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ショップ紹介

古着屋巡り大阪編Vol.2~中崎町・東住吉区・堺市編~

1年前閲覧 4,334

都会から一歩離れた街でゆったりお買い物できる古着屋をご紹介♪

大阪エリアの古着屋巡り第二弾は、大阪のド定番な古着エリアからは少し外れたとっておきの古着屋をピックアップ!オシャレエリアにある中崎町の古着屋から、ミリタリー専門店や、商店街の中にある破格プライスの古着屋、そして古民家に店を構える古着屋まで、知ればきっと足を運びたくなる珠玉の古着屋をご紹介します!

古着屋巡り大阪編Vol.1~アメ村・堀江編~はこちらから✓

[目次]

・ OnebyOne

中崎町エリアにある秘密基地のようなお店。

日本で2番目にフレンドリーな古着屋って…?

・ 古着屋Gold

大阪市東住吉区に古着屋が?

店内はミリタリーアイテムの宝庫!

・ 雑貨きっか〜500円古着〜

堺市、鳳本通商店街の中にある古着屋。

アウターからTシャツまで、古着が1枚300円!?

・ anti knovm

堺市東区北野田にある古民家の古着屋とは?

オーナーのユニークなTwitterが人気の秘訣。


オシャレエリア中崎町で他にないアメカジ古着を!【OnebyOne(ワンバイワン)】

梅田にある中崎町は、レトロで情緒溢れる店が軒を連ねるエリア。こぢんまりとしたお洒落なカフェやレトロな喫茶店も多く、古着屋も密集しています。2階にある古着屋「OnebyOne」は、1階に人気のハンバーガー屋さんがあり、そのついでに立ち寄りやすい立地です。

2021年5月に古着屋をオープンさせた「OnebyOne」のオーナーさん、店長の岩田さんにお話をうかがいました!

お二人の関係性は?

オーナーさん :「仕事の先輩・後輩です。仲間たちと、仕事が終わってから集まれる“たまり場のような場所を作りたくて。二人とも古着が好きだったので古着屋をはじめたんです。」

お店はメンズとレディースのフロアに分かれています。取り扱っている商品は、アメリカ古着がメイン。人気のラルフローレンやゲームシャツなどカレッジ風のアイテムも豊富です。

レンガ調の壁、アメリカの国旗を意識したマットなど、アメリカ古着のスタイルに合わせた内装にセンスを感じます。

レディースの買付けも男性の二人で行っています。

レディースは、ヨーロッパヴィンテージを意識したものから、グランジのきいたロック調のTシャツなど、二人がいいと思ったものを自由に仕入れています。

自分たちで壁の色を塗ってみたり、什器を製作したりもしているのだとか!雰囲気がレディースとメンズでガラッと違います。

アメカジテイストなイエローのラックも、二人で作ったのだそう!

インスタグラムには“日本で2番目にフレンドリーな古着屋”と書いてありましたが、2番目にした理由は?

オーナーさん: 「“一番”よりも埋もれないかなと思って(笑)。興味を持ってもらえたら満足です!」

お二人の軽快なトークからは、フレンドリーな雰囲気が伝わってきます。中崎町エリアではプライス面でも負けないので古着初心者さんの相談などにも乗ってもらえそう!

仕入れのこだわりはありますか?

オーナーさん:「僕たちから見て、カッコいい・可愛いと思える服を揃えています。最近の古着屋さんを見ていると、個性がなくなってきたと感じています。そもそも、他の人と違う服を手に入れたくて古着に興味を持ったはずなのに、気が付けば、ブランド名で古着を選んでる古着屋さんが多くなってきてるなと感じていて…。もちろん、流行ってるブランドの服を置けば売れるんですけど、デザインや質感で選んでほしいという思いがあるんです。」

人気のNIKEやRalph Laurenもいいけれど、もっと他の古着の良さも知ってほしい…根っからの古着好きな人なら“刺さる”のではないでしょうか?売れる服を仕入れるのでなく、独自の好きな世界観を取り入れたラインナップには、強い思い入れを感じずにはいられませんでした。他で手に入らないようなバンドTやゲームTなど、スペシャルな一点ものの古着を見つけてみてはいかがでしょうか♪

OnebyOne(ワンバイワン) 中崎町

住所:〒530-0015 大阪府大阪市北区中崎西4丁目1−7 

電話番号:06-6356-7448

営業時間:

月~金曜日 午後 01:00 - 午後 08:00

土・日曜日 午後 12:00 - 午後 08:00


見たことないミリタリー服にワクワク!【古着屋Gold】

「古着屋Gold」は、大阪市東住吉区、御堂筋線の西田辺駅から徒歩7分の場所にお店を構えています。近くには長居公園があり、卸屋さんが多い地域で、古着屋としてお店を運営しているショップはあまりみかけません。「古着屋Gold」も、最初はオンライン販売の倉庫として、ここを利用したのがはじまりです。

金、プラチナの買取をしていたことに由来して名づけられた「古着屋Gold」。オンライン販売時に、「実物を見たい」というお客さんのために店をあけていました。それが次第に増えていき、2022年3月に路面店としてリニューアルしました。

店内にはミリタリー服がぎっしり!ショップのオーナーである山田さんは、来た人みんなが「今までに見たことのないミリタリー服」に感動してくれるのもうれしいし、それをお客さんと共有できるのが楽しみになっているといいます。

長年の努力によって築かれた人脈により、海外にいる外国人バイヤーが仕入れる独自ルートを持っている「古着屋Gold」は、他では見つからないユーロミリタリー、ヴィンテージレザー、アメカジまで一点物のヴィンテージアイテムがたくさん。中には、1930年代のミリタリーアイテムも!

