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Culture

古着屋めぐり~町田編~Vol.1

2 years ago2,960 views

町田は、古くより生糸の郵送ルートとして町田街道が使われ、「日本のシルクロード」と呼ばれ栄えた街です。食、音楽、芸術などさまざまなカルチャーに溢れ、古着街としての知名度もあります。今回は、町田で古着屋の多い北口エリアの古着屋を中心にぶらりとお散歩♪

この記事を参考に、ぜひあなたも町田の古着屋巡りをしてみてはいかがでしょうか?

新しいものを受け入れつつ老舗店も多い

「町田」 

町田駅といえば、小田急線とJR線の乗り換え時間がかかる…なんてイメージはないでしょうか?

バスの利用も多く、交通網が発達しています。かつては、JR町田駅がもっと南側にあった名残りもあり、広範囲にわたって様々な商店街が存在するのが町田です。

「駅前はシャッター閉まってる」という街も多いなか、町田は変わらず活気があり、地元住民の暮らしに寄り添っているような印象。商店街には、古くから営んでいる老舗店も、比較的新しい商業施設も混在していて、そういった雰囲気も「町田は、いろいろある」というイメージにつながっているのかもしれません。

町田近隣に住む人たちが、昔ながらの老舗店を大切にしているからこそ、昔ながらの商店街が息づいています。そんな想いは飲食の世界だけでなく、衣類の分野にも通じるものがあり、町田=古着街として深く浸透したルーツがあるように感じます。

AM11:00~

時代に合わせて着たい服を提案する「DAMAGEDONE」

さぁ、そんな町田の古着を満喫しましょう!小田急改札口北口から出て右方向、線路沿いに歩くと見つかるのが「DAMEGEDONE(ダメージドーン)」。

線路沿いにまっすぐ歩いて徒歩1分で到着!

「DAMAGEDONE」は、1980年代に創業した歴史ある古着店。ここ町田を本店に構え、原宿にある「DAMAGEDONE 2nd」、「DAMAGEDONE 下北沢」、「COUNTER」が系列店としてあります。DAMEGEDONEは2階でモノトーンの旗が目印に。

中に入ると、オシャレに配置された古着や小物がずらり。

むき出しの配管もハイセンス!リアルクローズをテーマに掲げ、定番のアメリカンワークウェアからメゾンブランドの古着までを幅広く展開しています。

10年前からDAMEGEDONEのスタッフとして働き、現在ショップマネージャーの若林さんにお話を伺いました。

若林さん「長年働いてて思うのは、最近は特に流行がなくなってきているということ。ジャンルを問わず“自分の着たいものを自由に着る”というのがひとつの傾向です。男女のボーダーラインも曖昧ですよね。男性がパールネックレス身に着けたり、女性がメンズサイズのTシャツを着こなしたり。」

事実、来店客は、女性も増えているそうです。新品のように状態がよく、いい意味で古着っぽくないのが女性客からの支持を集めているのかも。既製品では見つからない個性的でユニークなアイテムに、目移りしてしまいそう!

新品やアウトレット商品も買い付けているので、セレクトショップ的な一面もあります。雑貨もアメリカンテイストで、見ているだけでワクワク!

若林さん「うちは、古着屋というよりも“輸入屋”といった感じで、いろんなものを置いてます。

例えば、デッドストックで仕入れたアイテムを、業者を使って手を加えてみたり。」

リメイクアイテムは、SNSでも発信しているので、入荷したアイテムはすぐに売れてしまうものもあるのだとか。

若林さん「リメイクアイテムは、自分たちが欲しい形に落とし込んだものを店に置きたい、と思ったのがきっかけです。インポートものは、外国人の身体に合うように作られているので身幅が広かったりサイズ感が違うので、デッドストックのものをリサイズするようになりました。わかりやすいものでいうと、4XLのTシャツを仕入れて、ゆったりとした身幅を残しつつ着丈を70cmにする…といった感じですね。」

そのまま仕入れたものを並べるのでなく、日本で着るスタイルに合わせてサイズ感やディテールを変えているこだわりに情熱を感じます!

若林さん「こちらは、ラングラーのドレスパンツ(通称スタプレ)」です。もとのフレアをテーパードにしたり、フレア丈を調節したりデザインを何パターンか用意しています。」

時代に合わせて着たいものを仕入れたり、お直しをして出しているので、長年人気が続いているのですね。

___

最後に、若林さんにこれからどんなことをしてみたいか、尋ねてみました。

若林さん「色々な場所にDAMAGE DONEを増やしていき、多くの方に認知していただきたいです。中には大きいお店もドーンと出せたら楽しいですね。」

これからのDAMAGEDONEに益々期待です!

▼ DAMEGEDONE 町田

AM12:00~

ランチで休憩ならここ!

本を片手にカルチャーに触れる

「武相庵Library&Hostel」

ランチタイムは、南口エリアへ。

北口の線路沿いを歩き、踏切を渡って、商店街の方に向かいます! 

原町田四丁目商店街は、和菓子舗や精肉店など、駅周辺の中で「老舗」と言われる店が最も多い商店街です。

 人の流れが多いエリアを抜けると、武相庵が見つかりました!

宿泊施設を備えた武相庵では、8時~24時(営業時間短縮要請に伴い現在は10:00~20:00)まで飲食できるカフェ「武相庵Library&Hostel」が併設されています。ここは宿泊者がもちろん、そうでない人も、気軽に立ち寄ることができます。

地域や人とのコミュニケーションが生まれる場所になりたいというコンセプトを掲げ、朝から夜まで集いの場を提供しています。壁面には本がズラリ! 

レトロなボードゲームやカードゲームもたくさん。この空間では、自由に本を読んだりゲームを楽しむことができます。

セルフサービスで注文をオーダーします。ランチタイムはサンドイッチやワンプレートのメニューが中心♪

「チキン南蛮山椒タルタルボウル」はサラダ・スープ付き。

このほか、テイクアウトできる「GRILLED SANDWICHES(クリーミースピナッチ チェダーチーズ)」などのサンドイッチメニューもおすすめとのこと♪ 

本を片手に、ゆったりと過ごしてみるのもいいでしょう。

次回、【古着屋ぶらり旅~町田編~Vol.2に続きます!


エディター:桐生 奈奈子

www.instagram.com/happynanako0111/

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