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【秩父・古着屋Oops】ついつい話してしまう…パート主婦から古着屋を構える地域の愛され母ちゃんに! 古着屋オーナーの"First" Vintage vol. 53-

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埼玉県秩父市にて2つの店を構えるOops(ウップス)。コンビニ店でパートをしていた元主婦のオーナーは古着屋をはじめるまで、ほとんど古着を着てこなかったそう。今では古着しか着なくなったオーナーの浅見様とOops2号店の店長の竹内様にお話を伺いました!

浅見さんの"First" Vintageを教えてください!

最初に購入した古着は【45歳で買ったプリントTシャツ】

※画像はイメージです。

ーー 初めて古着を購入したお店やエピソードを教えてください!

浅見さん:「はじめて古着を買ったのは 45歳くらい。娘の知り合いのお店でサーフ系のプリントTシャツを買いました。古着は高いものだと思って、今まで見てこなかったのですが、Tシャツが2900円、3900円で状態がいいと初めて知りました。」

ーーそれまで洋服はどこで買うことが多かったですか?

浅見さん:「いわゆる量販店でずっと買っていました。でも今では、古着の着慣れた感じが落ちつくようになってきました。派手なものが大好きになって、髪の毛の色も赤くしたり緑にしたり。古着に出会えてよかったです。娘に感謝しかありません!」

45歳で古着デビュー!自分が感動した古着のよさを秩父に広げたい

ーー古着屋を始めるまでの経緯を教えてください。

浅見さん:「娘が10年前にレディース古着のお店をオープンさせたのですが途中で体調悪くなってしまってしまい、それまでコンビニでパートしていた私が代わりにお店に立つようになりました。娘がやっていたころはレトロなレディース古着しか扱ってなかったのですが、私が好きなアメカジ風のパーカーなどメンズアイテムの仕入れを増やしていったところ、次第に娘がやっていたときの古着屋とは違う雰囲気になって来たのでいっそのこと名前もOopsに変えて私名義の古着屋となりました。」

ーー今年の3月に2号店をオープンされましたよね。

浅見さん:「以前1人で1号店を運営していたときに、体調を崩してしまい、スタッフを募集するようになりました。そしたらスタッフが増えてきたので2号店を出すことに。私も年齢が年齢なので、一生のうちに好きなことをやり遂げたいと思っていて。そうしたら、たまたま近くに空きがあったので運気がいいと言われる3月21日のオープン日に向け、スタッフ総動員で壁を塗ったりカウンターを作ったりして、超特急でお店を開店させました。」

ーー2つの店舗の特徴をそれぞれ教えてください。

浅見さん:「1号店は、靴下やアメリカの輸入雑貨など、雑貨をメインにしており、2号店は、徒歩10秒くらいの距離にありアメカジ古着をメインに取り扱っております。」

ーー今まで古着に馴染みがなかったとのことですが、仕入れで苦労することはありましたか?

浅見さん:「中学生などのお客さんたちに何が流行っているのか聞いたりしました。それを仕入れて反応を見てみたり、秩父はオーバーサイズが好まれるとわかってきたので、地域の人から好まれる等身大のトレンド感も大切にしながら仕入れようと心がけています。あとは価格です。当店はとにかく“安く”をモットーにしています。自分自身も、古着って高くないんだとわかってから古着が好きになったので、ここに来たお客さんにも、安くていい古着が手に入る楽しさを知ってほしいと思っています。それで店は「え?こんなに安いの?」という意味を込めて「Oops」という店名にしたのですよ。」

店長のファーストヴィンテージはOops!浅見さんの接客を継承して馴染みやすい雰囲気に

ーー店は秩父で1番賑やかな通りにあるとのことですが、実際にどんなお客さんが来店されますか?

浅見さん:「地元の中学生から80歳のおばあちゃん、家族連れまで幅広い年齢層のお客様が来店されます。地元の人も多いですが、秩父のいい立地に店を構えているので、観光客も来られるし、周りには山がたくさんあるので登山帰りの人も寄ってきてくれたり。たまに、観光案内だけして服の話に至らないまま、おすすめした観光地へ向かってしまう方もいます。そういうときもあれば、地元の中学生たちが、店の裏でたまっていて「うるさ~い!」と叫んだり。そんな毎日ですよ。」

ーーとても賑やかそうですね。2号店店長である竹内さんもお客さんの一人だったとか。頻繁に来るお客さんだったのですか?