古着屋Goldに置いてあるアイテムの魅力や特徴について、山田さんにお話をうかがいました!

ミリタリーアイテムの魅力とは?

山田さん:「ミリタリーのおもしろいところは、軍隊によって特徴が全然違うところです。例えば、ヨーロッパの寒い地域はジャケットが厚手だったり、裏にシープスキンや、ムートンが貼ってあったり、暑い地域の軍隊は、迷彩柄が明るくなっていたり。ミリタリー服は、ファッション性より実用性を重視しているんですよ。」

レザーも地域によって特性があるのですか?

山田さん: 「レザーも地域に関係があるんです。フランスのレザージャケットはラムスキン。ラムレザーはやわらかくてしっとりしてて、スタイリッシュに着ることができるし、スウェーデンはゴートレザーで作られてます。きめ細かな革が特徴です。またUS物は分厚い牛皮を使っているので重たいなど国によって変わってきますね。」

レザーは、取り扱いにも注意が必要。臭いをなくすために洗濯して、状態を良くしていくのも古着屋・ヴィンテージアイテムの醍醐味だと語ります。

来店されるお客さんから、人気の高いアイテムはどれですか?

山田さん: 「フランス軍のM64のカーゴパンツが毎日売れるほど大人気。やや細身のシルエットで、履きやすいからかな。ハーフパンツにリメイクしたものも、夏に向けておすすめです!」

カーゴパンツのハーフパンツは、あまり見かけないので人気が出そうです。女性が着ても素敵ですね!

迷彩柄もかなり充実しています。

山田さん: 「こちらは、ローデシア軍(南アフリカの小さな国)のミリタリージャケットです。イギリス領でイギリス軍が作ったものですが、イギリスっぽい、フラッシュカモというペンキをぐしゃっとした感じや、暑い国の特色として薄い緑が多いんですよ。」

一つ一つの説明に、思わず聞き入ってしまいます。こんな違いを知ると、“ミリタリー沼”にハマっていくのが納得できます。もっと聞いてみたくなる…!

これからお店として挑戦してみたいことはありますか?

山田さん: 「夏に向けて、ミリタリー服に合うシルバーアクセサリーやバンドTシャツなども仕入れていきたいです。せっかく接客できるので、迷彩服の苦手意識のある方に、着こなしの提案ができたら楽しいかなと思ってます。」

山田さんの話を聞いていると、ミリタリー服の持つ機能性や魅力がより引き立ちます。「古着屋Gold」に足を運べば、ディープで他にない、お気に入りのミリタリーアイテムがきっと見つかるはず!

古着屋Gold

住所:大阪市東住吉区山坂3-9-18

電話番号:06-7710-3990

営業時間:11:00~19:00 無休


活気ある鳳本通商店街にある! 【雑貨きっか〜500円古着〜】

堺市の西区にある雑貨、古着を扱うお店が「雑貨きっか」。人々が行き来し、気軽に立ち寄れる商店街に古着屋を構えたいという思いで、大阪市内の商店街を探し、たどり着いたのが堺市の鳳本通商店街でした。ここ鳳本通商店街は、地元密着型の個人店が並び、商売の街・大阪として今もなお活気があります。

年齢幅は広く、上は90歳から下は高校生まで、いろいろな人が立ち寄ってくれるのだそう。そして1枚300円、2枚で500円で古着を販売しているお値段の安さに驚き!

「雑貨きっか」のショップオーナーさんにお話をききました。

どうして、安いお値段で販売したのですか?安く仕入れられる理由は?

オーナーさん: 「この商店街に同じような古着屋さんはないのですが、商店街自体は、結構安さで勝負しているお店が多いんです。なので、商店街を盛り上げるという意味でも、プライスは頑張っています。仕入れは、お客さんから買い取りをしているので、安く販売できるということもあります。」

アウターも300円という破格っぷりで、冬は、特にアウターが飛ぶように売れたのだとか。リピーターも多く、30着ぐらいまとめて購入して、一か月ごとに来るお客さんもいるのだそう!

お母さんと中学生の親子連れで複数点購入するなど、まとめ買いも目立つようです。

幅広い年齢層に親しんでもらえるように、店名もわかりやすく「きっか」と考案しました。

雑貨やバッグ、靴下は新品のものも仕入れています。

オーナーさん: 「古着が8割くらいを占めています。前職で古着屋をしていた関係で、雑貨などは、安く仕入れるルートを持っていたんです。」

靴下は3足で300円。内税なので100円均一のお店より安く手に入れることができます!

