をされていたのですか?

Johnさん:成田空港のサービス業の仕事をした後に、人気のアウトドアアパレルブランドで働きました。

新品を売るアパレルを経験してみて、年齢や体型を何も気にせずファッションを楽しめるのはやはり古着なんだよな、と思っていたところにコロナの影響で従業員の自主退社が求められて、だったら雇われ続けているよりも自分がやりたい事をやってみよう!と古着屋をすることを決めました。

古着屋オープンを決めてもすぐに実現できるものではないと思いますが、どのように準備されたのですか?

Johnさん:アパレルブランドを自主退社して、アルバイト6つと派遣1つを掛け持ちして、3ヶ月で300万円を貯めました。

え!すごい!!!コロナ禍でその若さで働いて3ヶ月で300万円貯めたとは!

Johnさん:僕ならできるな、と無性に自信があり頑張れました。

なので、経緯としては古着屋をやりたいと初めから思っていたわけではありませんが、色んな仕事の経験を通じて、アパレル業界で誰に対しても通用するのが古着かな、という考えに至りました。
ハイブランドのものが安く買えたり、体型を気にする人も古着だったらオーバーサイズを着ることが出来るのが古着の魅力だと思います。

Vintage.City内での1週間人気だった商品の常連で、品揃えが豊富で今の若い男の子が欲しがるアイテムが充実していますね! どのように仕入れをされているのですか?

Johnさん:古着屋で働いた経験がないので、そもそも古着ってどうやって仕入れるんだろう?状態からのスタートでした。

お金を貯めていた3ヶ月の間に仕事の休憩中とかに調べまくった結果、僕がやりたい事に対してとても理解して協力してくださったところと出会えて、今でもお世話になっています。

アイテムのセレクトの基準やこだわりを教えてください!

Johnさん:こだわりはハンドピックが絶対なことです。

”いい塩梅の値段で店主が妥協していない”のが僕が個人的に思う理想の古着屋です。

僕が7-8年前の高校生の時に下北沢や高円寺に通っていた頃、格安系の古着屋は数店舗だけでしたが、今はとても増えていてそれも需要があり良いとは思うのですが、僕はベール買いはしないと決めています。

皆さんにJohnsonMarketのアイテムを気に入っていただけているのはハンドピックの賜物かなと思います。

若いお店にも関わらず、カーハートやバブアーなど誰もが仕入れたくなる商品が数多く揃っていて、ゼロからのスタートですごいです。誰もが出来るとは思えなくて。

Johnさん:人と仲良くなるのが得意みたいです。笑

ディーラーさんもどんどん良いアイテムを用意してくれて、助けられています。

どのようなアイテムを扱っているのですか?

Johnさん:若年層に対してはレギュラー古着と言われる、カーハート、ハードロック、ハーレーダビッドソンは若い子が着ているイメージが今はあるので、出来るだけ安く買い付けて3000円くらいで出しています。
レギュラー古着とは別でヴィンテージが好きな方もいらっしゃるので、リーバイスとかは生産国と年代にこだわって仕入れています。

今、お店にある一番古いのだと1950年代から60年代の501 xxがあります。

ゴリゴリのヴィンテージも入れているのは、お店に箔がつくのはもちろんですが、僕もデニムが大好きで同じ型番で同じ色なのにやはり買ってしまう。

同じ型番・同じ生産国でも前の所有者の履き方の癖で形や色の落ち方が変わる、風合いがヴィンテージデニムの魅力です。

定番アイテムも柄やロゴのデザインが印象的なものが多い気がします。古着をこんな風に着てほしい!という思いはありますか?

Johnさん:あります!古着だからこそ奇抜なファッションが出来たりとか、個性をガンガン出すファッションが出来ると思うんです。
なので、あまりシンプルなテイストでまとめるよりも、トップスorボトムスだけ面白いデザインを選ぶなど、一箇所だけでもデザインががっつり入ったアイテムでコーディネートを組んでもらった方が古着っぽくていいのかな、と思います。

激安路線ではないにしても、このアイテムがこの値段で買えたら嬉しいなと思うラインナップですね。
どのようなお客様がいらっしゃるのですか?

Johnさん:来店のお客様は20代前半か、成田市の高校生17-18歳くらいの方が多いです。

空港が近いので、毎年新卒で18歳か専門卒の20歳くらいの子が成田に引っ越して空港で働くんです。

なので毎年必ず新規の20代のお客様がうちのお店に来てくださいます。

なるほど!古着は若い層に人気なので大学の近くに古着屋をオープンする話はよく聞きますが、空港とは盲点でした!

Johnさん:僕が成田に来て一番困ったのが古着屋が無いことだったんです。

近くて柏とかまで行かないと古着屋に出会えない。

だったら僕が成田に古着屋をつくったるか!と。
だから2号店も1号店から徒歩5分の同じ地域にオープンしました。

地方・田舎だと1つでもおしゃれな雰囲気のお店があるだけで日々の暮らしの気分が上がりますよね。

Johnさん:今後、成田を古着の街にしたいという想いがあります。

なので短期間に成田に2店舗つくりました。古着屋めぐりができるくらいの街にしていきたいですね。

若者にとって魅力的なコンテンツが街にあることは、居住者を増やしたい地方自治体・行政はありがたいと思います!成田市の関係者の方はJohnsonMarketに相談に行っていただきたいですね。笑

Johnさん:いつでも大歓迎です。

お店のユニークな取り組みとして、”毎日SALE”がありますが具体的に教えてください。

Johnさん:うちの最大の特徴です。ルーレットに5%、10%、15%、20%、30%が2つずつあって、会計時にルーレットを回して当たったところのパーセンテージが割引になります。

そして、僕とスタッフの好きな某Twitterアカウントがあることをつぶやいた日は、ルーレットの5%OFFが50%OFFに替わります。

なんと!50%OFFになる日まであるとは!知らずに来られたお客様はびっくりですね。この毎日SALEは基本的にずっと開催ですか?