浅見さん:「それが、覚えていないんですよ笑。実際、たまにしか来ない感じだったのですよね?」

竹内さん:「高校一年生のときから来ていましたが、毎日のように顔を出していたかというと、そんなことはなく、3ヶ月に1回覗いてみる程度でした。浅見さんには、いつも「はじめまして」のような接客をされていましたね笑。」

ーーそれは意外ですね。

浅見さん:「みんなに話しかけてしまうのですが、不思議と覚えていなかったんですよ。」

竹内さん:「でもそれが、逆にどんな人に対しても一生懸命に会話されているんだなと感じましたね。ウップスに通うようになって古着が好きになり、東京の古着屋にも行ってみたのですが、価格も高いし、お堅い雰囲気。ウップスは馴染みやすくて、同じものでも安い価格で手に入るとわかったんです。

実はファーストヴィンテージもウップスです。チャンピオンの特殊な刺繍が入っているスウェットでした。接客してくれた浅見さんは覚えていないようですが「あまり見ないデザインだけど、めっちゃいいよ」っておすすめされました。」

ーー実際にお客さんはどのような古着を買っていかれますか?

竹内さん:「メンズアイテムが多いので男性が多いかもしれません。ただ、おばさまも来るし、いろいろですね。」

浅見さん:「店長は「おばさまキラー」って呼ばれているんです。最近も「私なんかにもちゃんと接客してくれて、すごくいい子、お姫様になったかのような接客をしてくれる」と目を輝かせて教えてもらったことがあるんですよ。私にも「その帽子、可愛いね」ってサラッと言ってくれるので、気をよくしてしまうお客さんの気持ちがわかりますね。」

ーー竹内さんはどのような接客をこころがけていますか?

竹内さん:「お客さんには、はじめから古着を売るような営業トークはしないで、世間話を交えながらフランクな感じで接客していきたいと思っています。自分が浅見さんに接客された心地よい雰囲気を意識しています。」

ーー素敵なお話です!では浅見さんに質問です。頻繁に来なかった竹内さんを店長に抜擢したのには理由はありますか?

浅見さん:「それが、周りのお店の人全員が彼のことを褒めてくれるのですよ。そんな人は今まで1人もいなかったのですが、この子は他の子と違うと直感で思ったので、お店を任せてみようと思いました。」

オーナー浅見さんのおすすめ古着!!

◆ ナイロンジャケット

ーーウップスで売れているアイテムを詳しく教えてください。

浅見さん:「売上がよかったのは、無地のナイロンプルオーバーで、去年200枚、売りました。当時秩父では、だれも着ていなかったんですよね。でも「暖かいし、めっちゃいいから」って来るお客さんみんなにオススメしていました。値段も3900円でお手頃。とにかく、一回着てみて!と声を掛けたところ、よく売れましたね。」

◆チェックシャツ

◆コーデュロイパンツ

浅見さん:「ユルッとしたサイズ感と季節感がアピールできるコーデュロイパンツもイチオシアイテムです。」

ルーレットやタロット占い…etc.イベントをたくさん開催する他にない古着屋へ

ーーこれからやってみたいことはありますか?

浅見さん:「ルーレットやタロット占いをやったり、シルクスクリーンのイベントやったりしているのですが、とにかく普通の古着屋をやるだけじゃなくて、古着と秩父が盛り上がるようなイベントを企画したいです。年明けには、詰め放題を予定しています。福袋には自分が気に入らない服が入っていた経験から、お客さんに選んでもらうスタイルを徹底しています。これからも、お客さんに喜んでもらえるようなイベントを考えたいですね。」

笑い声が外まで聞こえるという賑やかな古着屋ウップス。名物の母ちゃんオーナーに元気をもらうのもよし、店長の竹内さんに癒されるのもよし。秩父の観光案内もしてくれるそう。ゆったりした気分で覗いてみてはいかがでしょうか!


古着屋Oops(ウップス)

1号店 埼玉県秩父市東町13-5

営業時間:火水金土日 11:00-18:00

定休日:月・木曜日

電話番号:0494-40-0690

Oops 2nd.

〒368-0042 埼玉県秩父市東町8-6

営業時間:日月火水金土11:00-19:00

定休日:木曜日

2号店外観②


エディター:桐生奈奈子 

Instagram:https://www.instagram.com/happynanako0111/

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