【petite 武蔵村山】小柄・低身長ガールの強い味方♪148cmのオーナーによるアメリカンレトロで可愛い古着屋
海外古着は小さいサイズを選んでも大きい、丈が長すぎる・・・。好きな服を選べず諦めてしまう。
そんな悩みを抱える古着好きの低身長な女の子達にとって強い味方となってくれるのが、
今回ご紹介する東京都武蔵村山市の古着屋【petite(プティー)】です。
フランス語で”小さい”という意味の【petite(プティー)】。
148cmのオーナーが小柄・低身長の女の子でも楽しめるレトロ可愛いロマンティックなアメリカ古着を集めたお店です♪
オンラインストア&店舗運営、仕入れ、全てを一人で切り盛りするオーナーの内野あずささんにお話しを伺いました。
古着屋【petite】をオープンされたいきさつを教えてください!
あずささん:この店舗のオープンは2021年12月4日です。古着は高校生の頃から大好きでした。
18歳で上京した後は新品の洋服を扱うアパレルで働きましたが、休日は古着をよく着ていました。
でも、その働いていたお店の服を着ることが年々増えていき、古着から離れた時期もあったんです。
そんな時にお洋服の大量破棄の問題がニュースでも報道されるようになり、昔は古着が好きだったのに今は手頃なお洋服を着て同じようなことをしている自分にショックを受けたことが、古着屋を始めようと思ったきっかけです。
見た目・デザインの魅力だけでなくサステナブルの視点で古着が注目されていますね。
あずささん:古着の良さを再認識しました。一点物で個性もあり、良いところがたくさんあります。
なぜこの武蔵村山にオープンされたのですか?
あずささん:結婚して武蔵村山にお嫁に来たんです。子どもも2人いるので、家から近くて子ども達の近くにいることが一番の条件でした。
お子様がいる中での独立→古着屋オープンだなんてすごいです♪
あずささん:出産後もすぐに復帰してアパレルで働いていたのですが、このお店を始める直前の職場がすごく忙しく、ほとんど家に居られなくて。
働き方を考えて退職し、petiteをオープンしました。
服への思いと理想のライフスタイルが古着屋だと同時に叶いますね!
あずささん:そうですね!古着屋を始めよう!と思ったのが2020年11月頃で本当に最近のことなんです。
最初はオンライン販売だけだったのですが、実店舗をオープンしたいという願望はずっとありました。
そんな時にたまたま通りかかったら、この物件を掃除している人がいて、”ここでお店をしたいんですけど”と直接話しかけて、貸していただくことになったのが2021年5月頃です。
そして、内装も自分でペンキを塗って準備を進め、2021年12月にオープンしました。
古着のセレクトについて教えてください。
あずささん:古着を好きになった高校生の頃はTシャツにジーンズ、スカートばかりでしたけど、今はワンピースも好きで多く揃えています。
お店の名前が”petite”、フランス語で小さいという意味。
小柄な方が古着屋に来ても諦めてしまうことが多いという声をよく聞いていたので、148cmと小柄なあずささんによる小柄の方に向けた古着屋というpetiteのコンセプトがすごくいいな、と思いました。
あずささん:この店舗で取り扱う古着は近所に住む地域の方が実際に着られる服が多いですが、オンラインストアは低身長の方に向けた古着を紹介しています。
ビッグTシャツなど低身長だから楽しめるコーディネートもあるよ、と古着を楽しんでもらいたいです。
オンラインショップの文章を書くときには、「148cmの私が着てみたところ」という感想を追加しています。
petiteオンラインストアでは148cmのあずささんの着用時の丈感サイズ感がわかるのが特長!
ウエストの位置や丈がわかりづらいワンピースもこの通り!
着用した感想は購入やコーディネートの上でとても大切ですよね!
あずささん:”私も身長が低いのでわかりやすいです”と言ってくださることも多いです。
そして、結構正直に書いています。
”これはもうちょっと身長が高い方にお勧めです。”と書いて148cmの私より少し背が高い方であれば似合うな、と判断していただけると思います。
身長が小さいからこそ似合う古着というのはありますか?
あずささん:私は個人的に個性的なデザインや見た目の模様・プリントの柄が好きです。
カラフルなものも好き。
花柄、チェック柄、幾何学模様など、小さい人だからこそインパクトのある柄も取り入れやすいと思います。
カラフルなワンピースは夏だからこそチャレンジしてみてほしいです!
オンラインストアで購入される方は全国にいらっしゃいますか?
あずささん:そうですね。全国各地の方が購入してくださっています。
素材がさらっとやわらかくて着心地の良さにもこだわっているので、実物を見ずに買い物をするオンラインでも安心していただけると思います。
まさに、全国の小柄な方の救世主的な古着屋ですね!
店内は服だけでなく可愛い小物・雑貨も多く夢のような空間ですね♪
あずささん:ノートやメモ帳、レターセット、ステーショナリーは私自身が大好きなので置いています。古いアメリカのカントリー調も好きなので、布製の昔のカレンダーやタペストリーを集めています。
ハンドメイドのアイテムも多いですがこちらはどなたの手作りのものですか?
あずささん:私はハンドメイド作家の活動もしているので、繋がりがたくさんあり、10名のハンドメイド作家の方の作品をお預かりして販売しています。
お客様は若い方も多いでしょうか?
あずささん:小学生の子も一人で来たりしますよ!
大量生産とは違う可愛い文房具やポーチを持つことは子どもにとってすごく大きなことなので、こんなお店が近所にあったら通っちゃいますね。
あずささん:小学生の娘がお友達をたくさん連れて遊びに来るんです。笑
小学生から90代のおばあちゃままで来てくださるので、地域柄・場所柄に合わせて受け入れやすいお値段にしています。
だから子どもが欲しいアイテムも充実しているんですね!
あずささん:絵本を置いて子どもサイズの椅子とテーブルのコーナーも作りました。子どもたちが遊びに来たときにここでゆっくり過ごしてくれてもいいですし、親子でお買い物に来てくださった時に、ママがお買い物をしている間、お子様が遊んで待っていられるスペースになります。
最後に、古着屋をオープンして約半年が経った今現在の感想を教えてください!
あずささん:東京都で唯一電車が通っていない市が武蔵村山市なので、このお店に一歩入って来てくれて、可愛い♪と言ってくださるだけで私はとても満足しています。
地域の方に楽しんでもらえるのが、オープンして良かったと思う一番のことです。
このお店に来て、おでかけ気分になってもらえたら嬉しいです。
petiteのお店も、古着のセレクトも、ハンドメイド作品も、全てがあずささんの優しいお人柄そのものの温かみを感じます♪
近所の方は是非店舗に遊びに行ってみてください!
そして、全国の古着好き小柄・低身長ガールはオンラインストアをチェックしてみてくださいね!
petite
"petite" プティー(トゥ)
意味は"小柄"小さな"
『148cmの小柄な私の小さなお店』
住所:東京都武蔵村山市学園3丁目31-1
商店街無料駐車場より徒歩3分
水曜休み
Open時間は曜日や月毎に変わるので、instagramで確認してから行くのがお勧めです♪
instagram:https://www.instagram.com/usedclothing___petite/
エディター:上月マキ
Instagram:@__maki_k
フォトグラファー:白永崇大
ファッションスナップを中心にアーティスト写真、ライブフォトなどを撮影する傍ら、YouTubeチャンネルのカメラマンを担当するなど多岐に渡って活動中。
Instagram:@takahiro_shiranaga.jpg