接続されたブラウザーではサービスの円滑利用ができない場合があります。 安定的なサービスをご利用いただくため、下記のブラウザーをご利用ください。

VintageCity VintageCity VintageCity

アプリを開く
ショップ紹介

【中目黒 if you want】セレクトショップ顔負けの洗練さ!古着屋オーナーの"First" Vintage vol. 8-

1年前閲覧 1,524

中目黒にある古着屋「if you want(イフ ユー ウォント)」は、中目黒の老舗セレクトショップ「OUTPUT(アウトプット)」のSHOP IN SHOPとして古着をはじめセレクトやオリジナルを含む、店主の“好きなもの”だけを集めたお店です。オーナーの岩佐さんにお話を伺いました!

岩佐さんの"First" Vintageを教えてください!

最初に購入した古着は【PUMAのアニマルモチーフのスウェット】

出典:https://aucfree.com/items/e365712670

※写真はイメージです

ーー 初めて購入したお店やエピソードを教えてください!

岩佐さん:「PUMAのカレッジ風のアニマルモチーフのスウェットです。中学生・高校生くらいのとき、地元の長崎の古着屋でよく買い物をしていました。カレッジ風の動物が描かれているスウェットが欲しかったのですが、この1点しかなく、手に入れてからはすごく愛用していたのを覚えています。」

ーー今のお店の雰囲気に通じるセレクトですね!どんなスタイルに古着を合わせていたのでしょうか?

岩佐さん:「スニーカーをポイントにしたコーデが多いですね。きっかけは、一番最初に94年モデルのエアジョーダン1を買ったことです。合わせるパンツはテーパードで少し短い丈を選んでみたりスニーカーに合うスタイルが多いです。」

「if you want」はSHOP IN SHOP型のお店!

中目黒駅から山手通りを大橋方面へ徒歩10分ほどのところにある「if you want」。OUTPUTのショップ・イン・ショップとして岩佐さんの目にかなった古着やセレクト、岩佐さんの作ったオリジナルアイテムが並べられています。

ーーOUTPUTのスペースを借りてお店をスタートさせたのですね。

岩佐さん:「OUTPUTは、15年以上前からある老舗のセレクトショップのお店です。プレスルームのようなギャラリーで、予約制で地方のアパレル業者の方が卸として立ち入ったりすることが多いんです。そこに、自分が気に入った古着やセレクトしたアイテム、オリジナルを置かせてもらっているという感じです。」

センス良く陳列された洋服や店構えは、どちらかというと古着屋さんというよりセレクトショップに近い雰囲気。来店客は30~40代が多く、ゆっくり古着を楽しみたい大人の方にぴったり。

ーーオリジナル商品もあるとのことですが、古着の割合は?

岩佐さん:「古着が8割で、オリジナルと新品のセレクトが1割ずつといった感じです。好きな動物モチーフの刺繍スウェットはオリジナルです。チャンピオンのリバースウィーブのように袖に刺繍を入れるなどこだわりました。」

ここに集まったアイテムは、どれも一貫性があり、岩佐さんの“好きなもの”が強く伝わってきます。

岩佐さんの好きなものといえば、スニーカーもその一つ。季節や気分によって配置やバランスを変えているのだそう。

ユニークなのが、ご近所づきあいで作ったTシャツや、岩佐さんの好きなカレーモチーフのキャップなどオリジナルを豊富に取り扱っている点です。

岩佐さん:「「あじさい」は、この建物のはじっこにある老舗の定食屋さんです。近所の人が買ってくれている隠れ人気商品なんですよ。こういうローカル的なこともしたいなと思っていたので形になって嬉しいです。」

岩佐さんは、趣味のカレー食べ歩きが高じてガイドブックまで出版したほど。

岩佐さん:「カレーモチーフのキャップにはコンセプトがありまして。イメージは80年代のインド人がアメリカに店を出したときに作ったキャップです(笑)。」

サモサやドーサなど、見る人が見ればツボになるカレーモチーフにキュンとしますね!

※サモサ・・・インド料理のひとつでスパイスが入ったスナックのこと。

※ドーサ・・・南インドの伝統料理で、クレープのような料理のこと。

みんながやっていないことを。新しい古着屋の形を実現

山手通りに面した通り沿いにあるif you wantは、静かでどちらかというと住み慣れた人が通るような雰囲気。お客さんは、事前予約制のスタイルに。ネットの実物を見てみたいというお客さんの要望に応えるかたちで対応しているのだそう。

ーー下北から中目黒へと場所を変えるときに心配した点はありますか?

岩佐さん:「時代の流れ的に店で買うだけではないと思っていたので立地は気にしませんでした。下北の方が人通りは多いですが、それよりも、オシャレに見せられるかどうかを吟味していたので。その点ではある程度完成されたお店に入る方が好都合でした。」

集客のある土地を選びがちですが、岩佐さんは、セレクトショップっぽい店構えにステイタスを感じたとのこと。if you wantは、他でやってない古着屋を体現しています。

古着初心者におすすめしたいのは国選ビンテージデニム!

ーー岩佐さんが古着初心者におすすめしたいアイテムとは?

岩佐さん:「ここでしか買えないのが国産ビンテージデニムです。BIG JONHやEDWINのほか、本格国産ジーンズの第一号と言われるCANTON(キャントン)も充実しています。状態のいいデニムや、珍しいブランドはすぐ売れます。」

イチオシという国産ビンテージデニムは、お店の奥の方に控えめに陳列してあるのがなんとも奥ゆかしい。腰をおろして、1本ずつじっくり見てみたくなってしまいます。

海外のスケーターが履いている「メフィスト」も必見!

スニーカーのラインナップも他で見かけないデザインが充実しています。

 

岩佐さん:「フランス発のコンフォートブランド「MEPHISTO(メフィスト)」は、日本だとウォーキングシューズとして展開していてまだ認知度が低いのですが、海外では有名なブランドとコラボしてたりポピュラーなんです。海外のスケーターが履いているというので注目したいですね。NIKEのようにエアーが入っているんですよ。」

でも1つ1つの商品について深い知識で答えてくださいました。岩佐さんから話しかける接客スタイルは取らないとのことですが、質問しないのはもったいないかもしれませんね。

ーー今後の展望は?

岩佐さん:「趣味のカレーだったり古着だったり、いろいろなことをリンクさせて、人が会いに来てくれる場所が作れたらいいなと思っています。」

if you want

〒153-0042

東京都目黒区青葉台3丁目22-1目黒ハイツ107

TEL:03-5704-7127

営業時間:月~土曜日 12:00 ~18:00

定休日 : 日曜日

カレーの食べ歩きInstagram:currybusy

https://www.instagram.com/currybusy/


エディター:桐生奈奈子 

Instagram:@happynanako0111

https://www.instagram.com/happynanako0111/

フォトグラファー:Kenya Shiina

写真はもちろん、クリエイティブ映像作家としても活動。

MVや企業PVをメインに多彩なジャンルの映像を制作している。

Instagram:@kenya_shiina

https://www.instagram.com/kenya_shiina/

いいね コメント

コメント

コメントがありません。