接続されたブラウザーではサービスの円滑利用ができない場合があります。 安定的なサービスをご利用いただくため、下記のブラウザーをご利用ください。

VintageCity VintageCity VintageCity

アプリを開く
ショップ紹介

【無人古着屋624(ロクニーヨン)】地元民に愛される地域密着型の無人古着屋!古着屋オーナーの"First" Vintage vol. 43-

8ヶ月前閲覧 751

今回ご紹介するのは、VIntage.Cityで初めて紹介する無人古着屋【無人古着屋624(ロクニーヨン)】。管理栄養士が副業で営む無人古着屋は、大阪の北摂エリアで1番リーズナブルなお店を目指し、地域に愛される古着屋として注目されています。オーナーの川津さんにお話を伺いました!

川津さんの"First" Vintageを教えてください!

最初に購入した古着は【2nd STREETで購入したRalph Laurenのシャツ】

ーー 初めて購入したお店やエピソードを教えてください!

川津さん:「18歳のときに2nd STREETで買ったRalph Laurenのシャツです。高校生だった当時、お金がなかったので予算内でいろいろな洋服にチャレンジできる古着屋さんに行くようになりました。古着屋は、グリズリーさんなどもよく行きますが、個人古着屋に行くことが多いです。やっぱり無人古着屋は頻繁にチェックしてしまいますね。」

行動力の早さが秀逸!ひらめいた1ヶ月後には無人古着屋をオープン!

ーー古着屋をはじめた経緯を教えてください。

川津さん:「新卒で、母親のすすめで国家資格のある管理栄養士になりました。勉強して国家資格を取得したにもかかわらず、なってみたら、他の業種に就職した友達より給料が低かったんです。それがすごく悔しくて…。それで周りと違うビジネスを始めてみんなを見返したいと思い、副業をしようと決意しました。話すとビックリされるのですが、開業届は思いついたその日に出してきました。それが6月24日だったので、店名もその日を忘れないように「無人古着屋624」と名付けています。お店の看板を見るたび、メラメラと闘志を燃やして開業届を出した当時を思い出します。」

ーー思い立ったその日に副業をスタートさせたのですね。

川津さん:「そうなんですよ。その前から少しAmazonで家電を売ったり、中古スニーカーを売ったりしていたので物を売ることのハードルが低かったんです。開業届を出した後はメルカリShopsを3年くらい続けて、それから2022年9月に「無人古着屋624」をオープンしました。ちなみに624という店名は2023年の4月からはじめたバスケットボールのオンラインショップにもついているんですよ。」

ーーなぜ無人古着屋を始めようと思ったのでしょうか?

川津さん:「テレビのニュースで無人古着屋の存在を知り、これならできそうと思ったのがきっかけです。1ヶ月ほど準備してお店をスタートさせました。

自分自身も洋服はゆっくり自分のペースで見たいタイプなので、お店を出すなら無人古着屋がいいなと。実際、1点ずつ時間を気にせず試着してくれている方が多いので嬉しいです。」

ーー日中は管理栄養士の仕事をしていると思うのですが、一日のスケジュールを教えてください。

川津さん:「基本的に週5日は管理栄養士のお仕事をしています。管理栄養士は、病院に勤務し、患者一人ひとりの病状に合わせて、病気の治療や予防を目指して、患者さんへの食事や栄養の指導を行っています。管理栄養士として6年目になりますが、仕事の流れや繁忙期がわかってきたので、日中仕事している以外の時間を他の事業に充てることができています。

一日のスケジュールとしては、朝5時くらいに起きて、古着屋に行ってレジ締め・古着の補充・店内のレイアウトを整えたりして、帰ってからネットショップの出品発送業務を行います。その後8時くらいに管理栄養士として出社するという感じです。」

ーーおひとりでやられているのでしょうか?

川津さん:「妻と学生のパートさんなど全部で4人で運営しています。レジは、ラーメン屋さんの食券風なものがあるのでそちらで管理しています。カメラがあって入店するとケータイに通知がきて、そのときに当番制でチェックするという感じです。」

ーー無人古着屋を始めて何が一番大変だと感じましたか?

川津さん:「仕入れですね。まだ始めたばかりなので、仕入れ業者さんに軽蔑されているところはあるのかなと。まだまだ勉強中ですが、いい仕入れ業者さんとも出会うことができました。レイアウトを変えるだけで違った雰囲気になるとアドバイスをいただき、同じ古着でも頻繁にレイアウトを替えるようにしています。仕入れ業者さんには、感謝していることの方が多いです。」

狙っていた立地が大当たり!地域学生に愛される地元密着型の古着屋に

ーー無人古着屋に来店されるお客様はどんな方でしょうか?