店内が明るくなるように、可愛い食器、コップなど雑貨類も充実しています。古着だけで販売するよりも、見た目が少しでも華やかになるように陳列しています。

まとめ買いが多いとのことですが、どんなまとめ買いをされますか?

オーナーさん: 「朝着てきた服がしっくりしないとのことで、全身フルコーデを買い替えてお出かけされる方がいました。かかった金額は、洋服5点で1500円もしないくらいです。」

ほかにも、商店街ならではのユニークなエピソードがズラリ!雨が降ってきて肌寒くなり、羽織りものを買って帰る人や、暑かったので半袖の古着を購入し、着替えて出かけるお客様などもいるのだそう!こんな古着屋さんが、自分の街にあると便利ですよね。

今後の展望は?

オーナーさん: 「まずはコロナが落ち着いて、商店街に気軽に立ち寄れるようになってほしいです。また、近所に大学があるので、大学生など若い方が商店街にきてくれると、商店街が活気が出るのではないかと!」

ビックリするくらいのプライスなので、学生さんへのニーズもきっとあるはずです。「雑貨きっか」と、鳳本通商店街の今後の活躍を期待しています!

雑貨きっか〜500円古着〜

住所:〒593-8324 大阪府堺市西区鳳東町2丁202

電話番号:072-349-346

営業時間:10:00-17:30 日曜日定休


靴を脱いでくつろげる!古民家古着屋【anti knovm(アンタイノーム)】

堺市の北野田駅にある「anti knovum(アンタイノーム)」は、流行り廃りのないグッドレギュラーな古着を、靴を脱いで見ていくスタイルの古着屋さんです。北野田駅の周辺は、下町情緒あふれるレトロな街並みが続きます。

2021年10月からオンラインにて古着の販売をはじめたときに自宅からのアクセスがよく、倉庫として古民家を利用したのがきっかけです。オンライン販売時に、「実物を見てみたい」という声が寄せられ、次第に在庫が多くなっていき、2022年5月に、満を持して店舗運営をスタートさせました。

訪ねてくるお客さんは20歳前後が多く、大阪市内のほか、兵庫や京都から足を運んでくる人も!ショップオーナーの谷口さんに話を聞きました。

古民家を改装しないでやってるのはなぜ?

谷口さん: 「改装費用をかけて“こぎれい”にするのもいいですが、レトロで生活感のある空間に、古着を展示していくのも面白いと思ったので。」

確かに、古民家と古着の相性はよさそうです。

古着のジャンルは、アメカジだけでなく、中には、90年代のポールスミスのTシャツから、98年公演のセーラームーンのミュージカルTシャツ、デザイナーズブランドまでなんでもあり!オーナー独自の視点でセレクトしたそれらの古着が、古民家の空間に、違和感なく馴染んでいます。

「こんなTシャツない?」なんて相談すると、倉庫から出してくれることもしばしばなのだそう!ちょっぴり特別感がありますね。

聞くと、谷口さんは、メーカーの会社員をやめて古着屋をはじめたのだとか。

谷口さん: 「学生のときから古着が好きで、リサイクルショップ等で私物を探しているうちに、古着全般の相場観が身についてきました。それで、自分でも古着の販売ができそうだと感じて、少しずつ販売していったのをきっかけに、本業となりました。」

アパレル経験のない中での仕入れなどは苦労されましたか?情報は、どこから手に入れてるんですか?

谷口さん: 「Twitterです。Twitterで調べた情報をもとに、卸業者など幅広く仕入れして偏らないようにしています。」

こんな風に、お茶が出てくる古着屋さんって、結構珍しいですよね!

立ち寄るお客さんは、「こんな古着屋は見たことない、おばあちゃんちに帰ってきたみたい」と言ってくれるそう。さらに、来たら何かしら買って帰る人が多く、かなりの成約率につながっているのだとか!

古民家での店舗営業をスタートして間もないですが、やってて面白いなっていうエピソードはありますか?

谷口さん: 「SNSは、Twitterをメインで活動していますが、Twitterで知り合った人が来てくれることもあります。こんな僕に来てくれるのはありがたいですね。」

集客のアプローチが、古着でなく、店主である谷口さんというのはユニーク!ともすると閉鎖された古民家の空間ですが、中の人のことをわかってるだけで、抵抗なく入店できそうです。こんな点からも、古民家で販売するスタイルがピッタリなのだと感じました。

ほっと癒される古民家の空間で、じっくり古着選びをしてみるのもいいですね!

anti knovm(アンタイノーム)

住所:〒599-8123 大阪府堺市東区北野田440−4

電話番号:070-8387-5287

日~木曜日 13:00-19:00 金土休業


古着屋巡り第一弾では、古着屋激戦区であるアメ村・堀江エリアを、第二弾では、足を伸ばしてでも行きたいユニークな古着屋を紹介しました。思わず訪ねたくなる古着屋ばかり!

今回は、古着屋巡りをしてほしい地域をVintage.Cityの公式Instagramにて募集しました!

公式Instagramも是非チェックしてみてくださいね♪


エディター:桐生奈奈子 

Instagram:https://www.instagram.com/happynanako0111/

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