Johnさん:はい、未来永劫続きます。毎日必ず書いてある値段から5%OFF以上、最大30%または日によって50%OFFになる、はずれが一切無いのが毎日SALEです。

なぜこのようなことをしようと?

Johnさん:服を売って着てもらうだけではなく、販売・購入する時にアミューズメント感があったら面白いかな、という意味で始めました。

値段やデザインで自分が納得したものを買うわけで、そこにプラスアルファで、”ルーレットをまわして30%出ないかな♪”、”5%だと悔しいな”と楽しんでもらえたら嬉しいです。

お客様とのコミュニケーションをとてもよく考えていらっしゃいますね。接客で心がけていることはありますか?

Johnさん:基本的に服の接客は一切しないです。”着方がわからない”、”このシャツってどれくらい古いんですか?”、と質問されたらもちろん答えますけど、自分たちから”これ今めちゃめちゃ流行ってるよ”などの接客は絶対にしないと決めています。

服の接客は自分たちからは振らないけれど、世間話をします。

成田という土地柄もあり地域密着型のお店にしたいので、お客様とひたすら喋るだけの日もあるし、お喋りにだけ来るお客様もいます。

服を売りたいからの話しではなく、服についてのあれこれの話しをして、その人と仲良くなりたいというスタンスです。

究極、その日何も買わなくてもいいっていう感じでしょうか・・・?

Johnさん:今日は何も買わないで!と僕たちから言うこともありますよ!

“給料日前なんですよ”、”パチンコで負けちゃったんですよ”、とか仲良くなるとそんな話しもするようになるので、”もう買わんで!今日はやめときな”と止める事があるほどです。

何なら、”いや、君、それ絶対着ないから”、と販売員としてありえないようなことをしています。笑

なぜそこまで正直なコミュニケーションなのですか?

Johnさん:仲良い人を増やしたいです。売れなくていいから1日楽しめるように生きていきたい。食べていければ十分なので。

家、学校、バイト先以外に若い子が通えるところ、人間関係の悩みが存在しないのが古着屋だと思います。

飲食店だと絶対に頼んでお金を使わないと入れない&帰れないですし。

Johnさん:そういう点でも買い付けの話しに通じますが、うちは毎日入荷があるんです。だから毎日来店しても新しいアイテムが店に並ぶので、毎日来ても面白いよ、というのが特徴です。

1号店も2号店もワンオペなので限度がありますが、毎日10着は必ずお店に新しく出しています。

入荷は毎日100枚くらい届いています。

すごい数ですね!

Johnさん:大変です。笑

新しい古着屋でそれだけの数が毎日入荷で、しかも一着一着ピック。。。

Johnさん:そうなんですよね〜。僕、1年くらい1日休みがないですね!

でしょうね、としか言えません。定休日もないですよね?

Johnさん:定休日もないです。僕が店にいない日は買い付けに出かけている日なので、休んでないですね〜。

2店舗の運営にさらにオンラインショップもありますが、オンライン販売はどのような位置づけですか?

Johnさん:成田に住んでいて店に通ってくれていて、東京や遠方の大学に進学したり就職した子たち用にオンラインショップを始めました。

都内の古着屋は高いからJohnsonMarketでまた買い物したいって言われて。

インスタグラムに毎日入荷情報を上げているのを見て、”このアイテム欲しいです”、と言われるので、”オンラインショップに上げておくからそれで値段が良ければ買いな〜”、と連絡する使い方を元々はしていました。でも少しずつオンラインショップに上げていったら、ちゃんと買ってくれる方が増えてきて、来店はしたことがないオンラインショップユーザー様が出てきて、Vintage.Cityに登録したことで20代の遠方にお住まいの方も購入してくださることが増えました。

安定収入のため、地方だからこそオンラインの利点を!とオンラインショップに力を入れる店舗さんが多い中、地元のお客様のために作ったというのがJohnsonMarketらしさですね。

Johnさん:うち、本当に金儲けを考えていないんですよね。不自由なく生きていければいいや、くらいなんで。儲け話にはあまり乗っからない感じです。

今(取材時の8月)は夏物商品、全品3000円でSUPER SALEをやっています。

90年代のシングルステッチのTシャツだろうが、60年代のヒルトンのボーリングシャツだろうが、今めちゃくちゃ高いバンドTシャツとか、何もかも3000円!

それは在庫整理ではなくやはりお客様に楽しんでほしい気持ちからですか?

Johnさん:もう、楽しんで!!!の気持ちですね。

値引きせず売れ残ったとしても、むしろ貯まっていくので来年以降が楽になるんですけど、そこは楽しんでいければ!でやっています。

夏に着られるものは何もかも3000円で、盲点だったのが”サンダルも夏だよね?”とお客様に言われて、”あ、そうか”と気づきました。だからサンダルも3000円。

夏物3000円は8月末までですが、秋や冬にもこんな感じで僕の気まぐれで訳のわからないセールやイベントを突発的に開催します!

人気アイテムの豊富な品ぞろえ、しかも毎日10着は新しいアイテムが店頭に並ぶJohsonMarket。
千葉県成田市で古着好き仲間が拡大していくその中心店になること間違いなしです!

店を訪れたら必ず楽しい企画が進行中ですので、皆さん是非足を運んでみてください。

JohnsonMarket

カジュアルアメリカン、ヨーロピアンミリタリーストリートスポーツアウトドア

住所:〒286-0033 千葉県成田市花崎町146-8

営業時間:午後 2:00 - 午後 8:00

Instagram


エディター:上月マキ

Instagram:@__maki_k

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