川津さん:「周りに中学校高校、大学があり放課後に学生の人が多く来店してくださります。たまり場のようになっている感じですね。」

ーーどんなものを買っていかれますか?

川津さん:「当店は15畳ほどの敷地に500点ほど古着を置いています。学生さんが多いので、THE古着みたいなものが売れます。90年代の古着やストリート系のもの、ゲームシャツなどです。他にも0円古着があってSNSにアップしてくれるお客さんがいらっしゃったり。」

ーーそれは利益ゼロってことでしょうか?

川津さん:「買取はしていないのですが、知り合いから譲ってもらった古着などを0円にしています。こちらは広告費とみなして“0円で古着を売ってるヤバイ古着屋”という感じでSNSなどで面白がってくれたり、広まってくれたらいいなと。他のアイテムも95%が3000円以下で購入できます。古着だけでなく、トースターなどレトロな家電やポップなアメリカ雑貨なども取り扱っています。」

ーーほとんど3000円以下というのは驚きです!学生のお客様がお小遣いの中でファッションを楽しめる価格設定ですね!

川津さん:「嬉しいのは、高校のときに初めて来店されて、今大学生になったお客さんが、見るからに垢抜けていったことです。当店の古着でオシャレに目覚めていってくれて嬉しいです。そんな人が一人でも増えたら嬉しいですね。」

ーー平日は学生たちの来やすい放課後が混雑している印象がありますが休日はどうですか?

「休日で、セールを行っているときはオープン前から人が待ってくれているときもあります。午後、店頭に立ち寄るときがあるのですが「安くしてや」なんて声を掛けられるときもあるんですよ。」

無人古着屋というと、接客がないので無機質な感じがしますが、放課後の集いの場になったり、商店街帰りのおばちゃんが立ち寄ってくれたり、地域密着型の古着屋という雰囲気が伝わってきました!

ーー無人古着屋をはじめるときにこだわったことは?

川津さん:「開店前は、大阪のほぼ全部の無人古着屋をくまなくチェックしました。一番こだわったのは立地です。

いくつか物件の候補があったのですが、駅前だと家賃が難しい、国道沿いだと自転車が留められないなどいろいろな角度からふるいにかけてここに決めました。ここは、スーパーや商店街があること、周りに学校がたくさんあるので駅からは離れていますが人通りが多いです。また、駐車場があり自転車が留められるスペースがあることも決め手です。」

土地勘があったとのことですが、一日中人の流れを観察してから場所を決めたそうです。

オーナー川津さんのおすすめ古着!!

ーー売れているアイテムやおすすめアイテムを教えてください!

川津さん:「よく売れているのは、ゲームシャツですね。学生のお客さんが多いので、自分好みというよりも来店客の対象年齢にマッチしたアイテムが多いです。」

川津さん:「当店はナイロンジャケットやスタジャンのサイズ・カラバリ・種類が豊富です。ノーブランドのUSA製で1000円から手に入れることができますよ。他もほとんど3000円以下なので、いろいろなファッションに挑戦したい方にもおすすめです。」

ーーこれから挑戦したいことはありますか?

川津さん:「メンズアイテムだけで展開しているのですが、ユニセックスで着こなせるため女性のお客様も半分ほどいらっしゃいます。今後は、レディース専門の無人古着屋も展開していけたらと思っています。まずは、年内に結婚式があるので、ひと段落してから、新しいことに挑戦したいですね。」

ーー最後に一言あればどうぞ!

川津さん:「無人古着屋は、アパレル経験ゼロで、接客が苦手な方でも、決断力と行動力さえあればできると思います。また、メルカリShopsなど運営していて少しずつ古着屋を大きくしていきたい方にオススメです!」

好きなことで忙しくしているのが好きだという川津さんはとても生き生きとしていました。ショップオーナーとしてのキャリアも管理栄養士としてのキャリアも磨きつつ、まずは年内の結婚式準備も。公私ともに順風満帆な川津さんのご活躍を期待しています!

無人古着屋624(ロクニーヨン)

大阪府高槻市川添2丁目6-1

営業時間:月~日 10:00-21:00

電話番号:080-6211-8962

Vintage.City:


エディター:桐生奈奈子

Instagram:@happynanako0111

いいね コメント

コメント

コメントがありません。